先生のための「プログラミング的思考」の教え方 小学校5年算数編
1,760円 (1,600円+税)
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内容紹介
本書の目的は、授業や家庭学習を通してプログラミング的思考(プログラミング的な考え方)を教える方々に、その教える内容と方法の指針を提供することです。
本書ではプログラムは一切出てきません。なぜなら、プログラミング的思考とプログラミングは異なる知識セットであり、プログラミングをプログラミング的思考の前提とする必要がないからです。
本書で扱う内容は、すべて小学5年算数の教科書に載っています。つまり、小学5年の知識があれば誰でも解ける問題です。プログラミング的思考は、“目的を達成するために、その部品となる個々の動きを選択し、それらの正しい組み合わせによる解き方”を考えることです。すでに解き方を知っている問題を題材に使うことで、プログラミング的思考の考え方や、その思考法を通した解き方がどのようなものなのかが見えてくるものと思います。
書誌情報
- 著者: 草野 俊彦
- 発行日: 2020-02-21 (紙書籍版発行日: 2020-02-21)
- 最終更新日: 2020-02-21
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 134ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
小数,直方体,割り算,商,奇数,偶数,倍数,最小公倍数,約数,最大公約数,通分,平均,内角の和,百分率,正多角形,整数に興味がある人
著者について
草野 俊彦
1986年、千葉大学工学部電気工学科卒。同年日本電気株式会社に入社し、以来基幹通信システムの研究開発に従事。米国デラウェア大学コンピュータ情報科学部 客員研究員、NECアメリカ勤務等を経て2007年、米国半導体企業に移り、次世代通信システム用LSIの企画と国際標準化を主導。2010年、イスラエルにて、ネットワーク仮想化ソフトウェアの開発ベンチャーを共同創業者として起業。長年の海外経験から、論理的説明力に通じるプログラミング的思考の重要性を感じ、その普及のため2017年みらいアクセス合同会社を設立、同代表。通信システムに関する国内外特許33件取得。電子情報通信学会並びにIEEE正会員。
(著書)常識としてのプログラミング的思考(2018、サイエンスアイ新書、SBクリエイティブ刊)、Understanding Programming Thinking without Coding(2019、KDP)