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グラフ理論入門(原書第4版)

近代科学社

2,640円 (2,400円+税)

大変長い間好評を得ている「グラフ理論」原書第4版の翻訳で、きわめてわかりやすく説明された入門的教科書である。数学的予備知識を仮定せずに簡明に書かれているので、大学初年級学生でも十分読み進むことができる。

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内容紹介

グラフ理論は、今日では計算機科学だけでなく、電気・電子工学、経営工学等の基礎理論として欠くことのできない重要な概念であり、各分野への広汎な応用がなされている。

本書は、大変長い間好評を得ている「グラフ理論」原書第4版の翻訳で、きわめてわかりやすく説明された入門的教科書である。数学的予備知識を仮定せずに簡明に書かれているので、大学初年級学生でも十分読み進むことができる。

また、いままでの版に比べて、この第4版では全体を通して加筆訂正がなされており、用語も現在通用しているものに変更されている。さらに、多くの演習問題を載せ、その一部には解答も付いている。

書誌情報

  • 著者: R.J.ウィルソン(著), 西関隆夫, 西関裕子(訳)
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2018-11-10)
  • 最終更新日: 2018-11-10
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 266ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: 近代科学社

対象読者

グラフ理論,グラフ,道,閉路,木,平面性,グラフの彩色,有向グラフ,マッチング,結婚,Mengerの定理,マトロイド理論に興味がある人

著者について

R.J.ウィルソン

西関隆夫

1969年 東北大学工学部通信工学科卒業
1974年 東北大学大学院修了 工学博士
現 在 東北大学名誉教授

著書・訳書
グラフとダイグラフの理論(共立出版,共訳,1981)
グラフ理論入門(培風館,共訳,1983)
Planar Graphs: Theory and Algorithms(North-Holland,共著,1988)
離散数学(朝倉書店,共著,1989)
Planar Graph Drawing(World Science,共著,2004)

西関裕子

1983年 国際基督教大学教養学部卒業

目次

第1章 入門

  • §1 グラフとは何か

第2章 定義と例

  • §2 定義
  • §3 例
  • §4 3つのパズル

第3章 道と閉路

  • §5 連結性
  • §6 オイラー・グラフ
  • §7 ハミルトン・グラフ
  • §8 アルゴリズム

第4章 木

  • §9 木の性質
  • §10 木の数え上げ
  • §11 応用の追加

第5章 平面性

  • §12 平面的グラフ
  • §13 オイラーの公式
  • §14 他の種類の曲面上のグラフ
  • §15 双対グラフ
  • §16 無限グラフ

第6章 グラフの彩色

  • §17 点彩色
  • §18 Brooksの定理
  • §19 地図の彩色
  • §20 辺彩色
  • §21 彩色多項式

第7章 有向グラフ

  • §22 定義
  • §23 オイラー有向グラフとトーナメント
  • §24 マルコフ連鎖

第8章 マッチング,結婚,Mengerの定理

  • §25 Hallの「結婚」定理
  • §26 横断理論
  • §27 Hallの定理の応用
  • §28 Mengerの定理
  • §29 ネットワークフロー

第9章 マトロイド理論

  • §30 マトロイドへのいざない
  • §31 マトロイドの例
  • §32 マトロイドとグラフ
  • §33 マトロイドと横断

演習問題の略解

付録

文献

記号一覧

索引

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