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ピークレス都市東京

近代科学社Digital

2,420円 (2,200円+税)

本書では、東京に集積する企業の意識の変化、それに伴うワーカーの生活様式の変化によってピークレスな都市が実現するという流れを提示し、その持続や拡大に向けて、企業やワーカーのさらなる変化を促すためには、開発事業者と鉄道事業者がどのように連携していくことが望ましいのかを考察します。

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内容紹介

世界有数の人口集積地であり、様々な経済活動が行われる大都市東京は、様々な機会を生み、豊かなサービスや体験を提供してきました。この集積を支えてきた鉄道網や充実したインフラ、優れた建築や都市空間は、東京の貴重な資産と言えますが、一方で、郊外に暮らし毎日都心に通う従来の一様な働き方は、極端な集中すなわち「ピーク」を生み、朝の通勤ラッシュに代表される弊害も生み出してきました。

本書では、東京に集積する企業の意識の変化、それに伴うワーカーの生活様式の変化によってピークレスな都市が実現するという流れが、コロナ禍を経てある程度具現化できつつあることを提示したうえで、その持続や拡大に向けて、企業やワーカーのさらなる変化を促すためには、開発事業者と鉄道事業者がどのように連携していくことが望ましいのかを考察します。

東京がピークレスな都市へと変革していくために、関係事業者がともに取り組むうえで、本書がその一助となれば幸いです。

書誌情報

  • 著者: 中村 文彦, 三浦 詩乃, 三牧 浩也, 本間 健太郎, 相 尚寿, 北崎 朋希
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2023-03-10)
  • 最終更新日: 2023-03-10
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 136ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 近代科学社Digital

対象読者

コロナ禍,都市工学,働き方改革,オフピーク,ピーク,サテライトオフィス,テレワーク,リモートワーク,鉄道,通勤混雑,MaaS,東京一極集中,緊急事態宣言,オフィス,フレキシブルオフィスに興味がある人

著者について

中村 文彦

東京大学大学院新領域創成科学研究科スマートシティデザイン研究社会連携講座特任教授、工学博士

三浦 詩乃

東京大学大学院新領域創成科学研究科スマートシティデザイン研究社会連携講座特任助教、博士(環境学)

三牧 浩也

東京大学大学院新領域創成科学研究科特任研究員、柏の葉アーバンデザインセンター副センター長

本間 健太郎

東京大学生産技術研究所准教授、博士(工学)

相 尚寿

昭和女子大学人間社会学部専任講師、博士(工学)

北崎 朋希

三井不動産株式会社開発企画部街づくり業務グループ、博士(工学)

目次

第1章 ピークレス都市について

第2章 東京一極集中

第3章 住まい方、働き方、オフィス立地の変化

第4章 企業の変化

第5章 ワーカーの変化

第6章 東京の通勤鉄道の変化

第7章 コロナ禍からの学び

第8章 コロナ禍の3年間の総括と未来への示唆

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