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数理統計の基礎
3,080円
(2,800円+税)
理系の大学1~3年生を対象とする数理統計学の教科書である.統計学を概説し,記述統計の基本的な手法,データの変動を表現する確率変数の概念とその性質,推測統計の考え方などを解説する.最後に,回帰分析の考え方とその理論的背景について述べる.
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内容紹介
理系の大学1~3年生を対象とする数理統計学の教科書である.統計学を概説し,記述統計の基本的な手法,データの変動を表現する確率変数の概念とその性質,推測統計の考え方などを解説する.最後に,回帰分析の考え方とその理論的背景について述べる.
書誌情報
- 著者: 阪本 雄二
- 発行日: 2025-03-07
- 最終更新日: 2025-03-07
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 238ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社Digital
対象読者
ワイブル分布,ロジスティック分布,予測値,目的変数,無作為抽出,母平均,平均,分散,標準偏差,バートレット検定,独立,チェビシェフの不等式,説明変数,スターリングの公式,残差,寄与率,共分散,期待値,回帰直線,ウェルチの近似に興味がある人
著者について
阪本 雄二

大阪大学大学院基礎工学研究科卒
神戸大学准教授
目次
第1章 統計学とは
- 1.1 記述統計
- 1.2 推測統計
- 1.3 データサイエンス
第2章 データの要約
- 2.1 データの種類
- 2.2 度数分布
- 2.3 分位数と箱ひげ図
- 2.4 代表値
- 2.5 散らばりの指標
- 2.6 形状の指標
- 2.7 2変量データ
- 2.8 最小二乗法
- 2.9 3変量データ
第3章 確率変数
- 3.1 確率と確率変数
- 3.2 離散確率変数と連続確率変数
- 3.3 期待値と分散
- 3.4 歪度と尖度
- 3.5 代表的な離散確率変数
- 3.6 代表的な連続確率変数
第4章 多変量確率変数
- 4.1 2変量離散確率変数
- 4.2 2変量連続確率変数
- 4.3 一般の2変量確率変数
- 4.4 期待値と共分散
- 4.5 期待値と共分散の性質
- 4.6 条件付き期待値
- 4.7 代表的な2変量確率変数
- 4.8 多変量確率変数
第5章 確率変数の変換と積率母関数
- 5.1 連続確率変数の変換
- 5.2 多変量確率変数の変換
- 5.3 確率変数の和の分布
- 5.4 積率母関数
第6章 標本分布
- 6.1 母集団と標本
- 6.2 無作為標本
- 6.3 標本分布の概念
- 6.4 正規母集団からの統計量の分布
- 6.5 二つの正規母集団からの統計量の分布
- 6.6 大標本における標本分布の近似
第7章 統計的推定
- 7.1 点推定
- 7.2 区間推定の基本概念
- 7.3 色々な信頼区間
- 7.4 推定量の構成法
- 7.5 推定量の評価法
第8章 仮説検定
- 8.1 導入例
- 8.2 基本的な概念
- 8.3 母平均の検定
- 8.4 母分散の検定
- 8.5 母比率の検定
- 8.6 最強力検定
第9章 複数の母集団の平均と分散の推測
- 9.1 母平均の差の推測
- 9.2 母分散の比の推測
- 9.3 多数の母平均の比較
- 9.4 多数の母分散の比較
- 9.5 要因実験
第10章 複数の比率の推測
- 10.1 一つの母集団内の二つの比率の差
- 10.2 二つの母集団の比率の差
- 10.3 比率の適合度検定
- 10.4 独立性の検定
- 10.5 推定量を伴う適合度検定
第11章 変量関係の推測
- 11.1 相関係数の推測
- 11.2 単回帰モデルと最小自乗推定量
- 11.3 単回帰における区間推定と検定
- 11.4 重回帰モデルと最小自乗推定量
- 11.5 寄与率
- 11.6 回帰係数の検定