無料で始めるWolfram言語入門
1,980円 (1,800円+税)
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内容紹介
本書はマルチパラダイム言語Wolframのインタラクティブ実行環境を無料で構築し、研究やクリエイティブなどに役立つ技術を紹介します。
Wolfram言語はとても強力なプログラミングをできる環境ですが、それを実行するためのソフトウェア「Mathematica」は数万円、あるいは数十万円かかるため、導入以前に挫折することがあります。無料で環境構築するために、本書ではMathematicaの開発元であるWolfram社が提供する「Wolfram Engine」(Wolfram言語を実行できるコア機能)を取り上げます。
Wolfram Engineを動かすコマンドラインプログラム「WolframScript」はユーザインタフェースの面でGUIの統合開発環境としても優れたMathematicaには劣ります。しかし、グラフィックスとの連動も優れたオープンソース技術「Jupyter Notebook」の機能に加え、Microsoft社が無償で配布しているコードエディタ「Visual Studio Code」(略称: VSCode)でノートブック管理ができるので、使用感はMathematicaのノートブック作成にかなり近づけることができます。
書誌情報
- 著者: 岩淵 勇樹
- 発行日: 2023-04-28 (紙書籍版発行日: 2023-04-28)
- 最終更新日: 2023-04-28
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 64ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
実行環境,開発環境,マルチパラダイム言語,Wolfram,Mathematica,無料,環境構築,同人誌,技術書典,技術同人誌に興味がある人
著者について
岩淵 勇樹
WebエンジニアとしてHTML5, JavaScriptを用いたWebサイト開発に8年間従事。現在は退職して独自言語の創造に挑む。WolframコンファレンスJapan 2018「可視化と可聴化のためのMathematica ~Wolfram言語による映像と音楽の融合~」登壇。Wolfram言語を用いた作品として『フラクタル音楽』『Real Xor』『でびどる曲線!』など。