書誌情報
- 著者: 諸橋恭介
- 発行日: 2010-10-31
- 最終更新日: 2011-09-05
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 102ページ(A4PDF版換算)
- 対応フォーマット: EPUB, PDF
- 出版社: 達人出版会
対象読者
Cucumberに興味のある方。テストに興味のある方。特に、Railsでのテストについて、ユニットテスト以上のテストに興味のある方。
著者について
諸橋恭介
宮城県出身。文系エンジニア。2006年より株式会社永和システムマネジメントにてRubyやRailsを使った仕事をしています。TDDをやり始めたのもその頃からです。Webアプリを作るのが仕事ですが、近頃はWebAPIを叩いたり作ったりする仕事をしています。
Cucumberを使い始めたきっかけは、半信半疑で試してみたら日本語で書けるのがいたく気に入ったため。すっかり気に入って本を書きました。いくつか、Cucumberについての講演もしています。
2010年の好きなメソッドはObject#extend。Railsではhas_manyに:extendオプションを渡すのが好きです。好きな街は仙台です。好きなCucumberの機能はシナリオアウトラインとTransformです。
著書に「Railsレシピブック」(2008年、共著、ソフトバンククリエイティブ)があります。
目次
本書について
- この本の対象読者
- 対象としている動作環境
- 謝辞
第1章 はじめる! Cucumber
- Cucumberとは何か
- Cucumberの構造
- CucumberとRails
第2章 1周目: ミニマム実装と開発環境準備
- ミニブログサービスをつくろう
- アプリケーションの土台を作る
- ミニブログサービスに、短いメッセージを投稿する
- この章のまとめ
第3章 2周目: アプリケーションを日本語化する
- 新しいシナリオ: 画面を日本語化する
- もう一度、すべてのテストをグリーンにする
- テストをリファクタリングする
- この章のまとめ
第4章 3周目: 認証機能を実装する
- この章で実装するフィーチャ
- ユーザ登録してログインできるようにする
- 既存のユーザが、ログインできるようにする
- この章のまとめ
第5章 4周目: ユーザごとにメッセージを表示する
- この章で実装するフィーチャ
- ユーザごとに、メッセージを一覧する
- メッセージの並び順も検証する
- 相対日付を使う
- この章のまとめ
第6章 5周目: 他のユーザをウォッチする
- この章で実装するフィーチャ
- 他のユーザをウォッチする
- 「背景」でテストの共通部分をまとめる
- 「ログイン処理」をまるごと行う、高レベルなステップを定義する
- この章のまとめ
第7章 6周目:ウォッチ中メッセージを一覧する
- この章で実装するフィーチャ
- ウォッチ中ユーザのメッセージを一覧する
- 様々なデータの組み合わせをテストする
- さらにいろいろなケースでテストする
- この章のまとめ
第8章 7周目:特に重要なテストを実行する
- 特に重要なフィーチャのシナリオを考える
- 作業中のシナリオである、というタグをつける
- 実行するテストをタグで指定する
- タグごとに前処理/後処理を定義する
- この章のまとめ
第9章 終わりに
- RSpec
- rcov
- ruby-debug
- Capybara