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内容紹介
群論の古典!
本シリーズは、大学教育において扱われる数学の中から特に重要で興味深いと思われるテーマを抽出し、その基礎概念ならびに応用の点について様々な観点から掘り下げた解説を行う。A5判でありながら側注をもうけ、立体的に理解できる。
第1巻は、群論の古典ともいうべき「シローの定理」を取り上げる。群論は、抽象的概念の強い分野だが、その利用例は幅広く、情報科学はもとより、物理、化学など幅広い分野に応用されている。
本書は、「シローの定理」にスポットをあて、より深い理解を目指して学ぶことができる。章末には、演習問題の詳細な解答を掲載し、より具体的に理解出来るよう工夫してある。授業で学んだが、今ひとつ理解できかねている読者やより深く理解して研究に使えるようにしたい読者には最適の書である。
書誌情報
- 著者: 佐藤 隆夫
- 発行日: 2015-04-10 (紙書籍版発行日: 2015-04-10)
- 最終更新日: 2015-04-10
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 172ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
群論,有限群,共役類,変換群に興味がある人
著者について
佐藤 隆夫

1979年生まれ,横浜市出身.2006年3 月,東京大学大学院数理科学研究科数理科学専攻博士課程修了.現在,東京理科大学理学部第二部数学科講師.専門は代数的位相幾何学.博士(数理科学).