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内容紹介
従業員のソーシャルメディア利用による炎上トラブルが多発しています。会社の信用の失墜を防ぐには、「ソーシャルメディアガイドライン」をはじめとする備えが急務です。社会労務士として企業のコンサルティングに当たり、数多くのソーシャルメディア関連トラブルを解決してきた著者が、ガイドラインの策定から社内周知などの運用方法から、理解度チェックテストやQ&A集、誓約書、緊急時の社内通達など、効果的な「会社を巻き込む炎上トラブル」対策のノウハウを公開。具体的なサンプル文例も収録しているので、すべて自社で対策できます。
書誌情報
- 著者: 専田 晋一
- 発行日: 2014-05-02 (紙書籍版発行日: 2014-05-02)
- 最終更新日: 2014-05-02
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 44ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス(NextPublishing)
対象読者
中小企業経営者、マネージャーを中心とする法人内の人事、総務、法務、危機管理担当社および情報システム担当者
著者について
専田 晋一
特定社会保険労務士・トラブル解決コンサルタント せんだ社会保険労務士事務所 代表
1973年東京生まれ。企業の総務・人事など管理部門責任者が抱える悩みを解決する情報発信サイト、「管理部支援.com」を運営。
前職は警備会社、現在も予備自衛官。頻繁に改正される労働・社会保険法令と「負けるが勝ちの労務トラブル解決法」を研究テーマとし、多くの企業のコンサルタントやアドバイザーを務めるかたわら、執筆・講演活動も行う。ソーシャルメディア関連トラブルの対応を数多く手がけるほか、労働法を踏まえた企業向けのソーシャルメディア・ポリシー作成支援サービスなど、独自のサービスを考案、展開している。
http://kanri-shien.com/blog/
目次
第1章 会社を巻き込む炎上トラブル
- 今にはじまったことではない「炎上」
- こんなにあった会社を巻き込む炎上トラブル
- 取り返しのつかないブランドイメージの損失
- トラブル拡大!「炎上」と「晒し」の原因
- 投稿者もタダでは済まない!
- 炎上トラブルはこうして拡がる
- 「全面禁止」または「静観」はダメ
- ソーシャルメディアガイドラインの必要性
- 炎上防止に必要な3つの対策
第2章 ガイドラインはこう作る
- ガイドラインは誰が決める?
- ガイドラインにポリシー、その違いは?
- ソーシャルメディアガイドラインの考え方
- 就業規則にはこんな規定を
- 発信してよいこと、悪いこと
- <ソーシャルメディアガイドラインの例>
第3章 社内周知の徹底
- 説明会で周知させよう
- チェックテストで理解度確認
- <ソーシャルメディアガイドライン理解度テストの例>
- 質問はQ&A集にまとめる
- <ソーシャルメディアガイドラインQ&A集の例>
第4章 さらに誓約書で対策強化
- 誓約書でガイドラインを補完
- パターンごとの誓約書を作る
- 過度な制限は避けよう
- <ソーシャルメディア等の利用に関する誓約書の例>
第5章 それでも炎上したときは
- トラブル発生時の正しい対応
- 緊急時には「社内通達」を
- <社内通達文書の例>
- 対策すれば安心、ではない
- 新たな問題「ソーシャルメディア・ハラスメント」
- 終わりに