DXの基礎知識 具体的なデジタル変革事例と方法論
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内容紹介
本書の主題は、DXを理解して、ビジネス変革を先導できるデジタル企業をどのように実現するかということです。経済産業省の委員会がまとめた「DX(Digital Transformation)レポート」と「DX推進指標」はあくまで一般論にとどまっているため、それらのガイドラインと現場を繋ぎ、DXを具体化するための方法論が必要とされています。
本書では、まずDXの背景と基本的な用語、ガイドラインの要点を解説し、続いてDXの課題や国内外の具体的な事例を多数紹介します。さらに、実際にDXを進める際に有効ないくつかの手法と、それらの現場での活用方法を解説します。
書誌情報
- 著者: 山本 修一郎
- 発行日: 2020-10-23
- 最終更新日: 2020-10-23
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 254ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社Digital
対象読者
DX,デジタルトランスフォーメーション,デジタル変革,2025年の崖,経済産業省,デジタル企業,デジタル化,DPBok,デジタルプラットフォーム,EA,エンタープライズアーキテクチャ,デジタルガバナンス,マイクロサービス,老朽システム,ITに興味がある人
著者について
山本 修一郎
1979年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了.
同年日本電信電話公社入社.2002年(株)NTTデータ技術開発本部副本部長.2007年同社初代フェロー,システム科学研究所所長.2009年名古屋大学教授.2020年名古屋大学名誉教授.同年電子情報通信学会フェロー.
著書『要求定義・要求仕様の作り方』(ソフト・リサーチ・センター,2006)『ゴール指向による!! システム要求管理』(ソフト・リサーチ・センター,2007)『CMCで変わる組織コミュニケーション』(NTT出版,2010)『要求開発の基礎知識』(近代科学社Digital,2019)
目次
第1章 DXを理解するために
- 1.1 ITイノベーションの歴史
- 1.2 本書の用語
第2章 DXレポート
- 2.1 DXの定義
- 2.2 2025年の崖問題
- 2.3 老朽システムへの対応策
- 2.4 DXレポートの限界
第3章 DX推進指標
- 3.1 DX推進指標の背景と意味
- 3.2 DXの評価指標
- 3.3 DX推進指標の構成
- 3.4 DX推進指標の例
- 3.5 DX推進指標の理解
- 3.6 DX推進指標の留意点
第4章 DXの課題
- 4.1 日本企業の7つの壁
- 4.2 DX課題の類型
- 4.3 DXへの対応指針
第5章 DXのための知識
- 5.1 DXの動向
- 5.2 用語の定義
- 5.3 DX知識
- 5.4 デジタル知識体系DPBoK
- 5.5 デジタルプラットフォーム
第6章 DXの取り組み事例
- 6.1 本章の概要
- 6.2 プラント系産業のDX
- 6.3 小売業のDX
- 6.4 製造業のDX
- 6.5 サービス業のDX
第7章 DXとEA
- 7.1 EAとDX
- 7.2 DXと適応型EA
- 7.3 DXのためのEA
- 7.4 DXのためのEAF調整法
第8章 DXプロセス
- 8.1 DBSC
- 8.2 ArchiMateによるDXの可視化
- 8.3 DXプロセスの事例
第9章 デジタルガバナンス
- 9.1 デジタルガバナンスの背景
- 9.2 デジタルガバナンス
- 9.3 行政におけるデジタルガバナンスの分類
第10章 マイクロサービス
- 10.1 モノリスの問題点
- 10.2 マイクロサービスの概要
- 10.3 マイクロサービスアーキテクチャの設計法
- 10.4 マイクロサービス移行手法
- 10.5 マイクロサービスの課題