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関連書籍
本書は『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP第2版(1) 環境構築編』『同(2) 入門編』『同(3) 実践編』の全3巻のうちの第1巻になります。他の巻も販売中です。
※本書計3巻を元にラトルズ社から紙の書籍が発売になりました。こちらもぜひお買い求めください。
ラトルズ
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内容紹介
本書は、FuelPHPの入門シリーズ『はじめてのフレームワークとしてのFuelPHP 第2版』の第1巻です。
FuelPHPは、先行する多くのフレームワークを参考に、PHP 5.3の機能をフルに活用しゼロから開発されたフレームワークです。最初からMongoDBやRedisをサポートし、RESTfulなコントローラをすぐに作成できる最先端のフルスタックなフレームワークです。しかも、シンプルで覚えやすく、かつ、軽量高速です。
本書は、FuelPHPの入門書であると同時にPHPフレームワークの入門書です。本書のテーマは、フレームワークを使ったことのないPHPユーザの方が、FuelPHPを使いこなせるようになることです。そのために開発をサポートするための開発環境の構築を丁寧に説明しており、フレームワークの基本から学習できるように構成されています。この第1巻では、主に開発環境の構築を扱います。
本書の初版が出版されたのは、2012年7月。FuelPHP 1.0がリリースされて約1年後のことでした。初版の対応バージョンは1.2。それから、2年の歳月が流れ、FuelPHPのバージョンも1.7.2に上がっています。その間に、FuelPHPの知名度は飛躍的に向上し、今では日本での4大PHPフレームワークの1つとして定着した感があります。実際の現場でもFuelPHPの利用は増加しており、FuelPHPと記載されている求人情報を目にすることも多くなりました。
改訂にあたっては、初版で古くなった部分の更新に止まらず、様々な変更や加筆を行いました。使用するIDEをより初心者の方が扱いやすいであろうNetBeansに変更し、開発環境の構築に新たにVagrantを使った方法も追加しました。
本書で学習されたみなさんが、FuelPHPを気に入り、使いこなせるようになり、Webアプリケーションを楽しく作成できるようになることを願っています。
(「はじめに」より抜粋)
書誌情報
- 著者: 鈴木憲治
- 発行日: 2014-04-17
- 最終更新日: 2014-10-25
- バージョン: 1.1.0
- ページ数: 129ページ(A4PDF版換算)
- 対応フォーマット: EPUB, PDF
- 出版社: 達人出版会
対象読者
フレームワークを使っていないPHPユーザ、またはPHPで使えるフレームワークを検討している人
著者について
鈴木憲治
FuelPHPまとめWiki管理人。プログラマ。PHP5技術者認定上級試験認定者。1999年より日常的にGNU/Linuxを使っている(現在、Ubuntuユーザ)。Namazu Project、zaurus-ja、Usagi Projectなどさまざまなオープンソースプロジェクトに関わる。FuelPHPをPHPの3大フレームワークの1つにしようと画策している。著書に『PHP逆引きレシピ 第2版』『CodeIgniter徹底入門』(翔泳社)、『徹底攻略PHP5技術者認定[上級]試験問題集』(インプレスジャパン)、『Webサイト制作者のためのPHP入門講座』(技術評論社)などがある。
目次
はじめに
- 本書の対象読者
- 本書の構成
- 本書の動作確認環境
- Windows
- Mac OS X
- GNU/Linux
- Vagrant
- 本書の表記
- 書式
- 本書のサポートサイト
- 本書の査読者
- 謝辞
第1章 FuelPHPとは?
- 1.1 フレームワークとは?
- 1.1.1 フレームワークとライブラリの違い
- 1.1.2 フレームワークを使う利点
- 1.2 FuelPHPとは?
- 1.3 FuelPHPの特徴
- 1.3.1 FuelPHPの設計思想
- 1.3.2 FuelPHPの利点
- 1.4 FuelPHPのライセンス
- 1.5 FuelPHPの開発体制
- 1.5.1 コミュニティ主導
- 1.5.2 開発の拠点
- 1.6 FuelPHPの情報の集め方
- 1.6.1 公式ドキュメントを読む
- 1.6.2 質問する
- 1.6.3 バグを調査する
- 1.6.4 イベントやコミュニティへ参加する
- 1.6.5 その他
第2章 PHP開発環境の構築
- 2.1 FuelPHPでの開発に必要なソフトウェア
- 2.1.1 Gitとは?
- Gitの参考書
- 2.1.2 NetBeansとは?
- 2.2 WindowsでのPHP開発環境の構築
- 2.2.1 XAMPP for Windowsのインストール
- パッチファイル
- Apacheが起動できない場合
- 2.2.2 NetBeansのインストール
- 2.2.3 msysgitのインストール
- 2.3 Mac OS XでのPHP開発環境の構築
- 2.3.1 MAMPのインストール
- MAMP 2.2でのOPcache
- 2.3.2 NetBeansのインストール
- 2.3.3 Gitのインストール
- 2.4 GNU/LinuxでのPHP開発環境の構築
- 2.4.1 XAMPP for Linuxのインストール
- 2.4.2 NetBeansのインストール
- 2.4.3 Gitのインストール
- 2.5 Vagrantを使ったPHP開発環境の構築
- 2.5.1 Vagrantとは?
- 2.5.2 Vagrantのインストール
- 2.5.3 仮想マシンの構築
- 仮想マシンがうまく起動できない場合
- 2.5.4 システム構成
- 2.5.5 仮想マシンへのSSH接続
- 2.5.6 仮想マシンのサーバ環境
- 2.5.7 仮想マシンの起動と停止
第3章 FuelPHPのインストール設定
- 3.1 FuelPHP関連ソフトウェア
- 3.2 WindowsでのFuelPHPのインストール
- 3.2.1 手順1 FuelPHPのインストール
- FuelPHPのブランチ
- 3.2.2 手順2 Apacheの設定
- 3.2.3 手順3 FuelPHPの動作確認
- 3.3 Mac OS XでのFuelPHPのインストール
- 3.3.1 手順1 /usr/bin/oilコマンドのインストール
- 3.3.2 手順2 FuelPHPのインストール
- 3.3.3 手順3 Apacheの設定
- 3.3.4 手順4 FuelPHPの動作確認
- 3.4 GNU/LinuxでのFuelPHPのインストール
- 3.4.1 手順1 /usr/bin/oilコマンドのインストール
- 3.4.2 手順2 FuelPHPのインストール
- 3.4.3 手順3 Apacheの設定
- 3.4.4 手順4 FuelPHPの動作確認
- 3.5 VagrantでのFuelPHPのインストール
- 3.6 PHPUnitのインストール
- 3.6.1 手順1 PHPUnitのインストール
- 3.6.2 手順2 oilコマンドの設定
- composer.jsonとcomposer.lock
- 3.7 NetBeans FuelPHPプラグインのインストール
- 3.7.1 手順1 FuelPHPプラグインのダウンロード
- 3.7.2 手順2 FuelPHPプラグインのインストール
- 3.8 NetBeansの設定
- 3.8.1 PHPインタプリタの設定
- 3.8.2 PHPデバッグの設定
- 3.8.3 PHPUnitの設定
- 3.9 NetBeansプロジェクトの設定
- 3.9.1 fuelphpプロジェクトの作成
- 3.9.2 FuelPHPプラグインの有効化
- 3.9.3 エディタの設定
- 3.9.4 自動補完の設定
- 3.9.5 PHPUnitの設定
- 3.9.6 デバッグの設定
- 3.10 FuelPHPの設定
- 3.10.1 config.phpの変更
- 3.10.2 bootstrap.phpの設定
- 3.10.3 設定値の確認
- 3.10.4 設定のGitリポジトリへの保存
第4章 NetBeansの使い方
- 4.1 ファイルの操作
- 4.1.1 ファイルの作成
- 4.1.2 関数やメソッドなどの定義への移動
- 4.1.3 Smart Go To
- 4.1.4 ブックマーク
- 4.1.5 よく使うショートカット
- 4.2 コードの編集や生成
- 4.2.1 コメントアウト
- 4.2.2 PHPDocコメントの生成
- 4.2.3 変数への型指定
- 4.2.4 インプレイスリネーム
- 4.2.5 フォーマット
- 4.2.6 セッターおよびゲッターの自動生成
- 4.3 リモートデバッグ
- 4.3.1 ブレークポイントの設定
- 4.3.2 デバッグの実行
- 4.3.3 デバッグの制御
- 4.3.4 デバッグの終了
- 4.3.5 使用するブラウザの変更