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AIプロデューサー 人とAIの連携
2,200円 (2,000円+税)
本書は放送大学テレビ番組(BS 231ch)『AIプロデューサー~人とAIの連携~』の教材として、様々なAI技術の適用可能性と限界を正しく認識し、産業の様々な現場で有用なAIシステムを提言できる人材ーーAIプロデューサーの育成について解説しています。
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内容紹介
AIの社会実装が始まった一方、AI技術を正しく理解していないことで様々な混乱が起こる懸念があります。本書は放送大学テレビ番組(BS 231ch)『AIプロデューサー~人とAIの連携~』の教材として、様々なAI技術の適用可能性と限界を正しく認識し、産業の様々な現場で有用なAIシステムを提言できる人材ーーAIプロデューサーの育成について解説しています。
書誌情報
- 著者: 山口 高平
- 発行日: 2022-07-15 (紙書籍版発行日: 2022-07-15)
- 最終更新日: 2022-09-16
- バージョン: 1.1.0
- ページ数: 164ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: 近代科学社Digital
対象読者
人工知能,スマートグラス,機械学習,深層学習,強化学習,AIブーム,AIサービス,エキスパートシステム,パーセプトロンに興味がある人
著者について
山口 高平
1957年生まれ。1984年大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。大阪大学産業科学研究所助手、静岡大学工学部助教授・情報学部教授、慶應義塾大学理工学部教授を経て、慶應義塾大学名誉教授。人工知能学会元会長。電子情報通信学会フェロー。情報システム学会元会長、現名誉会長。
オントロジーと知識グラフ、データマイニング、知能ソフトウェア工学、知能ロボットなどの研究に従事。また、NHKサイエンスゼロ、あさイチ等に出演し、マスメディアを通して、AIを分かりやすく解説している。
著書は『AIシステムと人・社会との関係』(共著、放送大学教育振興会)『人工知能とは』(分担、近代科学社)『データマイニングの基礎』(共著、オーム社)など。
目次
第1章 AI技術の変遷の概要
- 1.1 はじめに
- 1.2 第1次AIブームとAI基礎技術
- 1.3 第1次AI停滞期とMYCIN
- 1.4 第2次AIブームとエキスパートシステム、機械学習
- 1.5 第2次AI停滞期とディープラーニングの誕生
- 1.6 第3次AIブームとディープラーニング
- 1.7 現在のAIシステム開発体制と課題
第2章 製造業とAI
- 2.1 スマート工場
- 2.2 オントロジーと知識グラフ
- 2.3 SCMとSCORモデル
- 2.4 SCORオントロジー
- 2.5 SCOR現場モデルの改善
- 2.6 強化学習
- 2.7 まとめ
第3章 社会インフラとAI
- 3.1 交通インフラの現状と画像処理ディープラーニング
- 3.2 熟達化5段階モデルと知識の分類
- 3.3 知識推論AIによる高速道路ETC点検AIスマートグラス
- 3.4 知識推論AIによる雪氷対策業務支援
- 3.5 まとめ
第4章 サービス業とAIロボット
- 4.1 ロボット研究開発の歴史
- 4.2 PRINTEPSによる統合知能アプリケーションの開発
- 4.3 マルチロボット喫茶店
- 4.4 うどん板前ロボット
- 4.5 まとめ
第5章 教育とAIロボット
- 5.1 各国の小学校AI教育
- 5.2 PRINTEPSによる教師ロボット連携授業
- 5.3 教師ロボット連携授業の普及に向けて
- 5.4 ロボットプログラミング授業(実習)
- 5.5 まとめ
第6章 観光とAI
- 6.1 検索エンジンと推薦システム
- 6.2 高速道路SAから観光地への立ち寄り推薦システムの要求分析
- 6.3 観光地立ち寄り推薦アプリと知識グラフ
- 6.4 観光地・飲食店立ち寄り推薦システムの実証実験と評価
- 6.5 まとめ
第7章 間接業務とAI
- 7.1 RPAとBRMS
- 7.2 大学における出張旅費申請業務
- 7.3 出張旅費申請支援システムのデモ
- 7.4 出張旅費申請支援システムの導入実験と評価
- 7.5 ドキュメント意味検索エンジン
- 7.6 まとめ
第8章 グループ討論とAI、まとめ
- 8.1 小学生グループ討論AIロボット
- 8.2 大学生グループ討論AI
- 8.3 全章の振り返り
- 8.4 AIプロデューサーに向けて