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内容紹介
Swift 2を深く理解するための、本格派解説書。
Appleのプログラミング言語「Swift 2」に対応した解説書。
本書では、アプリケーションを作成するための説明を必要最低限にとどめ、Swiftを深く理解してもらうことに注力しています。Objective-Cとはまったく違うモダンな文法はもちろん、型の宣言を省略することができる型推論、複数の値を1つの変数に格納できるタプル、そして機能豊富な構造体や列挙体、オプショナル型などの最新機能、さらにはジェネリクスやカリー化など、可能な限り細かく言及しています。
また、言語仕様から一歩踏み込んで、既存のObjective-CのコードをSwiftに置き換えていく方法や、Objective-CとSwiftを同一プロジェクト内で共存させる方法など、実践的な内容まで、現場の開発者が徹底解説しました。ぜひ本書を活用して、Swiftによる開発を効率化し、素晴らしいアプリを開発してください。
『開発のプロが教えるSwift標準ガイドブック』(2014/12刊)が、2015年6月に発表されたSwift 2に対応し、電子書籍として登場です。
※Swift 2.1対応(電子版v1.1)について※・2015年10月下旬のSwift 2.1リリースに対応しました。Swift 2.1での変更点、本書の対応箇所については本書サポートサイトに情報がまとめてありますので、ぜひご参照ください。
・2015/11/27 本書ファイルデータを更新しました。既にご購入の方は再度ダウンロードをお願いします
書誌情報
- 著者: 渡辺 龍司, 富家 将己, 鈴木 晃, 加藤 寛人
- 発行日: 2015-10-23 (紙書籍版発行日: 2015-10-23)
- 最終更新日: 2015-11-25
- バージョン: 1.1.0
- ページ数: 446ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
渡辺 龍司
エキサイト株式会社所属。ソフトウェアエンジニア。主にiOSアプリケーション開発を担当。iPad 2のテレビCMにも採用された「パスタレシピ一年分」(現在公開終了)や「エキサイト翻訳」、「Dモーニング」などが代表作。後進の育成にも力を注いでいる。著書に『開発のプロが教えるSwift標準ガイドブック』(共著・マイナビ出版、本書のSwift1対応版)。
富家 将己
LINE株式会社所属。iOSアプリエンジニア。エキサイト株式会社に入社後、iPhoneの発表当初から猛烈な興味をもち、iOSアプリの開発に無理やり携わる。2011年リリースの「エキサイトニュース」はApp Store Best of Apps 2013にも選出。現在はLINE株式会社に勤務し、引き続きiOSアプリ開発に勤しんでいる。著書に『開発のプロが教えるSwift標準ガイドブック』(共著・マイナビ出版)。
鈴木 晃
株式会社OTSL所属。ソフトウェアエンジニア。ちっちゃいガジェットで自分が書いたプログラムが動くことが楽しく、ソフトウェア研究者から転身。主な著書は『開発のプロが教えるSwift標準ガイドブック』(共著・マイナビ出版)、『iPhone & Androidクロスプラットホームアプリケーション開発』(マイナビ出版)、『ハッキングLinuxザウルス』(共著・SBクリエイティブ刊)、『上を目指すプログラマーのためのiPhoneアプリ開発テクニック iOS 7編』(共著・インプレス)など多数。
加藤 寛人
エプソンアヴァシス株式会社所属。組み込み技術者として各種ファームウェア開発を担当。「PastVid」(スキップバックレコーダー)をはじめ、プロ・教育者の利用に耐えうるiOSアプリを公開中。主な著書は『上を目指すプログラマーのためのiPhoneアプリ開発テクニック iOS 7編』(共著・インプレス)、『OS XとiOSのためのOpenCV環境構築ガイド』(共著・カットシステム)など多数。
丸山 弘詩
書籍編集者。iPhoneをはじめAndroidなどスマートフォン全般ならびにUNIX関連に深い造詣を持つ。関連書籍の執筆・編集はもちろん、アプリケーションの企画・開発、運用やプロモーションを手掛け、様々な分野のコンサルティングやプロダクトディレクションなども担当。
目次
Chapter 01 Swiftの概要
- 1-1 Swiftとは
- 1-2 開発環境
- 1-3 PlaygroundとREPL
Chapter 02 基本文法
- 2-1 基本文法と変数
- 2-2 数値リテラルと演算子
- 2-3 制御構文
- 2-4 文字列操作
- 2-5 区間・配列・辞書
- 2-6 エラーハンドリング
Chapter 03 関数とクラス
- 3-1 関数定義と呼び出し
- 3-2 クロージャ
- 3-3 クラス・構造体・列挙体
- 3-4 プロトコルとエクステンション
- 3-5 ジェネリック
- 3-6 カリー化
- 3-7 switchでのマッチング
Chapter 04 オプショナル型
- 4-1 Objective-Cにおけるnil
- 4-2 Optional型
- 4-3 Implicitly Unwrapped Optional型
- 4-4 Optional Chaining
Chapter 05 標準ライブラリの利用
- 5-1 Foundation
- 5-2 UIKit
- 5-3 KVCとKVO
- 5-4 Core Data
Chapter 06 予約語とアトリビュート
- 6-1 予約語
- 6-2 アトリビュート
Chapter 07 Objective-Cとの相互利用
- 7-1 SwiftからObjective-Cのコードを利用
- 7-2 Objective-CからSwiftのコードを利用
- 7-3 Swiftへの移行
- 7-4 Swiftへの移行(実践編)
Chapter 08 実践と応用
- 8-1 テスト
- 8-2 ブリッジによる拡張
- 8-3 ライブラリ紹介
- 8-4 デザインパターン