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組込み開発のための実践的プログラミング

近代科学社

2,970円 (2,700円+税)

AVRへの実装をとおして徹底的に学ぶ!!  本書は,金沢工業大学で長年にわたり組込み教育に関わった著者らが,その経験から得た知見を整理したものである.小規模のマイコンを徹底的に活用する中で,組込みプログラムの基礎技術を学べる構成となっている.

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内容紹介

AVRへの実装をとおして徹底的に学ぶ!!  本書は,金沢工業大学で長年にわたり組込み教育に関わった著者らが,その経験から得た知見を整理したものである.小規模のマイコンを徹底的に活用する中で,組込みプログラムの基礎技術を学べる構成となっている.

独習者,高専,大学の授業,および企業研修での利用を想定しつつ,現役の技術者にも有益なヒントを得られるよう工夫してある.演習問題も数多く配してあり,まさに実践的に学べる.

書誌情報

  • 著者: 鷹合 大輔, 田村 修
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2018-03-31)
  • 最終更新日: 2018-05-29
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 238ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 近代科学社

対象読者

組込みシステム,プログラミング,マイコン,AVR,Arduinoに興味がある人

著者について

鷹合 大輔

1976年生.金沢工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了博士(工学).株式会社テクノマセマティカルIP 開発部研究員を経て金沢工業大学工学部情報工学系講師.

田村 修

1965年生.東京工業高等専門学校電子工学科卒、神戸大学大学院工学研究科修士(電子工学専攻)、有限会社リカージョン取締役.第一級アマチュア無線技士、高度情報処理技術者(エンベデッド・システム・スペシャリスト)、金沢工業大学工学部情報工学系非常勤講師.

目次

目次

序章 この本について

  • 0.1 はじめに
  • 0.1.1 本書の構成
  • 0.1.2 本書の使い方
  • 0.1.3 サポートサイト

1 基礎知識

  • 1.1 組込み機器の構成
  • 1.1.1 組込み機器
  • 1.1.2 マイクロコントローラ
  • 1.1.3 マイコン搭載の回路基板
  • 1.1.4 電子回路の基礎
  • 演習問題
  • 1.2 AVRマイコンのプログラム開発
  • 1.2.1 ATmega88PAマイコン
  • 1.2.2 AVRマイコンボードEMB-88
  • 1.2.3 AVRマイコンのCプログラム開発環境の概要
  • 1.2.4 AVRマイコンのプログラム例,プログラミング時の留意事項
  • 演習問題

2 組込みプログラミング入門

  • 2.1 GPIOポートの使い方1
  • 2.1.1 ポート制御関係のレジスタの設定方法
  • 2.1.2 LED1/2の制御
  • 2.1.3 ブザーの音程制御
  • 2.1.4 LEDとブザーの併用
  • 演習問題
  • 2.2 GPIOポートの使い方2
  • 2.2.1 マトリクスLEDの制御
  • 2.2.2 スイッチの読み取りとチャタリング
  • 演習問題
  • 2.3 周辺機能と割り込み
  • 2.3.1 マイコンの周辺機能とマルチファンクションピン
  • 2.3.2 マイコンの周辺機能と割り込み機能
  • 2.3.3 AVRマイコンのイベント処理について
  • 2.4 ピン変化割り込み機能の使い方
  • 2.4.1 ピン変化割り込み関係のレジスタの設定方法
  • 2.4.2 ピン変化割り込みを使ったスイッチの読み取り
  • 演習問題
  • 2.5 内蔵タイマ機能の使い方1
  • 2.5.1 タイマ関係のレジスタの設定方法
  • 2.5.2 タイマ周期の計算方法
  • 2.5.3 タイマの動作確認
  • 2.5.4 タイマ割り込みの動作確認
  • 2.5.5 タイマ割り込みの活用
  • 演習問題
  • 2.6 内蔵タイマ機能の使い方2
  • 2.6.1 コンペアマッチ出力機能の利用
  • 2.6.2 PWM出力モードの利用
  • 2.6.3 8ビット高速PWM(OC2A)によるLEDの調光
  • 2.6.4 8ビット高速PWM(OC2B)によるブザーの音程と音量調整
  • 2.6.5 8ビット位相補正PWM(OC1A)によるLEDの調光
  • 演習問題
  • 2.7 USARTシリアル通信機能の使い方
  • 2.7.1 シリアルターミナルを使ったマイコンとの通信
  • 2.7.2 USART関係のレジスタの設定方法
  • 2.7.3 EMB-88マイコンボードを使ったUSART通信
  • 2.7.4 送受信の確認
  • 2.7.5 USART割り込みの動作確認
  • 2.7.6 バッファの利用
  • 演習問題
  • 2.8 ADC機能の使い方
  • 2.8.1 アナログ信号のサンプリングと量子化
  • 2.8.2 AVRマイコンのADC回路
  • 2.8.3 ADC関係のレジスタの設定方法
  • 2.8.4 EMB-88マイコンボードでADCを行う前に
  • 2.8.5 ADC動作の確認(ADC5)
  • 2.8.6 ADC完了割り込みの利用
  • 2.8.7 マトリクスLEDを光センサのバーインジケータとして使う
  • 2.8.8 ADC変換結果のシリアル通信
  • 演習問題
  • 2.9 フレームワークベースのアプリケーション開発
  • 2.9.1 フレームワークとユーザ処理
  • 2.9.2 PC用フレームワークの活用
  • 演習問題

3 組込みプログラムの構成法

  • 3.1 時間の管理
  • 3.1.1 イベント駆動
  • 演習問題1
  • 演習問題2
  • 3.1.2 割り込み
  • 演習問題1
  • 演習問題2
  • 3.1.3 スリープモード
  • 演習問題1
  • 演習問題2
  • 3.2 状態の制御
  • 3.2.1 ステートマシン
  • 演習問題1
  • 演習問題2
  • 演習問題3
  • 演習問題4
  • 3.2.2 シーケンス制御
  • 演習問題
  • 3.3 タスクの実行
  • 3.3.1 協調的マルチタスク
  • 演習問題
  • 3.3.2 プリエンプティブ・マルチタスク
  • 演習問題
  • 3.4 システムの保守
  • 3.4.1 運用と更新
  • 3.4.2 開発環境の内蔵
  • 3.4.3 BASICインタプリタの実装
  • 演習問題

付録 Arduino基板の利用

索引

著者紹介

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