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DXと企業経営 現場実務と将来設計

近代科学社Digital

3,080円 (2,800円+税)

DXの加速に伴い、スピードと柔軟性のある組織や個人が優位になる時代が到来しました。本書は、この激変する時代を生き抜くために企業経営者が考えるべき「基本的な考え方」を、現在の状況をクリアカットに分解してまとめ上げたものです。

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内容紹介

DXの加速に伴い、スピードと柔軟性のある組織や個人が優位になる時代が到来しました。本書は、この激変する時代を生き抜くために企業経営者が考えるべき「基本的な考え方」を、現在の状況をクリアカットに分解してまとめ上げたものです。「IT前提経営」の再整理から、経営実務とDXの関係、SFプロトタイピングなどの判断手法、サイバーセキュリティ、DXの具体的な実践例、DXを支える産業構造までを解説し、未来を見据えた経営戦略を立てるための羅針盤となります。

書誌情報

  • 著者: 高柳 寛樹
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2026-03-06
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 228ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: 近代科学社Digital

対象読者

IT,DX,経営,クラウド,生成AI,ソフトシフト,Fit to Standard,SaaS,API,SFプロトタイピング,サイバーセキュリティ,ゼロトラスト,シャドーIT,デジタルネイティブ,デジタルツイン,自動車,モビリティ,海底ケーブル,データセンター,冷却技術に興味がある人

著者について

高柳 寛樹

1976年東京生まれ東京育ち。長野県白馬村在住。立教大学社会学部社会学科卒業後、同大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程前期課程修了。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科 客員准教授(社会学部メディア社会学科・兼担)、文京学院大学大学院福祉医療マネジメント研究科 客員教授、アロワナパートナーズ株式会社 代表取締役 デジタルアーキテクト、ガーディアン・アドバイザーズ株式会社 取締役 DXアーキテクト、日本スキー場開発株式会社(東証:6040) 取締役CDO(Chief Digital Officer)、株式会社高寿商事 取締役ファウンダー、株式会社リーガル・リテラシー 取締役(社外)、立教池袋高等学校 特別兼任講師、一般財団法人東京都スキー連盟 理事、公益財団法人全日本スキー連盟 教育本部専門委員、一般社団法人ネットリテラシー検定機構 理事、公益財団法人髙島科学技術振興財団 選考委員、公益財団法人イノセンシオ夢挑戦財団 評議員などを兼務。
大学在学中にTECHベンチャーを起業したのを皮切りに、実業家として複数の会社を経営しつつ、一貫してアカデミアに関わり2002年から立教大学を中心に教鞭をとる。専門は情報社会論、情報産業論、メディア技術論など。ビジネススクールではスタートアップストラテジー、リーディング産業論、観光地域経済論、DX基礎・応用などの講義を担当している。「IT前提経営」の提唱者であり、大手企業経営者へのIT前提経営アドバイザリー(TDMA : Tech Driven Management Advisory)の提供には定評がある。

目次

はじめに

第1章 ソフトシフトした社会における「IT前提経営」とDX

  • 1.1 ハードの時代からソフトの時代への転換
  • 1.1.1 ソフトシフトとは何か
  • 1.1.2 ソフトシフトとデジタル・ディスラプション
  • 1.1.3 ソフトシフトとビジネスモデルの変容
  • 1.1.4 資本構造と成長モデルの転換
  • 1.1.5 ソフトシフトと地政学・思想的文脈
  • 1.2 「IT前提経営」とDX
  • 1.2.1 「IT前提経営」とは何か
  • 1.2.2 IT前提経営の6大要素:DX時代への再接続
  • 1.2.3 IT前提経営の6大要素の相互作用とDX実践への接続
  • 1.2.4 IT前提経営と社会的価値創造:信頼・幸福・持続性のためのDX
  • 第1章の参考文献

第2章 経営実務におけるDX

  • 2.1 クラウド時代におけるFit to Standard
  • 2.1.1 DX実務におけるアーキテクチャの選択
  • 2.1.2 ソフトウェア開発の歴史的転換:オーダーメードから標準化へ
  • 2.1.3 クラウド時代のFit to Standard:SaaSと標準化の再定義
  • 2.1.4 Fit to Standardの課題と経営実装:抵抗のマネジメント
  • 2.1.5 APIエコノミー
  • 2.2 DXに伴う財務会計の変化
  • 2.2.1 オンプレからクラウドへ:ソフトウェア投資の構造転換
  • 2.2.2 フルスクラッチからFit to Standardへ:開発と会計のパラダイムシフト
  • 2.2.3 CapExからOpExへ:企業会計と経営管理の再設計
  • 2.3 クラウド時代のIT導入
  • 2.3.1 DX時代の経営構造とCIOの新たな役割
  • 2.3.2 クラウド時代におけるITベンダーの構造変化
  • 2.3.3 「+1」としてのデジタルマーケティングベンダー
  • 2.3.4 ベンダーと契約:DXアドバイザリーの現場から
  • 第2章の参考文献

第3章 SFプロトタイピングとDX

  • 3.1 SFプロトタイピングの理論的背景と方法論
  • 3.1.1 SFプロトタイピングとは
  • 3.1.2 SFプロトタイピングの起源と理論的背景
  • 3.1.3 デザインフィクションとSFプロトタイピング
  • 3.1.4 物語が社会を方向づけるメカニズム
  • 3.2 SFが描いた未来と技術の社会化
  • 3.2.1 未来は「描かれて」いた
  • 3.2.2 描かれた未来像と技術の受容プロセス
  • 3.3 法制度・経済・文化の変容
  • 3.3.1 技術と制度
  • 3.3.2 思想・文化と制度
  • 3.4 SFプロトタイピングとビジネス・経営
  • 第3章の参考文献

第4章 サイバーセキュリティと企業経営

  • 4.1 企業におけるIT内部統制とサイバーセキュリティ
  • 4.1.1 内部統制とIT内部統制
  • 4.1.2 内部統制のフレームワーク
  • 4.1.3 クラウド時代のサイバーリスク
  • 4.2 JSOX改正の潮流とセキュリティ統制の実装
  • 4.2.1 JSOX制度運用上の課題
  • 4.2.2 JSOX改正と実務への影響
  • 4.2.3 IT全般統制とセキュリティ統制の融合と将来像
  • 4.3 ゼロトラスト・アーキテクチャの導入と統制への影響
  • 4.3.1 境界防御モデルの限界とゼロトラストの登場
  • 4.3.2 ゼロトラストの具体的な構成要素と導入プロセス
  • 4.3.3 ゼロトラストと内部統制の接点
  • 4.4 シャドーITと内部統制の盲点
  • 4.4.1 シャドーITとは何か
  • 4.4.2 シャドーITがもたらすリスクと内部統制上の問題
  • 4.4.3 シャドーITへの対応策
  • 4.5 企業を狙うサイバー攻撃の類型と動向
  • 4.5.1 攻撃手法の体系的な分類
  • 4.5.2 実際の企業事例と攻撃の進化
  • 4.5.3 攻撃の最新動向と国際的背景
  • 4.6 主要攻撃手法ごとの防御策・対応策
  • 4.6.1 防御の基本的な考え方
  • 4.6.2 マルウェア攻撃への対策
  • 4.6.3 ランサムウェア攻撃への対策
  • 4.6.4 DDoS攻撃への対策
  • 4.6.5 BEC(ビジネスメール詐欺)への対策
  • 4.6.6 サプライチェーン攻撃への対策
  • 4.6.7 インシデント対応・法的対応の重要性
  • 4.7 政策・法制度の動向と企業の対応
  • 4.7.1 法制度の重要性と企業への影響
  • 4.7.2 日本における主要な制度・ガイドライン
  • 4.7.3 国際的な制度動向
  • 4.7.4 企業の対応
  • 4.8 内部統制とサイバーセキュリティの未来
  • 第4章の参考文献

第5章 移動と観光のDX

  • 5.1 観光産業におけるソフトシフト
  • 5.1.1 アジャイル文化とウォーターフォール文化
  • 5.1.2 ハードウェア文化とソフトウェア文化
  • 5.1.3 観光産業におけるハード偏重構造とソフトシフトの兆し
  • 5.1.4 ファイナンス構造の違い
  • 5.1.5 観光DXの前提としてのソフトシフト
  • 5.2 無形資産とデジタルの融合
  • 5.2.1 観光における資産構造の変遷
  • 5.2.2 資産構造と企業価値
  • 5.3 デジタルネイティブと観光マーケティング
  • 5.3.1 デジタルネイティブの台頭:観光行動の転換点
  • 5.3.2 UGCと「他者のまなざし」
  • 5.4 デジタルツイン時代の観光行動・働き方・地方創生
  • 5.4.1 デジタルツインとSociety 5.0
  • 5.4.2 リアルとサイバーの並行的観光空間
  • 5.4.3 モビリティの変容と観光行動
  • 5.4.4 デジタルツイン時代のワーケーション
  • 5.4.5 地方におけるオピニオンリーダーと智業型経済
  • 第5章の参考文献

第6章 自動車産業における新しい「前提」

  • 6.1 経営の前提としてのカーボンオフセット
  • 6.1.1 企業が温室効果ガス排出量を問われる時代
  • 6.1.2 情報インフラ産業における排出責任
  • 6.1.3 「前提」を読み誤ることのコスト
  • 6.2 EVの登場とサプライチェーンの激変
  • 6.2.1 EVがもたらした構造変化
  • 6.2.2 日本の自動車メーカーの戦略的失敗
  • 6.3 都市空間と技術変化のミスマッチ
  • 6.3.1 車体寸法の変化と安全・環境規制
  • 6.3.2 駐車難民と都市住宅市場への波及
  • 6.4 自動運転がもたらす新しい「前提」
  • 6.4.1 自動運転とSociety 5.0
  • 6.4.2 事業構造と競争条件の転換
  • 6.5 「前提」を再設計するための視座
  • 第6章の参考文献

第7章 DXを支える産業

  • 7.1 海底ケーブル
  • 7.1.1 DXと国際通信インフラの再評価
  • 7.1.2 国際海底ケーブル産業と通信キャリア
  • 7.1.3 ハイパースケーラーによる産業構造の転換
  • 7.1.4 爆発するトラフィックと新しい供給構造
  • 7.1.5 国際通信インフラの再編と日本における課題
  • 7.2 データセンター
  • 7.2.1 海底ケーブルからデータセンターへ
  • 7.2.2 データセンター建設ラッシュと電力構造の変容
  • 7.2.3 不動産資産としてのデータセンター
  • 7.2.4 日本におけるデータセンターの立地構造
  • 7.2.5 パケット過多時代のコスト負担
  • 7.3 冷却技術
  • 7.3.1 熱の壁と水冷技術の新市場
  • 7.3.2 冷却技術の経済と不動産・投資への波及
  • 7.4 IT人材
  • 7.4.1 世界的なIT人材不足の構造
  • 7.4.2 民間企業・ベンチャーによる人材サービスとエコシステム
  • 第7章の参考文献

あとがき

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