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内容紹介
本書は、実際にアーキテクチャを設計するための具体的なスキルとして設計原則や開発プロセスと対応付けながら、アーキテクトの最も基本的な素養としてのソフトウェアパターンを丁寧に解説している。ソフトウェアアーキテクト育成ための理論と実践という観点でバランスのとれた書籍であり、独習書として実務家にも最適である。
書誌情報
- 著者: 本位田 真一, 深澤 良彰(監修), 鷲崎 弘宜, 丸山 勝久, 山本 里枝子, 久保 淳人(著)
- 発行日: 2018-03-23 (紙書籍版発行日: 2007-12-25)
- 最終更新日: 2018-03-23
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 257ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
ソフトウェアパターン,ソフトウェア開発,オブジェクト指向,デザインパターンに興味がある人
著者について
本位田 真一
1978年 早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程 修了
1978年 株式会社 東芝
現 在 国立情報学研究所 教授・東京大学大学院情報理工学系研究科 教授 工学博士
深澤 良彰
1983 年 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了
現 在早稲田大学理工学術院教授 工学博士
広くオブジェクト指向技術を中心としたソフトウェア工学の研究・教育に従事.
鷲崎 弘宜
2002 年 早稲田大学助手
2003 年 早稲田大学大学院博士課程情報科学専攻修了 博士(情報科学)
2004 年 国立情報学研究所助手
2005 年 総合研究大学院大学助手
現 在国立情報学研究所助教・総合研究大学院大学助教
著書 『ソフトウェアパターン入門~基礎から応用へ~』(共著,ソフトリサーチセンター,2005年),『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門』(共著,ソフトバンクパブリッシング,2004年),『Domain Oriented Software Development: Perspectives and Practices』(分担執筆,Taylor and Francis,2002年).
訳書 『ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発』(共訳,翔泳社,2006年).
ソフトウェア工学の研究と教育に従事.特に,コンポーネントベース開発,アスペクト指向開発,モデル駆動開発,ソフトウェアパターン,アジャイルプロセス,ソフトウェアメトリクスに興味.他の活動に,東京大学非常勤講師,早稲田大学非常勤講師,情報処理学会ソフトウェア工学研究会幹事,同研究会パターンワーキンググループ幹事,日科技連SPC研究会第22年度ソフトウェア工学演習コース主査など.いつも励ましてくれる家族に感謝します.
丸山 勝久
1993 年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
1993 年 NTTソフトウェア研究所
1999 年 NTTコミュニケーションズ株式会社メディア技術開発センタ
2000 年 立命館大学理工学部情報学科助教授
2003 年 カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員
2004 年 立命館大学情報理工学部情報システム学科助教授
2005 年 文部科学省学術調査官
現 在立命館大学情報理工学部情報システム学科教授
ソフトウェア工学の研究と教育に従事.特に,ソフトウェアリファクタリング,プログラム解析,ソフトウェア再利用,オブジェクト指向開発,コンポーネントベース開発,プログラム自動合成の研究に従事.情報処理学会ソフトウェア工学研究会幹事など.博士(情報科学).最近,オープンカーを購入し,息子とのドライブを楽しんでいる.
山本 里枝子
1983 年 早稲田大学理工学部電子通信学科卒業
1983 年 株式会社富士通研究所
現 在 株式会社富士通研究所ソフトウェア&ソリューション研究所主席研究員
富士通株式会社コーポレートIT推進本部主席部長(VMT担当)
著書 『UMLによるオブジェクト指向開発実践ガイド』(共著, 技術評論社,1999年)
ソフトウェア工学の研究開発に従事.コンポーネント,ソフトウェアパターン,モデル駆動開発,ソフトウェアテスティング,ビジネスプロセスモデリング,サービス指向開発などの技術開発と実践を担当.ビジネスアプリケーション開発現場の効率化に結びつく技術全般に興味を持つ.東京農工大学非常勤講師,早稲田大学非常勤講師,他.情報処理学会ソフトウェア工学研究会幹事.情報処理学会山下記念研究賞受賞.いつも支えになってくれる夫と息子に感謝します.
久保 淳人
2006 年 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
現 在早稲田大学基幹理工学部助手
ソフトウェアパターンおよびモデル検証を中心としたソフトウェア工学の研究に従事.
目次
第1部 導入編 ソフトウェアパターンの概念とライフサイクル
- 第1章 ソフトウェアパターンの概念
- 第2章 パターンの抽出
- 第3章 パターンの利用
第2部 基本編 パターンによる実践的ソフトウェア開発
- 第4章 ソフトウェアパターンの広がり
- 第5章 パターン指向開発
- 第6章 アーキテクチャパターン詳説
- 第7章 デザインパターン詳説
- 第8章 デザインパターン実践
- 第9章 リファクタリング実践
第3部 応用編 オブジェクト指向開発におけるパターンの深化
- 第10章 デザインパターンと設計原則
- 第11章 オブジェクト指向フレームワークとデザインパターン
第4部 まとめ編 パターンの組織展開と未来
- 第12章 パターンの事例と組織導入
- 第13章 パターンのこれまでとこれから