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製品開発を成功させる実現性予測法

近代科学社

2,640円 1,320円 (1,200円+税) 《特価》

製品開発の現場では、最初の発想や企画は良かったものの期待どおりの性能が出ないといった悩みが付きまといます。本書ではこうした諸問題に対し、強力に支援してくれる実現性予測法の理論と実例を解説しています。

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内容紹介

製品開発の現場では、最初の発想や企画は良かったものの期待どおりの性能が出ないといった悩みが付きまといます。他にも、設備投資したいが様々な要求項目に振り回されて選択が難しい、プロジェクトの実現性が予測できない、という場面にも遭遇します。本書ではこうした諸問題に対し、強力に支援してくれる実現性予測法の理論と実例を解説しています。

書誌情報

  • 著者: 中沢 弘
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2023-07-28
  • バージョン: 1.4.0
  • ページ数: 204ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 近代科学社

対象読者

製品開発,プロジェクト,フィージビリティスタディ,実験計画法,デザイン,正規分布,感性評価,直交表,トレードオフ,SWOT分析,標準偏差,設計に興味がある人

著者について

中沢 弘

本名 中澤 弘。1938年生まれ。早稲田大学名誉教授、工学博士。専門は設計論、精密工学、リーダーシップ論。
1961年に早稲田大学第一理工学部卒業。新三菱重工(現三菱重工)技師。早稲田大学理工学部助手、専任講師、助教授、マサチューセッツ工科大学客員研究員を経て早稲田大学理工学部教授。
1999年に社会人エンジニアをリーダーに育てる少人数教育機関「中沢塾」を設立。
2001年に早稲田大学を早期退職して中沢塾に専念。
2010年に中沢塾を閉校。総合的評価法「情報積算法」(本書では「実現性予測法」に進化)および開発手法「中沢メソッド」(本書では「デザインナビ」と改称)の発明者。
主な著書:『情報積算法』(コロナ社)、『精密工学』(東京電機大学出版局)、『Principles of Precision Engineering』(Oxford University Press)、『充実した人生を送るためのライフスタイル』(インプレスR&D、Amazonで販売)他多数。論文多数。精密工学会名誉会員。受賞歴:精密工学会「蓮沼記念賞」、日本機械学会「設計工学・システム部門業績賞」。

目次

第1部 実現性は予測できる

第1章 実現性予測法のできるまで

  • 1.1 従来の予測法
  • 1.2 実現性予測法が発明された経緯

第2章 実現性予測法

  • 2.1 実現性を測れる尺度が求められている
  • 2.2 実現確率
  • 2.3 公理によるシステムの実現性の評価
  • 2.4 機能的要求とデザインレンジ
  • 2.5 システムレンジの求め方
  • 2.6 コモンレンジ係数
  • 2.7 実現性予測法
  • 2.8 パラメーターの種類とシステムレンジ
  • 2.9 感性評価を組み合わせた実現性予測法
  • 2.10 システム実現確率
  • 2.11 付録:正規分布表

第2部 最強の製品開発ツール

第3章 デザインナビ

  • 3.1 デザインナビの意義
  • 3.2 デザインナビ実施のプロセス
  • 3.3 性能の予測
  • 3.4 デザインレンジが正の一定値の場合
  • 3.5 入出力の関数関係を実現したい場合
  • 3.6 パラメーターの選び方
  • 3.7 デザインナビの特長
  • 3.8 付録:直交表L18

第4章 デザインナビによる開発例

  • 4.1 射出成形機の改良
  • 4.2 歯科用エアグラインダーの開発
  • 4.3 ガスタービン部品の研削加工の生産性向上
  • 4.4 コーティング工具の開発
  • 4.5 手洗いの例(作業の最適化)
  • 4.6 安定化電源回路の設計

第3部 プロジェクトの実現性を予測する

第5章 プロジェクトの実現性予測

  • 5.1 フィージビリティスタディとは
  • 5.2 新しいフィージビリティスタディのプロセス
  • 5.3 プロジェクトの実現性を検討する分野
  • 5.4 未来予測

第6章 商品開発プロジェクトの実現性予測

  • 6.1 シーズ、ニーズから入る商品開発プロジェクト
  • 6.2 現在の製品から入る商品開発プロジェクト
  • 6.3 ビジョンから入る商品開発プロジェクト
  • 6.4 商品開発プロジェクトのフィージビリティスタディ

第4部 正しい発想法

第7章 発想法

  • 7.1 認知バイアスと対症療法的発想に注意しよう
  • 7.2 情報収集と正しい価値基準
  • 7.3 正しい発想法1:メタコンセプト発想法
  • 7.4 正しい発想法2:トータル設計の発想法
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