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内容紹介
現代暗号技術&暗号実装の必読書!
現代の暗号技術に関してソースコード例を提供し実際のバグや失敗例を記述。暗号学の中心となるその考え方を理解できるようになります。現代暗号の数学の基本的な数学的概念を解説。認証暗号化、安全なランダム性、ハッシュ関数、ブロック暗号、RSA や楕円曲線暗号などの公開鍵技術などについて、深い洞察を得ることができます。また量子コンピューターや、暗号通貨の暗号技術についても取り上げます。
各章にはよくある実装上の間違いについての解説が含まれており、「何が問題で」「どうすればこれらの落とし穴を避けることができるか」が詳しく説明され、「暗号がどのように破られるのか」を理解することができます。
no starch press『Serious Cryptography: A Practical Introduction to Modern Encryption, 2nd edition』の翻訳書。
書誌情報
- 著者: Jean-Philippe Aumasson(著), Smoky(訳), IPUSIRON, 藤田亮(監訳)
- 発行日: 2025-05-29
- 最終更新日: 2025-05-29
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 424ページ(PDF換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
Jean-Philippe Aumasson

スイスの金融テクノロジー企業 Taurus SA の最高セキュリティ責任者兼共同設立者。暗号化の分野で60本以上の研究論文を執筆し広く使用されているハッシュ関数 BLAKE2 と SipHash を設計した。
Smoky

ゲーム会社他数社の代表。サイバーセキュリティと機械学習の研究がライフワーク。大学院博士課程で医用画像診断AIを研究中。『サイバーセキュリティの教科書』他を翻訳。
IPUSIRON

福島県相馬市在住。2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス) を上梓。主な著書に『ハッキング・ラボのつくりかた 完全版』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、共著に『「技術書」の読書術』(翔泳社) がある。
藤田亮

情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科 情報セキュリティ専攻 博士後期課程修了。博士(情報学)。中央大学研究開発機構 機構准教授(客員)。日本セキュリティ・マネジメント学会(JSSM)執行理事。