「IT前提経営」が組織を変える デジタルネイティブと共に働く
1,980円 (1,800円+税)
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内容紹介
「IT前提経営」とは、「デジタルネイティブが中心となる時代において、適切なITを経営に導入することでビジネスを最大化するとともに、そこに関わる顧客や従業員を含む全てのステークホルダーを幸せにする経営の概念」を意味し、以下の6つの要素から成ります。
1. デジタルネイティブ理解
2. ノマド・ワーク
3. モビリティの向上
4. デジタルマーケティングの適切な運用
5. IoT×ビッグデータ×AI
6. クラウドサービスの適切な導入
このIT前提経営の考え方は、企業経営だけにとどまらず、教育現場や行政機関にも多くの示唆を与えます。
本書では、いまや喫緊の課題となったテレワークやオンライン授業をはじめ、さまざまなIT活用にいち早くチャレンジし、大きな成果を上げてきた著者が、具体的なエピソードを多数示しながら、その知見を丁寧に解説します。
書誌情報
- 著者: 高柳 寛樹
- 発行日: 2020-03-27
- 最終更新日: 2020-03-27
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 144ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社Digital
対象読者
IT,デジタルネイティブ,ノマド・ワーキング,テレワーク,ビッグデータ,AI,モビリティ,デジタルマーケティング,クラウドサービス,学校,教育,アジャイル,自動車,サプライチェーン,EV,M&A,インターネット,ビッグデータ,オンライン授業,自動運転に興味がある人
著者について
高柳 寛樹
1976年東京生まれ東京育ち。長野県白馬村在住。立教大学社会学部社会学科卒業後、同大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了。(修士・社会学)。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科/特任准教授(社会学部メディア社会学科・兼担)、アロワナパートナーズ株式会社/代表取締役、ガーディアン・アドバイザーズ株式会社/パートナー、株式会社ウェブインパクト/代表取締役、SNOWTECH/Co-Founder 兼 Senior Official Evaluatorなどを兼務。大学在学中にTECHベンチャーを起業したのを皮切りに実業家として複数の会社経営を経営しつつ、一貫して大学に関わり2002年から立教大学を中心に教鞭をとる。専門はデジタルネイティブ分析を中心に展開する情報社会論、情報産業論、メディア技術論など。大学ではスタートアップストラテジー、リーディング産業論、観光地域などの講義を担当する。IT前提経営®︎の提唱者であり、大手企業経営陣へのIT前提経営アドバイザリー(TDMA : Tech Driven Management Advisory)の提供には定評がある。
目次
第1章 IT前提経営の6大要素
- 1.1 IT前提経営の定義
- 1.2 デジタルネイティブ理解
- 1.3 クラウドサービスの適切な導入
- 1.4 ノマド・ワーク
- 1.5 モビリティの向上
- 1.6 デジタル・マーケティングの適切な運用
- 1.7 IoT×ビッグデータ×AI
第2章 「IT前提」の時代における経営
- 2.1 インターネットによる情報技術(IT)の大衆化
- 2.2 現代におけるIT前提経営の本質
- 2.3 あるものは使う:開発会社の独占的地位の崩壊
- 2.4 国内でIT前提経営がつまずく事例
- 2.5 ITに対する正しい評価力を持つこと
- 2.6 IT前提経営における発注
- コラム:M&AとIT前提経営
第3章 企業・学校・役所のIT前提経営
- 3.1 ノマド・ワーク:ライフスタイルのパラダイムシフト
- 3.2 モビリティの向上
- 3.3 テレ・サイエンス
- 3.4 ビッグデータと教育
- 3.5 ITに抵抗する組織
- 3.6 苦手意識:英語とITの類似点
- コラム:アメリカ先住民社会におけるIT前提経営
第4章 自動車とIT前提経営
- 4.1 同時多発的社会受容
- 4.2 ITと自動車の接点
- 4.3 車が電動化する意味
- 4.4 テクノロジーの民主化:覆る社会構造