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実践Folium Pythonによる地理空間データ可視化入門
1,980円
(1,800円+税)
本書は、Foliumの基本的な使い方から高度なテクニックまでを網羅した実践ガイドです。豊富な図解とサンプルコードで、地図の作成、カスタマイズ、地理データの表示方法を分かりやすく解説します。
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内容紹介
本書は、Foliumの基本的な使い方から高度なテクニックまでを網羅した実践ガイドです。豊富な図解とサンプルコードで、地図の作成、カスタマイズ、地理データの表示方法を分かりやすく解説します。地理空間データの可視化に役立つ様々なテクニックを習得し、データ分析の効率化を図りましょう。初心者から上級者まで、幅広いレベルの読者に対応した内容となっています。
書誌情報
- 著者: 平林 純
- 発行日: 2025-12-05 (紙書籍版発行日: 2025-12-05)
- 最終更新日: 2025-12-05
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 180ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
空間情報,可視化,地理情報,地図,地理データ,Python,同人誌,技術同人誌,技術書典に興味がある人
著者について
平林 純
京都大学大学院理学研究科修了。画像処理技術関連の開発やコンサルティング、科学実験サポートなどを行なう。日本画像学会フェロー。著書に『なんでもPython プログラミング 平林万能IT技術研究所の奇妙な実験(技術評論社)』『信長もビックリ!? 科学でツッコむ日本の歴史 だから教科書にのらなかった(集英社)』『論理的にプレゼンする技術[改訂版]聴き手の記憶に残る話し方の極意(SBクリエイティブ)』『思わず人に話たくなる「確率」でわかる驚きの日本(監修/廣済堂出版)』『史上最強科学のムダ知識(技術評論社)』など多数。ソフトウェアデザイン(技術評論社)に「平林万能IT技術研究所 2ndシーズン」連載中。また、「タモリ倶楽部」「世界一受けたい授業」「明石家電視台」など、数多くのテレビ番組にも出演。
目次
第1章 はじめに
第2章 Foliumについて
- 2.1 Foliumをインストールする
- 2.2 Foliumでマップを作って表示する
第3章 主要な形式の地図を表示する
- 3.1 Foliumで地図を表示してみる
- 3.2 地図(ラスタ)タイル
- 3.3 主要なラスタタイルの方式
- 3.4 XYZ方式の地図タイルを使う
- 3.5 インターネット上で公開されているXYZ方式の地図タイル
- 3.6 TMS方式の地図タイルを使う
- 3.7 WMTS方式の地図タイルを使う
- 3.8 ベクトルタイルを使う
- 3.9 ベースマップとオーバーレイレイヤーの使い分け
- 3.10 ベースマップ無しでオーバーレイレイヤーだけにする
第4章 地図タイルギャラリー
- 4.1 地図タイル情報が提供されているサイト例
- 4.2 衛星画像写真地図を表示する
- 4.3 国土地理院地図を使う
- 4.4 Mapboxのタイルを使う
- 4.5 夜景地図を表示する
- 4.6 世界の古地図(OldMaps Online)を使う
- 4.7 地球の昼地域と夜地域を描く
- 4.8 古地図や空中写真を重ねて表示する
第5章 マップに地理空間情報を表示する
- 5.1 標準マーカーを追加する
- 5.2 標準マーカーをカスタマイズする
- 5.3 マーカーを使って「矢印」マップを描く
- 5.4 円型マーカーを追加する
- 5.5 マーカーをグループに追加して表示・非常時を切り替える
- 5.6 マーカーにタグを付けて表示を切り替える
- 5.7 マーカーを密度に応じてまとめる
- 5.8 マーカーが膨大でも高速クラスタ処理を実現する
- 5.9 ラインを描く
- 5.10 ラインに各頂点の値に応じた色をつけて描く例
- 5.11 ラインに沿って文字を描く
- 5.12 地図の上で半径を指定した円を描く
- 5.13 長方形を描く
- 5.14 ポリゴンを描く
- 5.15 GeoJSONを表示する
- 5.16 GeoJSONをデータ加工して表示する
- 5.17 TopoJSONを表示する
- 5.18 コロプレスマップを表示する
- 5.19 ヒートマップを表示する
第6章 マップ上に画像や動画を重ねて表示する
- 6.1 地図に画像を重ねて表示する
- 6.2 投影変換を行い画像をマップに重ねる
- 6.3 地図に動画を重ねて表示する
第7章 時間軸や別次元を含む多次元情報を地図表示する
- 7.1 タイムスタンプ付きGeoJSONを表示する
- 7.2 ヒートマップを時系列表示する
- 7.3 コロプレスマップを時系列表示する
- 7.4 時間情報が付いたWMTS方式の地図タイルを使う
第8章 マップを活用するUIやレイアウトを設定する
- 8.1 フルスクリーンモードに対応する
- 8.2 Jupyterで表示するマップの大きさを設定する
- 8.3 現在位置ボタンを追加する
- 8.4 地名を検索するバーを表示する
- 8.5 距離スケールを表示する
- 8.6 画像(方位マークなど)を固定表示する
- 8.7 指定した位置の緯度経度を表示する
- 8.8 クリックした場所の緯度経度をポップアップ表示する
- 8.9 クリックした場所の緯度経度をクリップボードにコピーする
- 8.10 クリック地点にマーカーを追加する
- 8.11 マップ上で距離や面積を計測する
- 8.12 マップ上で描いた図形をGeoJSONとしてファイル保存する
- 8.13 マウススクロールでのズーム倍率変更を止める
- 8.14 表示する緯度経度範囲を指定する
- 8.15 オーバーレイがある位置に自動で地図を移動する
- 8.16 レイヤーコントロールを階層的にする
- 8.17 縮小マップを表示する
- 8.18 複数の地図を並べて単独で眺める
- 8.19 ふたつのマップを並べて連動表示する
- 8.20 ふたつのマップを連続的に切り替えて表示する
第9章 JavaScriptやHTMLでカスタマイズする
- 9.1 Foliumがマップを表示する仕組み
- 9.2 独自のHTMLやJavaScriptをマップに「要素」として追加する
- 9.3 マーカーをマップにインタラクティブに埋め込む
- 9.4 サークルをマップ内に生成する
- 9.5 レイヤー透明度をインタラクティブに変える
- 9.6 移動経路をマップ上に記録する
- 9.7 移動経路をGeoJSONでダウンロードする
- 9.8 GeoJSONをアップロードしてマップ上に表示する
- 9.9 移動経路をGeoJSONで記録・表示する
- 9.10 ポップアップにMapbox GL JSを使い歴史地図を表示する
- 9.11 ポップアップにMapbox GL JSを使い3D地図を表示する
第10章 さまざまな応用例
- 10.1 現在地図に過去航空写真を重ねて、透明度をインタラクティブに変える
- 10.2 江戸時代と明治時代の東京地図を現在に重ねる。
- 10.3 Sentinel-1 SAR画像を用いた洪水マッピング
- 10.4 地図タイルをリアルタイム加工して独自のタイルを作る
- 10.5 2D地図と3D地図を並べて表示する
- 10.6 地図上の各場所での統計データを円グラフで描く
- 10.7 風速マップを地図上に表示する
