書誌情報
- 著者: 中川幸哉
- 発行日: 2011-07-17
- 最終更新日: 2012-06-27
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 115ページ(A4PDF版換算)
- 対応フォーマット: EPUB, PDF
- 出版社: 達人出版会
対象読者
スマートフォンアプリを開発する人。特に、WindowsでAndroidアプリを開発する人、JavaやFlash(ActionScript)などの知識がある人。
著者について
中川幸哉
新潟県の片田舎、上越市黒井のJCCソフトという会社で働いているサラリーマンプログラマです。会社の目を盗んでは各地の勉強会に顔を出し、気づけば日本Androidの会の新潟支部を立ち上げたり、支部長になったりしていました。肩書きの割にAndroidへの信仰は大して深くもなく、iPadのヘビーユーザーだったり、Windows Phoneを厚く信仰したり、WebOSの斬新なUIに興味を持っていたり、BlackBerryの60fpsなUIに目を輝かせるような、節操なしのスマートフォン大好き野郎です。某所では@Nkznと名乗っていますので、気が向いたときにでもお声かけください。
2010年春までは会津大学に5年間在学し、近場のベンチャー企業でAndroidアプリを作ったり壊したりしていました。
2011年の初めにJavaでアプリを書くのが面倒になり、友人でCoronaエヴァンジェリスト(自称)の木村圭佑さんの手ほどきを受けて、Coronaの世界へ入門。Lua言語の柔軟性や、Javaと比べての簡便さに惚れ込み、気づいたらこのような本を書くことになっていました。
Corona SDKはアップデートが大変激しいツールです(有償ユーザー向けには2日に1回以上は新しいバージョンのSDKが出ています)ので、本書では出版までのスピードを重視しています。電子書籍という媒体、そして達人出版会という良きパートナーがいたお陰で、このスピードが実現できたのだと思います。
本書が私の初めての著書となります。拙速を重視したため、至らぬ点も多くあるかと思いますが、Coronaプログラマーへの第一歩を踏み出そうとする人の助けになればと思います。
目次
まえがき
- 対象読者
- 謝辞
はじめに
- スマートフォンとは
- Corona SDKとは
- マシンスペック
- Corona SDKのライセンス
- 本書の構成
- 困ったときには
第1章 環境構築
- Corona SDKの入手
- Corona SDKのインストール
- 開発環境の構築
第2章 Hello,World
- 作成するアプリケーション
- 準備
- コードを書く
- Androidアプリをビルドする
- iOSアプリをビルドする
第3章 SpriteDeck
- SpriteDeckとは
- 環境構築
- Hello,World
- 物理演算を追加
- ゲームにする
第4章 JavaプログラマのためのCorona入門
- Lua言語入門
- 画面の作成
- イベント処理
- アプリケーション
第5章 FlashからCoronaへ
- 本章について
- Flashからアセットをエクスポート
- Coronaにアセットをインポート
- FlashプログラマのためのLua入門
- FlashプログラマのためのCorona入門