スッキリわかるJava入門 第3版
2,860円 (2,600円+税)
【注意】本書のEPUB版は固定レイアウト型になっております。文字の大きさの変更や検索、引用などはお使いいただけません。画面の大きい端末でご利用ください。
関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
発売から8年であっという間に総計40万部到達した大人気シリーズの原点。
「どうして?」「なぜそうなる?」が必ずわかるJava入門書史上最強の定番書の増補改訂版登場!
従来の入門書は、先生が生徒が一方的に話し続けるようなスタイルで構成されているモノが多く、それらは途中初学者が思い浮かべる「なぜ?」「どうして?」を置き去りにしたまま次の解説に移っていくため、理解が進まず多くの挫折を生み出してきました。
本書は、初学者がよくつまずくポイントや疑問点に対して、いろいろな角度から具体的なアドバイスを行っているため、まだ腑に落ちていないのに勝手にストーリーが進むということがなく、一歩一歩着実に理解を深めて、無駄なく短期間で知識を習得できる構成になっています。
また、主人公の新人エンジニア湊君が、仲間や先輩とのやりとりの中で徐々に成長していくストーリーを傍らに学んでいくので、飽きることなく楽しくJavaが身に付く仕掛けになっています。
プログラミング入門者のネックとなる「開発環境の準備」には、仮想開発環境「dokojava」を読者特典として用意。
「多発するエラーへの対応」にはFAQ集「エラー解決・虎の巻」が付いていますので、安心して学習を進められます。
第3版では、Java11を基準に内容を改訂し、実務で頻用するコレクションなどの解説を新たに取り込みました。また、好評の仮想開発環境「dokoJava」をブラッシュアップして使い勝手を高めたほか、紙面上の主要ソースコードにQRコードを配し、より学習しやすくなるよう細部に工夫を加えています。
本書でぜひ、Javaプロフェッショナルへの第一歩を踏みだしてください!
書誌情報
- 著者: 中山清喬, 国本大悟, 株式会社フレアリンク
- ページ数: 768ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
Javaプリグラミング入門者
著者について
中山清喬
株式会社フレアリンク代表取締役。IBM内の先進技術部隊に所属しシステム構築現場を数多く支援。退職後も研究開発・技術適用支援・教育研修・執筆講演・コンサルティング等を通じ、「技術を味方につける経営」を支援。現役プログラマ。講義スタイルは「ふんわりスパルタ」。
国本大悟
文学部・史学科卒。大学では漢文を読みつつ、IT系技術を独学。会社でシステム開発やネットワーク・サーバ構築等に携わった後、フリーランスとして独立する。システムの提案、設計から開発を行う一方、プログラミングやネットワーク等のIT研修に力を入れており、大規模SIerやインフラ系企業での実績多数。
目次
本書について
まえがき
dokoJavaの使い方
sukkiri.jpについて
本書の見方
●第0章 Javaをはじめよう
- 0.1 ようこそJavaの世界へ
- 0.2 はじめてのプログラミング
■第I部 ようこそJavaの世界へ
●第1章 プログラムの書き方
- 1.1 Javaによる開発の基礎知識
- 1.2 Javaプログラムの基本構造
- 1.3 変数宣言の文
- 1.4 第1章のまとめ
- 1.5 練習問題
- 1.6 練習問題の解答
●第2章 式と演算子
- 2.1 計算の文
- 2.2 オペランド
- 2.3 評価のしくみ
- 2.4 演算子
- 2.5 型の変換
- 2.6 命令実行の文
- 2.7 第2章のまとめ
- 2.8 練習問題
- 2.9 練習問題の解答
●第3章 条件分岐と繰り返し
- 3.1 プログラムの流れ
- 3.2 ブロックの書き方
- 3.3 条件式の書き方
- 3.4 分岐構文のバリエーション
- 3.5 繰り返し構文のバリエーション
- 3.6 制御構文の応用
- 3.7 第3章のまとめ
- 3.8 練習問題
- 3.9 練習問題の解答
●第4章 配列
- 4.1 配列のメリット
- 4.2 配列の書き方
- 4.3 配列と例外
- 4.4 配列のデータをまとめて扱う
- 4.5 配列の舞台裏
- 4.6 配列の後片付け
- 4.7 多次元の配列
- 4.8 第4章のまとめ
- 4.9 練習問題
- 4.10 練習問題の解答
●第5章 メソッド
- 5.1 メソッドとは
- 5.2 引数の利用
- 5.3 戻り値の利用
- 5.4 オーバーロードの利用
- 5.5 引数や戻り値に配列を用いる
- 5.6 コマンドライン引数
- 5.7 第5章のまとめ
- 5.8 練習問題
- 5.9 練習問題の解答
●第6章 複数クラスを用いた開発
- 6.1 ソースファイルを分割する
- 6.2 複数クラスで構成されるプログラム
- 6.3 パッケージを利用する
- 6.4 パッケージに属したクラスの実行方法
- 6.5 名前空間
- 6.6 JavaAPIについて学ぶ
- 6.7 第6章のまとめ
- 6.8 練習問題
- 6.9 練習問題の解答
■第II部 すっきり納得オブジェクト指向
●第7章 オブジェクト指向をはじめよう
- 7.1 オブジェクト指向を学ぶ理由
- 7.2 オブジェクト指向の定義と効果
- 7.3 オブジェクト指向の全体像と本質
- 7.4 オブジェクトと責務
- 7.5 オブジェクト指向の3大機能と今後の学習
- 7.6 第7章のまとめ
- 7.7 練習問題
- 7.8 練習問題の解答
●第8章 インスタンスとクラス
- 8.1 仮想世界の作り方
- 8.2 クラスの定義方法
- 8.3 クラス定義による効果
- 8.4 インスタンスの利用方法
- 8.5 第8章のまとめ
- 8.6 練習問題
- 8.7 練習問題の解答
●第9章 さまざまなクラス機構
- 9.1 クラス型と参照
- 9.2 コンストラクタ
- 9.3 第9章のまとめ
- 9.4 練習問題
- 9.5 練習問題の解答
●第10章 継承
- 10.1 継承の基礎
- 10.2 インスタンスの姿
- 10.3 継承とコンストラクタ
- 10.4 正しい継承、間違った継承
- 10.5 第10章のまとめ
- 10.6 練習問題
- 10.7 練習問題の解答
●第11章 高度な継承
- 11.1 未来に備えるための継承
- 11.2 高度な継承に関する2つの不都合
- 11.3 抽象クラス
- 11.4 インタフェース
- 11.5 第11章のまとめ
- 11.6 練習問題
- 11.7 練習問題の解答
●第12章 多態性
- 12.1 多態性とは
- 12.2 ザックリ捉える方法
- 12.3 ザックリ捉えたものに命令を送る
- 12.4 捉え方を変更する方法
- 12.5 多態性のメリット
- 12.6 第12章のまとめ
- 12.7 練習問題
- 12.8 練習問題の解答
●第13章 カプセル化
- 13.1 カプセル化の目的とメリット
- 13.2 メンバに対するアクセス制御
- 13.3 getterとsetter
- 13.4 クラスに対するアクセス制御
- 13.5 カプセル化を支えている考え方
- 13.6 第13章のまとめ
- 13.7 練習問題
- 13.8 練習問題の解答
■第III部 もっと便利にAPI活用術
●第14章 Javaを支えるクラスたち
- 14.1 Javaが備えるAPI群
- 14.2 すべてのクラスの祖先
- 14.3 静的メンバ
- 14.4 第14章のまとめ
- 14.5 練習問題
- 14.6 練習問題の解答
●第15章 文字列と日付の扱い
- 15.1 文字列処理とは
- 15.2 基本的な文字列操作
- 15.3 文字列の連結
- 15.4 正規表現の活用
- 15.5 文字列の書式整形
- 15.6 日付と時刻を扱う
- 15.7 Time API
- 15.8 第15章のまとめ
- 15.9 練習問題
- 15.10 練習問題の解答
●第16章 コレクション
- 16.1 コレクションとは
- 16.2 ArrayListの使い方
- 16.3 LinkedListの使い方
- 16.4 Set関連のクラス
- 16.5 Mapの使い方
- 16.6 コレクションの応用
- 16.7 第16章のまとめ
- 16.8 練習問題
- 16.9 練習問題の解答
●第17章 例外
- 17.1 エラーの種類と対応策
- 17.2 例外処理の流れ
- 17.3 例外クラスとその種類
- 17.4 例外の発生と例外インスタンス
- 17.5 さまざまなcatch構文
- 17.6 例外の伝播
- 17.7 例外を発生させる
- 17.8 第17章のまとめ
- 17.9 練習問題
- 17.10 練習問題の解答
●第18章 まだまだ広がるJavaの世界
- 18.1 ファイルを読み書きする
- 18.2 インターネットにアクセスする
- 18.3 データベースを操作する
- 18.4 ウィンドウアプリケーションを作る
- 18.5 スマートフォンアプリを作る
- 18.6 Webサーバで動くJavaプログラム
- さらなる高みを目指して
●付録A ローカル開発環境のセットアップと利用
- A.1 ローカル開発環境の種類と構成
- A.2 コマンドプロンプトの使い方
- A.3 JDK単体利用による開発手順
●付録B エラー解決・虎の巻
- B.1 エラーとの上手なつきあい方
- B.2 トラブルシューティング
- B.3 エラーメッセージ別索引
●付録C クイックリファレンス
- C.1 代表的な構文
- C.2 予約語
- C.3 演算子
- C.4 正規表現
- C.5 エスケープシーケンス
- C.6 ACSII文字コード