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内容紹介
MITで大人気の講義テキストの第3版。「深さよりも広さを」というコンセプトで、多くのトピックに対して簡潔なイントロダクションが与えられており、問題を捉えるためのプログラミング的なものの考え方や、プログラミングモデル作成の方法、データから情報を抽出するためのをプログラム手法を習得することができます。
プログラミング初心者だが問題解決のために計算機を用いたアプローチを理解したいと考えている読者にも、経験豊富なプログラマでモデリングやデータ探索のためのプログラミングを学びたい読者にも有意義な一冊です。
書誌情報
- 著者: John V. Guttag(著), 久保 幹雄(監訳), 麻生 敏正, 木村 泰紀, 小林 和博, 斉藤 佳鶴子, 関口 良行, 鄭 金花, 並木 誠, 兵藤 哲朗, 藤原 洋志, 古木 友子(訳)
- 発行日: 2023-01-31 (紙書籍版発行日: 2023-01-31)
- 最終更新日: 2023-01-31
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 503ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
Python,プログラミング,アルゴリズム,データ,最適化,確率,統計,シミュレーション,Pandas,機械学習,データサイエンスに興味がある人
著者について
John V. Guttag
1971年にブラウン大学で英語の学士号を、1972年にブラウンから応用数学の修士号を取得。
1975年にトロント大学でコンピュータサイエンスの博士号を取得。
1975~1978年に南カリフォルニア大学の教員を務め、1979年にMITの教員に就任。
1993年~1998年まで、MITの電気工学およびコンピュータサイエンス学科のコンピューターサイエンス担当副頭部を務め、1999年の1月から2004年の8月まで、その部門長を務める。
現在の研究は高度な計算技術を医学に応用することに集中している。有害な医療事象の予測、治療に対する応答の予測、非侵襲的なモニタリングおよび診断ツール、遠隔医療が含まれる。また、スポーツ分析、財務分析、ソフトウェア無線、ソフトウェアエンジニアリング、機械定理証明、ハードウェア検証などの分野で、研究、出版、講義を行っている。(MITのWebページより)
久保 幹雄
専門は,サプライ・チェインならびに組合せ最適化早稲田大学理工学研究科修了,博士(工学).早稲田大学助手,東京商船大学助教授,ポルト大学招聘教授などを歴任,現在東京海洋大学教授.代表的な著書として,『離散構造とアルゴリズムIV』近代科学社,『巡回セールスマン問題への招待』朝倉書店,『組合せ最適化とアルゴリズム』共立出版,『ロジスティクス工学』朝倉書店,『実務家のためのサプライ・チェイン最適化入門』朝倉書店,『ロジスティクスの数理』共立出版,『メタヒューリスティックスの数理』共立出版,『サプライ・チェイン最適化ハンドブック』朝倉書店,『サプライ・チェイン最適化の新潮流—統一モデルからリスク管理・人道支援まで』朝倉書店,『あたらしい数理最適化—Python 言語とGurobi で解く』近代科学社などがある.
麻生 敏正
専門は,流通情報システム.埼玉大学大学院理工学研究科修了,博士(工学).現在,東京海洋大学学術研究院流通情報工学部門准教授
木村 泰紀
専門は,集合値解析,非線形解析.東京工業大学大学院情報理工学研究科修了,博士(理学).一橋大学経済研究所助手,東京工業大学大学院情報理工学研究科助手,助教を経て,現在,東邦大学理学部教授.著書として『数学の言葉と論理』(現代基礎数学1),朝倉書店,2008 年(共著)がある.
小林 和博
専門は,数理工学,特に数理最適化.東京大学大学院工学系研究科修士課程修了.日本アイ・ビー・エム(株),東京工業大学大学院博士課程,(国研)海上技術安全研究所,東京理科大学を経て,現在,青山学院大学准教授.博士(理学)
斉藤 佳鶴子
青山学院大学理工学部経営工学科卒,翻訳家.訳書に『マネージング・ザ・サプライ・チェイン』,朝倉書店,2005 年がある.
関口 良行
専門は,最適化理論.東京工業大学大学院情報理工学研究科修了,博士(理学).現在,東京海洋大学准教授.著書に『はじめての最適化』近代科学社,2014 年がある.
鄭 金花
専門は,実務と理論のインターフェイス.韓国語,中国語,英語,日本語間の翻訳に従事.東京海洋大学修士(工学).現在,Log Opt Co., Ltd., CEO
並木 誠
専門は,数理最適化とその応用.東京工業大学総合理工学研究科修了,博士(理学).東京大学教養学部助手,東邦大学講師,George Mason 大学訪問研究員を経て,現在,東邦大学理学部情報科学科教授
兵藤 哲朗
専門は,交通需要予測,交通行動分析,交通調査論.東京工業大学大学院理工学研究科修了,工学博士.東京理科大学助手,東京工業大学助手,東京商船大学助教授,フィリピン大学客員教授などを歴任し,現在,東京海洋大学教授.最近の著書として『土木計画学ハンドブック』,コロナ社,2017 年(共著)がある.
藤原 洋志
専門は,アルゴリズム理論ならびに最適化理論.京都大学大学院情報学研究科修了,博士(情報学).フライブルク大学客員研究員,関西学院大学研究員,電子科技大学招聘副教授,豊橋技術科学大学助教を経て,現在,信州大学工学部電子情報システム工学科准教授
古木 友子
筑波大学大学院システム情報工学研究科修士課程修了.ソフトウエア開発会社にてシステム開発およびPython によるデータ活用の経験を経て,現在,株式会社ビープラウドにてデータ解析などの業務に従事.著書に『Python インタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』,朝倉書店,2020 年(共著)がある.