関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
*この商品はHCDライブラリーの0巻にあたる内容です。
【「人間中心設計(HCD)」初めての入門書!】
人間中心設計とは、ユーザビリティ、ユーザエクスペリエンス(UX)、デザイン思考の共通の基盤となる考え方。インダストリアル、インタラクション、エクスペリエンス等の各デザイン分野が注目するデザイン思考である。
本書は節が見開きで構成されており、図表をたくさん配置して直感的に理解できる。また、具体的事例を数多く取り上げそこからも学べるよう工夫。大変分かりやすく、はじめてこの分野に接する読者必携!
書誌情報
- 著者: 黒須 正明, 八木 大彦(編), 山崎 和彦, 松原 幸行, 竹内 公啓(編著)
- 発行日: 2023-04-01 (紙書籍版発行日: 2023-04-01)
- 最終更新日: 2023-05-31
- バージョン: 1.6.0
- ページ数: 194ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
HCD,UX,ウェブデザイン,ユーザビリティ,UI,インタフェースデザイン,ヒューマンセンタードデザイン,ヒューマンインタラクションに興味がある人
著者について
黒須 正明
1978年早稲田大学文学研究科博士課程単位取得満期退学、日立製作所に入社し、中央研究所で日本語入力方式やLISPプログラミング支援環境などの研究開発に従事。1988年デザイン研究所に移り、インタラクションデザイン、ユーザビリティ評価の研究に従事。1996年に静岡大学情報学部情報科学科教授として赴任し、ユーザ工学を体系化。2001年文部科学省メディア教育開発センター教授として赴任。現在は、放送大学教授。ユーザ工学の立場から経験工学(XE)、感性体験、人工物ライフサイクルなど、人間と人工物の適切な関係のあり方というテーマに取り組んでいる。また、2015年まで、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構の機構長をつとめた。
著書には『ユーザ工学入門』(1999年、共立出版、共著)、『ユーザビリティハンドブック』(2007年、共立出版、共著)、『コンピュータと人間の接点』(2013年、放送大学教育振興会、共著)、『HCDライブラリー第1巻 人間中心設計の基礎』(2013年、近代科学社)、『研究者の省察』(2015年、近代科学社)などがある。
八木 大彦
1962年京都工芸繊維大学卒業、同年株式会社リコー入社、デザイン部門で商品デザイン担当。1963年、第4回機械デザインコンクール通産大臣賞。1969年9月〜12月、日本貿易振興会昭和44年度短期デザイン研究員として北米の市場調査。1990年「MMC(Man Machine Communication)推進室」を設立、全社啓蒙活動を推進。1997年にリコーを退職。2000年、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科教授、ユーザーセンタード・デザインを専門として担当。2007年3月、同大学退職、名誉教授に就任。2003〜2008年、北海道教育大学大学院非常勤講師。現在人間中心設計推進機構監事。
著書には『テクノロジー・ウォッチング』(1993 年、新曜社、共訳)、『人を賢くする道具』(1996年、新曜社、共訳)他がある。
山崎 和彦
京都工芸繊維大学卒業、神戸芸術工科大学博士課程修了。クリナップ工業デザイン室、日本IBMデザインセンター、玉川大学非常勤講師を経て、2007年より千葉工業大学教授。加えて現在は、京都工芸繊維大学・非常勤講師、人間中心設計機構・副理事長、Smile Experience Design Studio代表。専門はユーザーエクスペリエンス、プロダクトデザイン、ユーザーセンタードデザイン、情報デザイン、デザイン戦略等に関連する研究および実践。著書には「使いやすさのためのデザイン」(2004年、丸善出版、共著)、「プロダクトデザイン」(2009年、ワークス、共著)、「情報デザインの教室」(2011年、丸善出版、共著)、「エクスペリエンス・ビジョン」(2012年、丸善出版、共著)他がある。「HCDライブラリー」(近代科学社)編集委員。
松原 幸行
阿佐ヶ谷美術専門学校プロダクトデザインコース卒。1976年〜1983年パイオニア、1983年〜2004年富士ゼロックスに勤務。フリーを経て2006年にキヤノンへ入社。総合デザインセンターに所属し2015年に退職。また、教員として1998年〜2004年青山学院大学大学院非常勤講師を勤める。その他、TC159 SC4/WG6に所属しISO 13407規格制定に参加(1999年発行)、ISO/IEC 24755エディター(2007年発行)、2004年に人間中心設計推進機構の設立に参画し、同年より理事、2012年より副理事長を担当。2015年より事務局長を担当し現在に至る。アウォード表彰委員会委員長、SF映画SIG主査を兼務している。
著書には「ヒューマンインタフェース」(1998年、オーム社、共著)、「ユーザビリティハンドブック」(2007年、共立出版、共著)、「SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン」(2014年、丸善出版、共訳)、他がある。「HCDライブラリー」(近代科学社)編集委員。
竹内 公啓
グラフィックデザイナー。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒。株式会社セップ、フレイムグラフィックス、日本IBMユーザーエクスペリエンス・デザインセンターを経て2009年よりフリーランス。CIおよびVI、モーショングラフィックス、ブックデザイン、インタフェースデザインなど、媒体を問わずビジュアルデザイン全般を多数手がける。『HCDライブラリー』シリーズ(2013年?、近代科学社)、『エクスペリエンス・ビジョン』(2012年、丸善出版)、『インタフェースデザインの教科書』(2013年、丸善出版)、『情報デザインのワークショップ』(2014年、丸善出版)などのブックデザインを担当。PUBLIX DESIGN代表。