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書誌情報
- 著者: 岸本誠
- 発行日: 2012-03-21
- 最終更新日: 2012-06-22
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 112ページ(A4PDF版換算)
- 対応フォーマット: EPUB, PDF
- 出版社: 達人出版会
対象読者
プロセッサの設計方法についての知識はあるが、FPGA を使ったりといった電子工作の経験はない、という方。あるいは、電子工作の経験はあるが、プロセッサの設計方法はよくわからない、という方。
著者について
岸本誠
計算機科学を専攻した後、プログラマとして働く。プログラマとしてした仕事としては、Globus Toolkit と計算アプリケーションの間で使うミドルウェアに関係した開発と調査だったが、GT 3 と 4 で採用されていた XML ウェブサービス( SOAP )のために多大なパワーを費やした、という気がしている。その件で Java を使う日々だったためか最近は専ら Ruby に傾倒しているがブラウザアプリなら JavaScript を使うなど、基本的には無節操を旨としているつもりである。
目次
はじめに
- 本書の目的
- 用語について
- 本書の構成
- 謝辞
第1章 環境の準備
- ハードウェアの準備
- ソフトウェアの準備
- 最初の実験
- プロジェクトの開始
- HDL 記述
- 合成
- 書き込み、動作確認
第2章 簡単な論理回路の実験
- 論理回路入門
- LED の点灯が暗くなる回路
第3章 ちょっと複雑な回路の実験
- LED チカチカ(カウンタとリセット)
- 早押し判定機
- Lava の紹介
第4章 プロセッサのための回路の実験
- MFPGA-SPAR3E のための電子工作
- ALU の実験
第5章 「My8」の基本的な設計と実装
- RAM
- NOP しか実行しないマシン
- 内部構成のデザイン
第6章 「My8」の完成
- 残りの命令の実装
- 仕様書を書こう
第7章 発展とまとめ
- アプリケーション
- 改良・拡張案
- まとめ
MFPGA-SPAR3E( Xilinx )の場合の解説
- ソフトウェアのダウンロードとインストール
- 電子工作作業
- 接続とセットアップ
- 最初の実験
- 簡単な回路の実験
NSL でのプロシジャのリセット直後の起動
筆者の私見的事項
- VHDL と Verilog HDL
- 歴史的事項
文献等紹介
- FPGA によるプロセッサ自作に関して
- その他本書と似たようなコンセプトの本
- コンピュータハードウェア入門
- ハードウェア記述言語とプロセッサ設計に関して
- その他ハードウェア記述言語によるハードウェア設計に関して
- その他 FPGA に関して
- その他コンピュータ自作に関して
- アーキテクチャの本
- 機械水準でのプログラミング関連
- 電子工作