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内容紹介
観察データはバイアスや交絡因子の影響から逃れることができない。これらの影響を最小にする工夫として、従来の疫学的方法論に加え、新しく発展したプロペンシティ・スコア法やカテゴリカルデータ解析法を解説する。医学研究の大きな柱である観察研究—疫学的手法—に携わる読者にとって、必須必携の書である。
書誌情報
- 著者: 柳川 堯
- 発行日: 2016-05-23 (紙書籍版発行日: 2016-05-23)
- 最終更新日: 2016-05-23
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 245ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
医療統計,観察データ,疫学,医学研究,解析に興味がある人
著者について
柳川 堯

1966 年 九州大学大学院理学研究科修士課程(統計数学)修了
1970 年 同校理学博士
1975 年 オーストラリアCSIRO 上級研究員
1977 年 米国立がん研究所客員研究員
1981 年 米国立環境健康科学研究所客員研究員
1982 年 ノースカロライナ大学準教授
1992 年 九州大学教授(理学部)
1993 年 国際統計教育センター(インド)客員教授
1996 年 九州大学大学院(数理学研究院)教授
2004 年 久留米大学バイオ統計センター所長,教授を歴任し
現在,客員教授
日本計量生物学会賞(平成17年)日本統計学会賞(平成19年)日本計量生物学会功労賞(平成23年)
主な著作は以下の通り『離散多変量データの解析』(共立出版,1986)『統計科学の最前線』(九州大学出版会,2003)『環境と健康データ:リスク評価のデータサイエンス』(共立出版,2002)『統計数学』(近代科学社,1990)『バイオ統計基礎:医薬統計入門』(荒木由布子と共著)(近代科学社, 2010)『サバイバルデータの解析:生存時間とイベントヒストリーデータ』(赤澤宏平と共著)(近代科学社, 2010)『看護・リハビリ・福祉のための統計学』(6人の著者の中の一人)(近代科学社, 2011)『医療・臨床データチュートリアル』(近代科学社, 2014)