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内容紹介
著者らがこれまで積み重ねてきたHCD(人間中心設計)関連の資料と研究成果をコンパクトにまとめた一冊.HCDの基礎から応用までをひと通り解説する教科書的な内容となっているが,「製品開発」に焦点を当てていることが本書の最大の特長.HCDを駆使してユーザに受け入れられるモノづくりをするための手法が,豊富な実例とともに語られている.HCDを学ぶ学生への実践的教科書として,若手開発者・エンジニアの指南書として,さらにはプロジェクトマネジメントに携わる人々の参考書として使える一冊.
書誌情報
- 著者: 福住 伸一, 笠松 慶子
- 発行日: 2021-08-26 (紙書籍版発行日: 2021-08-26)
- 最終更新日: 2021-08-26
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 194ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
人間工学,人間中心設計,HCD,Human,Centered,Design,ISO,JIS,ヒューマンインタフェース,ユーザインタフェース,ユーザビリティ,UX,ユーザエクスペリエンス,インタラクティブシステム,ユーザ要求,ユーザビリティ評価,製品開発,工業デザイン,マネジメント,経営工学に興味がある人
著者について
福住 伸一
国立研究開発法人理化学研究所革新知能統合研究センター研究員
東京都立大学客員教授、公立千歳科学技術大学客員教授
1986 年 慶應義塾大学大学院工学研究科修士課程修了。同年 NEC 入社。2018 年4 月より現職。
工学博士(慶応義塾大学)。認定人間工学専門家、NPO 人間中心設計推進機構認定人間中心設計専門家。
科学技術の社会受容性の研究、ヒューマンインタフェースの心理学的・生理学的研究および人間中心設計プロセス関連の研究開発に従事。
日本人間工学会理事、人間工学専門家認定機構長、ヒューマンインタフェース学会理事・監事を歴任。
2014 年度はこだて未来大学客員教授。
ISO TC159(人間工学)/SC4(ヒューマンシステムインタラクション)国内委員会主査および国際エキスパート。
ISO/IEC JTC1/SC7(ソフトウェアエンジニアリング)Quality-in-use(利用時品質)国際エディタ。
2020 年よりISO TC159/SC4-ISO/IEC JTC1/SC7 Joint Working Group28(CommonIndustry Format for usability:ユーザビリティのための産業共通様式)国際WG 共同議長。
笠松 慶子
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科教授
青山学院大学大学院理工学研究科経営工学専攻博士前期課程修了。
青山学院大学理工学部経営工学科助手、情報テクノロジー学科助手、産業医科大学生態科学研究所人間工学教室助手、金沢工業
大学情報フロンティア学部心理情報学科講師・准教授、首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース准教授を経て、現職。
博士(工学)。ユーザエクスペリエンスに基づいたプロクトデザイン研究、デザインのための人間工学の活用手法、心理・生理特性を考慮した働き方研究、人間中心設計プロセス関連の研究開発に従事。
日本人間工学会理事、日本人間工学会アーゴデザイン部会幹事、日本人間工学会感性情報処理・官能評価部会部会長。東京都立大学リサーチコアserBOTinQコア長。