欠損データ解析の理論と実践 信頼できる推論と意思決定を導く
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内容紹介
欠損値処理について理論から実務まで解説する一冊です。第1部では発生メカニズムや多重代入法などの最新手法を、第2部では大規模データへの適用例など実践的ノウハウを紹介。欠損値処理を推論の妥当性を左右する設計事項と位置付け、組織的な合意形成やガバナンスにも踏み込んだ、実務家向けの包括的ガイドです。
書誌情報
- 著者: 坂本 松昭
- 発行日: 2026-09-04
- 最終更新日: 2026-09-04
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 166
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社Digital
対象読者
欠損値処理,データ前処理,データクレンジング,欠損値,多重代入法,完全情報最尤推定法,FIML,EMアルゴリズム,傾向スコア,R言語,予測モデル,大規模データ分析,データガバナンス,データ基盤,因果推論に興味がある人
著者について
坂本 松昭
三井住友銀行を経て、東京電力に入社。
研究開発、経営企画、マーケティング、組織開発、営業、商品開発、新規事業など、経営中枢から事業の最前線まで幅広い領域を担い、企画・戦略部門の部門長を歴任。子会社代表取締役も務める。
複雑な経営課題を構造化し、実行可能な戦略へと落とし込む、実務領域における戦略立案の第一人者。
東京大学大学院理学系研究科修了 理学修士
政策研究大学院大学修了 公共政策修士
現在 株式会社OGZA代表取締役
情報経営イノベーション専門職大学客員教授
複数企業の経営顧問として、事業改革と成長戦略の策定・実行を伴走支援
AI・DX、データサイエンスを軸に、企業変革、収益改善、事業計画、新規事業開発、マーケティング戦略、組織開発、人材育成までを一気通貫で支援。
これまでに250社を超える企業・組織に携わり、経営とテクノロジー、戦略と実行、人と組織を結びつけながら、現場起点の改革を成果へと導いている。
クライアント企業とともに未来の事業像を描き、持続的な成長の実現を支える、実践知に裏打ちされた経営改革の専門家。
主な著書
『誰がやってもうまくいく!最強の組織づくり』(同友館,2016)
『誰がやってもうまくいく!最強のマーケティングOODA』(同友館,2019)
『基礎から学ぶデータサイエンス講座』(同友館,2020)
『経営マネジメントのための基礎講座』(同友館,2022)
目次
第1章 欠損データメカニズム(Missing Data Mechanism)
第2章 伝統的な欠損値処理方法(Traditional Missing Data Techniques)
- 2.1 リストワイズ法(listwise method)
- 2.2 ペアワイズ法(pairwise method)
- 2.3 平均値代入法(mean imputation)
- 2.4 回帰代入法(regression imputation)
- 2.5 確率的回帰代入法(stochastic regression imputation)
- 2.6 ホットデック法(hot deck imputation)
- 2.7 コールドデック法(cold deck imputation)
第3章 現代的な欠損値処理方法(Modern Missing Data Techniques)
- 3.1 完全情報最尤推定法(Full Information Maximum Likelihood Method)
- 3.2 EMアルゴリズム
- 3.3 多重代入法(Multiple Imputation: MI)
- 3.4 手法間の関係
第4章 Rパッケージと分析ツール
- 4.1 Rパッケージの取得方法
- 4.2 Rパッケージの利用方法
- 4.3 norm
- 4.4 Amelia
- 4.5 mvnmle
- 4.6 EM-Kmeans
- 4.7 計算速度と実行条件
第5章 カテゴリデータの欠損処理と不確実性評価
- 5.1 カテゴリデータの表現と欠損値処理
- 5.2 信頼区間の算出
第6章 理論編のまとめと手法選択の指針
第7章 実践編の全体像と検証設計
第8章 分析対象データと検証方法
- 8.1 擬似データの作成と欠損生成
- 8.2 本分析におけるカテゴリカルデータの数量化と評価
- 8.3 列のグループ化
- 8.4 比較対象とする補完方法
- 8.5 評価方法
第9章 擬似データの分析
- 9.1 基準となる完全データの作成
- 9.2 擬似データの作成方法と結果
- 9.3 変数の選択とグループ化
- 9.4 補完手法の評価結果
第10章 100万件データによる補完手法の実データ検証
- 10.1 100万件データの前処理
- 10.2 100万件データにおける変数選択とグループ化
- 10.3 大規模データ処理への対応
- 10.4 100万件データにおける補完結果
第11章 擬似データ・100万件データ分析の総括と欠損値処理方法の選択指針
- 11.1 欠損値処理方法の選択に関する概観
- 11.2 補完手法間の比較
- 11.3 改良案
