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内容紹介
iPhoneアプリ作成の入門書。好評につき、Xcode 4.6およびiOS 6対応版の登場です。
本書ではXcodeという「iPhoneアプリを開発するアプリ」を使って、iPhoneアプリを作る方法を解説していきます。 Xcodeは、アプリ制作のさまざまな場面で、手助けをしてくれます。Xcode使いこなしのコツを知ることで、アプリ開発はぐんと楽に、楽しくなります。
本書ではXcodeの動作を丁寧に解説してありますので、本書に従って学習していくことで、XcodeによるiPhoneアプリ制作の流れを自然と習得できるでしょう。
また、プログラミング初心者の方にもわかりやすく進めていただけるよう、本書ではイラストや図解を豊富に使用しています。
概念をなるべくイラストで示すようにし、またプログラムの流れや仕組みも図解で掲載することで、視覚的に理解しやすいよう工夫しています。
さらに、項目ごとに3~5分で作成できるサンプルを用意しています。それを実際に作りながら学習することで、一歩ずつ着実に習得していくことが可能です。
Objective-Cの基本の基本から、アプリ開発の基本、画像やアニメーションを扱う方法、回転・傾きとの連動といったiPhoneらしい機能の実装、実機でのテストまで、きっちりしっかりわかるカリキュラムになっていますので、プログラミングが初めてという人でも、きっと自分なりのiPhoneアプリを作ることができるようになるでしょう。
また、複数画面を切り替えるアプリの作成や、Objective-Cをもう少し詳しく知る、ビューコントローラーの考え方、などステップアップを図りたい人向けのトピックも追加。一層充実した内容となっています。
『本書では「アプリを作る考え方」も解説していきます。
具体的なアプリを組み立てていくときには「プログラムの文法」だけでなく「アプリを作る考え方」が役に立ちます。「アプリ全体の設計図」と言ってもいいかも知れません。
例えば、複数画面のアプリを作るときなどは「ビューコントローラーの考え方」を知っているのと知らないのとではややこしさがぜんぜん違ってきます。「考え方に気づくこと」で、見え方がすっきりわかりやすくなります。
ぜひ「アプリを作る考え方」を吸収して作っていってもらえればと思います。』(著者「はじめに」より)
iPhoneアプリに初めて取り組む方も、Xcodeのバージョンが変わって学び直したい方も、ぜひ本書から始めてみてください。
【備考】本書は『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 5 & Xcode 4.2対応版]』(2012年2月刊)を、Xcode 4.6とiOS 6.1とに対応させて全面的に増補改訂したものです。おおまかな構成は同じですが、「もう少しObjective-Cを知る」など前書よりも中級向けの項目を追加しております。
書誌情報
- 著者: 森 巧尚
- 発行日: 2013-04-09
- 最終更新日: 2013-04-09
- バージョン: 1.0.2
- ページ数: 377ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
iPhoneアプリ開発初心者
著者について
森 巧尚
Webゲームクリエイター。FlashやiPhoneアプリなどのオリジナルゲームのコンテンツ制作、執筆活動、関西学院大学非常勤講師など。
著書:『やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 5 & Xcode4.2対応版]』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[Xcode4対応版]』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』(マイナビ)
『基本からしっかりわかる ActionScript 3.0』(マイナビ)
『おしえて!! FLASH 8 ActionScript』(マイナビ)
『おしえて!! Flash MX 2004 ActionScript』(マイナビ)
『Flash プロフェッショナル・スタイル[CS3対応]』(共著、マイナビ)
『ActionScript + CGIプログラミング』(ソフトバンククリエイティブ)
『プロとして恥ずかしくないFlashの大原則』(共著、エムディエヌコーポレーション)
など
目次
Chapter 1 アプリ開発の準備をしよう
- 1-1 開発に必要なものは?
- Lecture 開発に必要な環境について
- Lecture Xcodeのインストール
- 1-2 Xcode
- 1-3 Interface Builder
- 1-4 iOSシミュレータ
Chapter 2 Objective-Cの基本
- 2-1 Objective-Cの基本
- Lecture Objective-Cってなに?
- Lecture 基本的な文法
- Lecture 変数
- 2-2 ポインター変数
- Lecture ポインター変数とは
- Lecture 文字データを扱う
- Lecture たくさんのデータを扱う ─配列
- Lecture たくさんのデータをキーワードで扱う
- 2-3 制御文
- Lecture if文
- Lecture switch文
- Lecture while文
- Lecture for文
- Lecture コメント
- 2-4 クラス
- Lecture オブジェクトとは、クラスとは
- Lecture オブジェクトの使い方
Chapter 3 アプリ開発の基本
- 3-1 プロジェクトの作成
- 3-2 プロジェクトの構造と作成の流れ
- Lecture よく使うファイル
- Lecture 画面のデザインとプログラム
- Lecture 配置した部品とプログラムとの接続方法
- Lecture Xcode 4.2からの機能
- Lecture Xcode 4.5からの新機能
- Lecture アプリケーション全体に関するプログラム
- Lecture デリゲート
- Lecture 用語を調べる
- 3-3 はじめてのアプリ制作
- Practice「""こんにちは""と表示する」
Chapter 4 基本的なパーツで作る
- 4-1 UILabel:文字を表示
- Lecture UILabelでどんなことができる?
- Practice「ラベルに文字を表示する」
- 4-2 UIButton:ボタンを押して、何かをする
- Lecture UIButtonでどんなことができる?
- Practice「ボタンを押すと、文字を表示する」
- 4-3 UITextField:テキストの入力
- Lecture UITextFieldでどんなことができる?
- Practice「文字を入力すると、その文字を表示する」
- 4-4 UITextView:長い文字列の表示
- Lecture UITextViewでどんなことができる?
- Practice「長い文字列を表示する」
- 4-5 UISwitch:On/Offスイッチ
- Lecture UISwitchでどんなことができる?
- Practice「スイッチを切り換えたら、文字を表示する」
- 4-6 UISlider:スライダーで値を設定
- Lecture UISliderでどんなことができる?
- Practice「スライダーを動かしたら、値を表示する」
- 4-7 UIDatePicker:日付の値を設定
- Lecture UIDatePickerでどんなことができる?
- Practice 「日付を選択したら、その日付を表示する」
- 4-8 UIAlertView:アラートビューを表示
- Lecture UIAlertViewでどんなことができる?
- Practice「ボタンで、アラートビューを表示する」
- 4-9 UIActionSheet:アクションシートを表示
- Lecture UIActionSheetでどんなことができる?
- Practice「ボタンで、アクションシートを表示する」
Chapter 5 画像やアニメーションを扱う
- 5-1 UIImageView:画像を表示
- Lecture UIImageViewでどんなことができる?
- Practice「リソース画像を表示(プログラムなし)」
- Practice「リソース画像を表示(プログラムあり)」
- 5-2 パラパラアニメ:UIImageViewの機能を使ってアニメ
- Lecture パラパラアニメの作り方
- Practice「ボタンをタップするとアニメを再生する」
- 5-3 簡易アニメーション:UIViewの機能を使ってアニメ
- Lecture 簡易アニメーションの作り方
- Practice「ボタンをタップしたらアニメーション」
- 5-4 タイマーでアニメ:NSTimerを使ってアニメ
- Lecture NSTimerを使ったアニメーションの作り方
- Practice「ラベルが動き続けるアニメーション」
Chapter 6 iPhoneらしい機能の実装
- 6-1 画面サイズに合わせて自動的にレイアウトを変える処理(Autolayout)
- Lecture Autolayout機能を使うには…
- Lecture 画面サイズに合わせてレイアウトを変える方法
- 6-2 UIAccelerometer:iPhoneの傾きを調べる
- Lecture 加速度センサー(UIAccelerometer)の使い方
- Practice「iPhoneの傾きの値を表示する」
- Practice「傾けるとボールが転がるおもちゃ」
- 6-3 CoreLocation.framework:現在位置や方角を調べる
- Lecture CoreLocationを使った現在位置や方角の調べ方
- Practice「現在位置の緯度と経度、方角を調べる」
Chapter 7 データの読み込みと保存
- 7-1 UIWebView:Webページを表示する
- Lecture ウェブビューを使ったWebページの表示の方法
- Practice「アプリの中にWebページを表示する」
- 7-2 UIImage:Web画像を表示する
- Lecture イメージビューを使ったWeb画像の表示の方法
- Practice「Web画像を表示する」
- 7-3 NSXMLParser:Web上のXMLを読み込む
- Lecture XMLの解析の方法
- Practice「XMLを読み込んで表示する」
- 7-4 NSUserDefault:一時的にデータを保存する
- Lecture ユーザーデフォルトを使ったデータ読み書きの方法
- Practice「文字入力をして次回起動時に表示する」
Chapter 8 複数の画面を切り替える
- 8-1 もう少しObjective-Cを知る
- Lecture 1つの画面ごとに作るクラス
- Lecture 「ビューコントローラー」ってなに?
- Lecture AppDelegate
- Lecture Modern Objective-C
- 8-2 Utility Application:表裏が切り換わるアプリ
- Lecture ユーティリティアプリケーションの作り方
- Practice「裏でON/OFFすると表が変わるアプリ」
- 8-3 Tabbed Application:複数画面が切り換わるアプリ
- Lecture タブバーアプリケーションの作り方
- Practice「2つのタブを切り替えるとカウントする」
- Practice「3つのタブを切り替えるとカウントする」
- 8-4 Page-Based Application:ページをめくるように切り換わるアプリ
- Lecture ページめくりアプリケーションの作り方
- Practice「写真のページをめくるアプリ」
- 8-5 Single View Applicationから複数画面アプリを作る
- Lecture 画面を追加する方法
- Lecture 変数を引き渡す方法
- Practice「2つの画面を切り換えるとカウントする」
Chapter 9 テーブル表示
- 9-1 TableView:複数のデータをリスト表示する
- Lecture テーブルビューの構造
- Lecture テーブルビューの使い方
- Practice「テーブルに同じ文字を20個表示する」
- Practice「テーブルに用意した文字を2x3行表示する」
- 9-2 Master-Detail:画面のスライドで階層表示する
- Lecture 行選択で画面がスライドするアプリの作り方
- Practice「行を選択すると画面がスライドする」
- 9-3 Cellカスタマイズ:セルの表示をカスタマイズする
- Lecture セルを少しだけ変更する方法
- Lecture セルを自由にレイアウトする方法
- Practice「テーブルビューのセルを自作する」
Chapter 10 アプリを仕上げる
- 10-1 アイコン
- Lecture アイコンの設定方法
- Practice「アプリにアイコンをつける」
- 10-2 起動画面
- Lecture 起動画面の作り方
- Practice「アプリに起動画面をつける」
- 10-3 ローカライズ
- Lecture ローカライズの方法
- Practice「アプリをローカライズする」
Chapter 11 実機でテストする
- 11-1 実機でテストしてみよう
- Lecture iOS Developer Programへ年間参加する
- Lecture 「Organizer」でプロビジョニングプロファイルを作る
- Lecture アプリを実機iPhoneへダウンロードして実行する