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内容紹介
【応用を見据えた「楕円関数の延長としての超楕円関数論」を提示!】
物理数学,工業数学の知識と現代数学との橋渡しをし,数学科の標準的教育を受けていなくても,超楕円曲線やその上の関数を取り扱えることを目指す一冊。本書では,付録で知識を補うことを前提に,第1・2章に目を通した後,第3章で楕円関数論を,第4・5章でその一般化として超楕円関数論を学ぶ。一方,楕円関数論に親しんでいる読者は,第3章でワィエルシュトラスの楕円関数論に触れた後に,その一般化として第4章,第5章を読み進めることを想定した。第6章では,超楕円関数論の更なる一般化について概観している。
書誌情報
- 著者: 松谷 茂樹
- 発行日: 2024-07-31 (紙書籍版発行日: 2024-07-31)
- 最終更新日: 2024-07-31
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 248ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
楕円関数,超楕円曲線,関数,物理数学,工業数学に興味がある人
著者について
松谷 茂樹
1964年 愛媛県新居浜市生まれ
1988年 静岡大学大学院理学研究科修士課程(素粒子論)修了
1995年 東京都立大学 博士(理学,素粒子論,論文博士)
1988-2015年 キヤノン(株)
2015-2019年 佐世保工業高等専門学校 産業数理 教授
2019年- 金沢大学大学院 教授
専門:曲線論,代数関数論,数理物理,産業数理
著書:『線型代数学周遊——応用をめざして』(現代数学社,2013 年),『ものづくりの数学のすすめ』(現代数学社,2017 年)