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内容紹介
プログラミングを習得する一番効率的な方法、それはゲームを作りながら学ぶこと。
文法だけを学んでも、何に、どうやって使うかわからないままでは、きちんとプログラミングを覚えたとは言えません。
本書の特徴は「プログラミング学習に最適なPythonを使って」、「ゲームを作りながらプログラミングの実践的な考え方を身に付けられる」ことです。
PART1では「Pythonの基礎知識」を学び、PART2ではその知識をもとにpygameを使って「ゲームを作る」2つのパートで構成されています。
「いきなりゲームを作るなんて難しそう!」
そう感じる人もいるかもしれませんが大丈夫。
まずは、サンプルコードを真似しながら手を動かしてプログラムが動くことを実感してみましょう。
Pythonに詳しいやさしいカエルくんがしっかり丁寧に教えてくれます。
サンプルファイルもダウンロードできるから、自分で書いたプログラミングが動かないときもしっかりサポート。
プログラミングで一番大切なことは、命令をたくさん覚えることでも、エラーなく正しく書くことでもありません。
もちろんそれらも大事。でも一番は、「自分で考えたアイデアをカタチにする」ことなんです。
「ゲームってこうやって作るんだ」「シューティングゲームってこうやって動いていたんだ!」
新しい発見をしながら学習した知識は、しっかり身に付きます。
自分で考えたゲームやアイデアを形にできる瞬間は、とても楽しいですよ。
「プログラミングには興味があるけど、どうやって勉強したらいいんだろう?」
「何度も挑戦してるけど難しくて脱落してしまった……」
そんなふうに考えているプログラミング入門者、Python入門者にぜひ手に取っていただきたい1冊です!
【本書で作るゲーム】
PART1ではPythonの基礎を学びながら「体重と身長を入力してBMI値を出す」簡単なアプリのようなものを作っていきます。
PART2ではpygameをインストールして、
・「衝突判定を使ったアクションゲーム」、
・「ボール反射を利用したブロック崩しゲーム」、
・「集大成のシューティングゲーム」
など本格的なゲームを作っていきます。
作れるゲームが増えていくことで感じる「できた!」という達成感は、まるでゲームをクリアしたときのような快感にも似ていますよ。
【本書の特徴】
・ゲームを作りながらPythonとプログラミングの基本が学べる
・Pythonに詳しいカエルくんがやさしく教えてくれる
・『お手本のコードを真似して書く』→『動かす』の積み重ねで知識が定着、しっかり身に付く
・ダウンロードできるサンプルファイルつき
書誌情報
- 著者: 森 巧尚
- 発行日: 2021-06-25 (紙書籍版発行日: 2021-06-25)
- 最終更新日: 2021-06-25
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 288ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
森 巧尚
パソコンが登場した『マイコンBASICマガジン』(電波新聞社)の時代からゲームを作り続けて約40年。現在は、コンテンツ制作や執筆活動を行い、また関西学院大学、関西学院高等部、成安造形大学の非常勤講師や、プログラミングスクールコプリの講師など、プログラミングに関わる幅広い活動を行っている。
著書に『楽しく学ぶ Unity2D超入門講座』(マイナビ出版)、『楽しく学ぶ Unity3D超入門講座』(マイナビ出版)、『作って学ぶ iPhoneアプリの教科書~人工知能アプリを作ってみよう!~』(マイナビ出版)、『楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑』(マイナビ出版)、『Python2年生 スクレイピングのしくみ』(翔泳社)、『動かして学ぶ!Vue.js開発入門』(翔泳社)、『Python1年生』(翔泳社)、『Java1年生』(翔泳社)、『なるほど! プログラミング 動かしながら学ぶ、コンピュータの仕組みとプログラミングの基本』(SBクリエイティブ) 、『小学生でもわかるiPhoneアプリのつくり方』(秀和システム)など多数。
目次
PART 1 Pythonを学ぼう
CHAPTER 1 Pythonってなに?
- 1.1 Pythonを始めよう
- 1.2 Pythonのインストール
- 1.3 IDLEでPythonに触れてみよう
- 1.4 最初の命令はprint
- 1.5 ファイルを作ってプログラミング
CHAPTER 2 プログラムの基本1 順次、変数
- 2.1 プログラムの3つの基本 順次、分岐、反復
- 2.2 順次 上から順番に、実行する
- 2.3 変数
- 2.4 データ型
- 2.5 ユーザーからの入力はinput
- 2.6 inputと計算でアプリを作ろう!
CHAPTER 3 プログラムの基本2 条件分岐、ランダム
- 3.1 分岐 もしも~だったら、○○する
- 3.2 ランダム コンピュータのサイコロ
- 3.3 if文とランダムでアプリを作ろう
CHAPTER 4 プログラムの基本3 反復、たくさんのデータ
- 4.1 たくさんのデータはリストに入れて使う
- 4.2 反復 同じ処理をくり返す
- 4.3 range くり返す範囲を決める
- 4.4 リストでアプリを作ろう
CHAPTER 5 プログラムをまとめる 関数、ループ
- 5.1 関数 仕事をひとまとめにする
- 5.2 モジュールで分割
- 5.3 ループ 条件を満たす間くり返す
- 5.4 関数とループでアプリを作ろう
PART 2 ゲームを作ろう
CHAPTER 1 pygameで絵を描こう
- 1.1 pygameでゲームを作ろう
- 1.2 pygameの基本
- 1.3 図形や、文字、画像を描こう
- 1.4 グラフィックスを動かそう
CHAPTER 2 キーやマウスで動かそう
- 2.1 キーで絵を動かそう
- 2.2 マウスで絵を動かそう
- 2.3 ボタンを作ろう
CHAPTER 3 画面の切り換えで紙芝居
- 3.1 1ページを1つの関数にまとめる
- 3.2 一本道の紙芝居
- 3.3 枝分かれの紙芝居
CHAPTER 4 衝突判定でアクションゲーム
- 4.1 キャラクターを上下左右に移動する
- 4.2 他のRectとの衝突判定
- 4.3 複数のRectとの衝突判定
- 4.4 ワナをたくさんばらまく
- 4.5 ワナと衝突したらゲームオーバー
- 4.6 ゴールと衝突したらゲームクリア
- 4.7 追いかけてくるオバケ登場!
CHAPTER 5 ボールを反射してブロック崩し
- 5.1 ボールをバーで打ち返す
- 5.2 ボールが画面の下に移動したら、ゲームオーバー
- 5.3 ブロックをたくさん並べる
CHAPTER 6 ブロック崩しから、シューティングゲームへ
- 6.1 自機を左右に移動
- 6.2 UFOが落下する
- 6.3 自機とUFOが衝突したら、ゲームオーバー
- 6.4 弾とUFOが衝突したら、UFOが消える
- 6.5 星を降らせて、スコアを追加
APPENDIX 巻末付録 Pygameリファレンス
- Pygameの命令一覧
- 色の名前リストプログラム