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内容紹介
本書では統計学の解析法を使って結論を引き出した後についてくる、「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」が何に起因するのか、その要因を探っていく。「科学哲学」を使うことで、統計解析ソフトのブラックボックス化した中身について数式を極力使わずに詳述。統計学の背後にある思考の枠組みまで掘り下げ、より深く統計学を理解することを可能にしている。統計的な仮説検定まで学んできた読者の学び直し、そして統計を使い始めた初学者にとっても理解力の向上につながる充実の一冊。
書誌情報
- 著者: 森元 良太
- 発行日: 2024-09-18 (紙書籍版発行日: 2024-09-18)
- 最終更新日: 2024-09-18
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 196ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
統計,帰納,誤差論的思考,集団的思考,帰無仮説有意性検定,有意性検定,仮説検定に興味がある人
著者について
森元 良太
2003 年3月 慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了
2007 年3月 慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得後退学
2014 年3月 哲学博士(慶應義塾大学)取得
2014 年4月 北海道医療大学 講師
2019 年4月 北海道医療大学 准教授
主要著書『進化論の射程』(共訳,春秋社,2009年)『進化論はなぜ哲学の問題になるのか』(共著,勁草書房,2010年)『ダーウィンと進化論の哲学』(共著,勁草書房,2011年)『科学哲学』(共訳,春秋社,2011年)『科学哲学入門』(共著,慶應義塾大学出版会,2013年)『確率の出現』(共訳,慶應義塾大学出版会,2013年)『生物学の哲学入門』(共著,勁草書房,2016年)『オッカムのかみそり』(単訳,勁草書房,2021年)『生物学者のための科学哲学』(共訳,勁草書房,2023年)