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内容紹介
昨今のクラウドコンピューティングの成熟の目覚ましさを改めて説明する必要はないでしょう。本書では数あるクラウドサービスの活用手法から特に仮想サーバーを活用することに着目しております。さらに構築した仮想サーバーがインターネットに接続されるのも前提となるのは明らかです。その上で様々なアプリケーションを稼働させたり、可用性の向上や利用するネットワークに対しても機能を付加していく施策を考慮すべきケースが数多く予想できると思います。
そういったケースに対する具体的な手法やノウハウをまとめて俯瞰できるような書籍があればという思いから本書の企画を温めてきましたが、本格的にクラウドサービスを提供している企業で実際にサービスの企画・開発・運用を行っているエンジニアが執筆するのが最善であるという結論に至り、実際に数多くのエンジニア諸氏に執筆を願った次第です。
※付録として、IDCFクラウドで利用できる限定クーポンをzipファイルの形でダウンロードいただけます。
書誌情報
- 著者: 株式会社IDCフロンティア(著), 池田成樹(編)
- 発行日: 2016-08-10 (紙書籍版発行日: 2016-08-10)
- 最終更新日: 2016-08-10
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 340ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, ZIP
- 出版社: カットシステム
対象読者
著者について
株式会社IDCフロンティア
池田成樹
ダイキチ・ドットネット有限会社 取締役社長 NPO法人JASIPA理事編者
目次
第1章 開発環境を作ろう
- 1.1 IDCFクラウドを始めよう
- 1.2 仮想マシンを作ろう
- 1.3 外部から仮想マシンに接続しよう
- 1.4 仮想マシン内の環境を構築しよう
第2章 本番環境を作ろう
- 2.1 冗長構成を組もう
- 2.2 サーバーを複製して増やそう
- 2.4 セキュリティチェックをしよう
- 2.5 サービスの監視をしよう
- 2.6 バックアップも取ろう
第3章 リリース前の確認
- 3.1 負荷試験をしよう
- 3.2 障害試験をしよう
第4章 リリース後の対応
- 4.1 急なアクセスへの対応
- 4.2 障害対策しよう
- 4.3 サポートへ問い合わせよう
- 4.4 脆弱性への対応
- 4.5 ディスク容量が足りなくなってきたら
第5章 クラウドコンソールを管理する
- 5.1 複数ユーザーを管理しよう
- 5.2 ビリングを管理しよう
第6章 大規模なアクセスに対応する
- 6.1 静的なコンテンツを高速配信する
- 6.2 大量のサービストラフィックを処理する
- 6.3 超高速なDBサーバーを作ろう
- 6.4 DR構成を組もう
第7章 クラウドを有効活用
- 7.1 LAMP環境をさらりと構築しよう
- 7.2 コマンドラインからIDCFクラウドを操作しよう
- 7.3 DNSをIDCFで管理しよう
- 7.4 テンプレートを公開しよう
- 7.5 サーバー構築を自働化しよう
- 7.6 ハイブリッド構成を実現しよう
- 7.7 ハイブリッド構成を実現しよう
第8章 構成例
- 8.1 オンプレミスのシステムを移行
- 8.2 ゲームサービスの構成例
- 8.3 各種メディアサイトの構成例
- 8.4 アドテクサービスの構成例