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内容紹介
初等整数論への入門、連分数。問も豊富な一冊!
これまで,多くの有名な数学者がそれぞれの立場から連分数を研究し,重要な役割を果たすことを明らかにしてきた.特に2次無理数とよばれる数の整数論を深く理解するには,連分数の研究がかかせない.
本書の目的は,連分数の基礎的な理論を大学一年生程度の知識,とくに行列の理論を仮定して解説することである.また,各節には計算を中心とした問を掲載し,巻末に略解も用意している.初等整数論への入門として,更に群論などの抽象代数学の活用が具体的な問題に対していかに有効であるかを,本書を通して学ぶことができる.
書誌情報
- 著者: 木田 雅成
- 発行日: 2022-01-28 (紙書籍版発行日: 2022-01-28)
- 最終更新日: 2022-01-28
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 220ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社
対象読者
連分数,整数論,初等整数論,2次無理数,抽象代数学,集合,互除法,群,循環,2次体,素因数分解,超幾何関数,行列,ユークリッドの互除法,ペル方程式,スターンブロコット木,ディオファントス近似,ガウス,連分数展開,マイナス連分数に興味がある人
著者について
木田 雅成
1965 年 石川県生まれ
1984 年 石川県立小松高校卒業
1989 年 早稲田大学理工学部数学科卒業
1994 年 The Johns Hopkins University 博士課程修了Ph. D.
1994 年 山形大学理学部助手
1995 年 電気通信大学講師
1999 年 電気通信大学電気通信学部助教授
2008 年 電気通信大学電気通信学部教授
2010 年 電気通信大学情報理工学研究科教授
2013 年 東京理科大学理学部第一部数学科教授(現在に至る)