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内容紹介
Androidアプリ制作の基本から環境構築、プログラミングの実際、Google Playでのアプリ配信までを解説した入門書です。
サンプルアプリを作りながら、Androidアプリ開発のノウハウを効率よく習得していけます。サンプルアプリは簡単なものではありますが、音声認識機能、データベースへのアクセス、Web APIと接続するもの、Googleサービスを利用するもの、カメラ機能を使ったものなど、バラエティに富んだものを用意しています。
Androidアプリケーション開発を始めるための敷居は、どんどん高くなってしまっていると、筆者は思います。
本書は、そんなAndroid アプリケーション開発のための入門書です。
開発を始める際、最初に立ちはだかる敷居を乗り越えるのに役立つ情報が、この本に詰まっています。
本書を読むことで、Android アプリケーションの作成の基礎と、さまざまなデバイス機能の基本的な使い方について学ぶことができるでしょう。
(著者「はじめに」より)
Androidアプリ制作が初めてという方でも、デバイス機能をもう少し知りたいという「脱初心者」の方にも役立つ1冊となっています。
書誌情報
- 著者: 高見知英
- 発行日: 2013-08-24 (紙書籍版発行日: 2013-08-24)
- 最終更新日: 2013-08-24
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 401ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
Androidアプリを開発したい人、開発している人
著者について
高見知英
日本Androidの会横須賀支部 支部長。横浜市在住。
高校3年からプログラミングを始め、以後 公私ともに様々な環境でプログラミングを行う。
2006年から携帯電話開発関連の業務を行う傍ら、ITコミュニティへの参加・講演・主宰などの活動を行う。
2012年に独立。地域コミュニティとの共生を目指して横浜・横須賀を中心に活動中。地域向けのパソコン・スマートフォン教室やタブレット教室、開発者向けAndroid開発基礎教室講座などを行っている。
目次
Chapter1 Androidの基本
1-1 Androidってなんだろう
- Androidとは
- Androidの特徴
- Android搭載端末
- Android OSの歴史
1-2 Androidスマートフォンと他の携帯電話の違い
- Androidと他のプラットフォームとの違い
- 一般的な携帯電話との違い
1-3 Androidの特徴
- 複数の端末間で保たれた互換性
- 端末機能の利用
Chapter2 Javaの基本
2-1 Javaとは
- Javaの特徴
- 変数と型
- クラス
2-2 様々な制御構文
- if文
- switch文
- while文
- for文
- 条件式
2-3 コメントとJavadoc
- コメント
- Javadoc
Chapter3 Androidアプリの構造
3-1 Androidアプリケーションの構成
- 四つのコンポーネント
- その他アプリケーションを構成するクラス
- Androidアプリケーション実行の仕組み
- アクティビティーのライフサイクル
- ユーザーインターフェースとプログラムコードの分離
3-2 タスクの構造
- Androidのタスクの仕組み
- Androidのマルチタスク
- アクティビティーとインテント
3-3 リソースとコードの関係
- Androidのリソース
Chapter4 開発環境の構築
4-1 必要なアプリケーションのインストール(Windows)
- Java Development Kit(JDK)のインストール
- Android SDKのインストール
- 必要なSDKコンポーネントのインストール
- Eclipseのインストール
- ADTの設定
- ADTの更新
4-2 エミュレータを使う
- エミュレータとは
- AVDとは
- システムイメージのインストール
- 仮想デバイスの作成
- 仮想デバイスの起動
- 様々な仮想デバイスを作成する
4-3 実機での検証
- USBデバッグ機能を利用する
- ADBを使用する
4-4 必要なアプリケーションのインストール(Mac)
- Java Development Kit(JDK)のインストール
- Android SDKのインストール
- Eclipseのインストール
- Android Developer Toolsのインストール
Chapter5 簡単なアプリの作成
5-1 プロジェクトの作成
- アプリケーションプロジェクトを作成する
- プロジェクトの構成
5-2 プログラムコードの作成
- 本アプリケーションの概要
- 円を表示するビュークラスの作成
- CircleViewの配置
5-3 アニメーションの実装
- レイアウトの変更
- タイマーの作成
- タイマーの実装
- リスナーオブジェクトを利用したイベントハンドリング
- ビューをクリックしたときにダイアログを表示させる
Chapter6 音声認識機能の利用
6-1 アプリケーションの概要
- 本アプリケーションの概要
- Androidの音声認識・音声読み上げ機能
6-2 音声認識を使う
- プロジェクトの作成
- ListActivityの使用
- コントロールの初期設定を行う
- インテントによるアクティビティー呼び出しと戻り値の取得
- 音声認識機能の追加
6-3 スピーチ機能を使う
- 日本語対応の音声認識エンジンの入手
- プログラムコードからN2 TTSを利用する
Chapter7 複数画面の使用とデータ保存
7-1 アプリケーションの概要
- 本アプリケーションの概要
- アクティビティーを用いた画面遷移
- SQLiteデータベースへのアクセス
- メニューの作成
7-2 データベースへのアクセス
- プロジェクトの作成
- アクティビティーレイアウトの作成
- メニューの作成
- SQLiteデータベースの作成
- リスト項目の追加と削除
7-3 別画面への遷移
- アクティビティーの作成
- アクティビティーの呼び出し処理
- 設定結果の保存処理
Chapter8 WebAPIの利用
8-1 アプリケーションの概要
- 完成イメージ/情報
- 本アプリケーションの概要
- インターネットの利用
- インターネットを使うための注意
- JSONデータの利用
8-2 WebAPIとの接続
- 受信するJSONデータファイルの仕様
- プロジェクトの作成
- 天気予報情報の受信
- 天気予報受信のための準備
- WebAPILoaderの実行とデータの処理
8-3 キャッシュの実装
- WebAPILoaderにキャッシュの機能を実装する
- 再読込ボタンの実装
Chapter9 Googleサービスの利用
9-1 アプリケーションの概要
- 完成イメージ
- 本アプリケーションの概要
- フラグメントとは
- Googleマップの利用
9-2 フラグメントの利用
- プロジェクトの作成
- フラグメントの作成
- アクティビティーの作成
- 画面遷移処理の作成
- 動作を確認する
9-3 Googleマップの表示
- APIの利用登録を行う
- 証明書をAPIコンソールに登録する
- AndroidManifestへの登録
- Google Play Servicesライブラリの追加
- リスト項目への位置情報追加
- MapFragmentの実装
Chapter10 カメラ機能を使ったARアプリ
10-1 アプリケーションの概要
- 完成イメージ
- 本アプリケーションの概要
- Androidのカメラ利用
- 顔認識
10-2 カメラの利用
- プロジェクトの作成
- 事前準備
- アクションバーの利用
- カメラのプレビュー映像を表示する
- カメラの撮影処理を実装する
- 複数のカメラの利用
10-3 顔認識の実装
- 顔認識のためのビューを作成する
- ビューの配置
- 顔認識処理を行う
Chapter11 アプリケーションの公開
11-1 アプリケーション公開のための事前準備
- 画像の準備
- 高解像度アイコン
- その他の画像
- 署名付きパッケージの作成
11-2 アプリケーションの公開
- Google Playデベロッパープログラムへの登録
- アプリケーションの登録
11-3 開発者コンソールでできること
- 統計情報の確認
- 評価の確認
- クラッシュレポートの確認
Chapter12 APPENDIX
12-1 日本独自の機能
- メーカー各社の独自機能紹介
- おサイフケータイのAPIを利用する
12-2 様々なDrawableリソース
- ビットマップリソース
- 9patch画像リソース
- XMLビットマップリソース
- レイヤーリスト
- 状態リスト
- Insetリソース
- クリップリソース
- スケールリソース
- 図形
- 描画の単位
12-3 Logcatの使い方
- Logcatの仕組み
12-4 Androidの様々なコミュニティ
- 日本Androidの会
- NFC-LAB
- メーリングリスト