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内容紹介
「SEOはWeb担当者が行うものだ」と思い込んでいませんか? ディレクトリーやデータベースの設計、サーバー負荷の軽減、サイトの移行計画など、エンジニアが行うべきSEO対策はたくさんあります。本書は、まったく新しい切り口で「エンジニアのSEO技術」を解説します。 SEOコンサルタントとして実績のあるアユダンテ株式会社は、日本初のGAAC(Google Analytics認定コンサルタント)取得企業。SEOに欠かせない、アクセス解析を視野に入れたWebサイトの設計方法も解説します。 エンジニアだけではなく、エンジニアの力を借りてより高度なSEO対策を行いたいWeb担当者にも最適の内容です。
書誌情報
- 著者: 伊藤大典, 安川洋
- 発行日: 2013-12-06 (紙書籍版発行日: 2009-12-18)
- 最終更新日: 2013-12-06
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 288ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
Webシステムエンジニア、マーケティング担当者、Web制作者
著者について
伊藤大典
アユダンテ株式会社 事業開発部長。アユダンテ株式会社に設立当初より参加し、SEO コンサルタントと共に数十の大規模サイトのバックエンドからフロントエンドまで、SEO に最適化されたアーキテクチャを設計する。また、別プロジェクトとして「携帯秘書モバセク」の設計・開発のマネジメントも務める。携帯への造詣も深く、まだ技術的な情報の少ない携帯SEO のコンサルティング経験も多数あり。
安川洋
アユダンテ株式会社 代表取締役社長。1989 年日本アイ・ビー・エムを経て1994 年マイクロソフト入社、MSN 立ち上げマネージャー、Pocket PC プロジェクトマネージャー、モバイル戦略を担当。大手キャリアとのジョイントベンチャー立ち上げに携わった後、EC ジャパンの前身、イージャパンCTO に就く。プログラミングは中学時代から。2006 年、アユダンテ株式会社創業。『できる100ワザ SEO & SEM 増補改訂版 アクセスと売上を倍増させるヤフー!・グーグル対策』(インプレスジャパン)などを執筆。
目次
まえがき
第1章 SEOと検索エンジン
- 1.1 本書の内容
- 1.2 SEOの位置付け
- 1.3 検索エンジンのビジネスモデル
- 1.4 SEO対策の概要
- 1.4.1 キーワードとカテゴリーの設計
- 1.4.2 内的施策
- 1.4.3 外的施策
- 1.5 SEOの歴史と未来
- 1.6 SEO対策後の変化
- 1.6.1 ランディングページの変化
- 1.6.2 ユーザーの性質の変化
- 1.6.3 検索キーワードの多様化
第2章 検索エンジンの技術的な仕組み
- 2.1 検索エンジンの種類
- 2.1.1 ディレクトリー型
- 2.1.2 ロボット型
- 2.2 ロボット型の検索エンジンの仕組み
- 2.3 Googleの技術:PageRank
- 2.4 検索エンジンのシェア
- 2.5 検索結果画面(Serps)
第3章 SEOサイクルとクローラビリティー
- 3.1 SEOサイクル
- 3.2 SEO対策の3つのポイント
- 3.3 クローラビリティー
- 3.3.1 ステータスコード
- 3.3.2 URL 永続化
- 3.3.3 URL 正規化
- 3.3.4 URL 静的化
- 3.3.5 クロールできるa要素とリンク構造
第4章 キーワード
- 4.1 キーワードとは
- 4.1.1 言葉の一致
- 4.1.2 キーワードの守備範囲
- 4.1.3 キーワードの人気度の調査
- 4.1.4 キーワードのグループ構成
- 4.2 キーワードの選定
- 4.2.1 潜在顧客の検索行動の洗い出し
- 4.2.2 人気度・コンバージョン・競合度の調査
- 4.2.3 キーワードのグループ分けと優先順位付け
- 4.3 形態素解析
- 4.4 カテゴリー
- 4.4.1 複数のカテゴリー軸の組み合わせ
第5章 アンサー度
- 5.1 アンサー度とは
- 5.2 テーマの一致
- 5.3 多様性
- 5.4 検索語タイプ
第6章 HTMLの最適化
- 6.1 HTMLの最適化とは
- 6.2 head要素
- 6.2.1 title要素
- 6.2.2 meta description
- 6.2.3 meta keywords
- 6.2.4 meta robots
- 6.2.5 理想的なhead要素
- 6.3 body要素
- 6.4 Serps制御
- 6.5 Yahoo! Search Technology(YST)の特徴
- 6.6 Googleの特徴
第7章 アクセスログとインデックス状況の分析
- 7.1 アクセスログ
- 7.2 インデックス数
- 7.2.1 Webの管理ツールを使ったインデックス確認
- 7.2.2 検索エンジンコマンドを使ったインデックス確認
- 7.3 分析手法
- 7.3.1 コンバージョン分析
- 7.3.2 被リンク数
- 7.3.3 PageRank
- 7.3.4 検索順位
- 7.3.5 視聴率
第8章 アクセス解析の導入
- 8.1 アクセス解析とは
- 8.1.1 ビーコン型アクセス解析
- 8.1.2 パケットキャプチャー型アクセス解析
- 8.1.3 生ログ型アクセス解析
- 8.2 アクセス解析の導入
- 8.2.1 ビーコン型の導入のポイント
- 8.2.2 パケットキャプチャー型・生ログ型の導入のポイント
- 8.3 コンバージョン
- 8.3.1 同一URLのFORM-POSTとIFRAMEの活用
- 8.3.2 eコマース機能
- 8.4 イベント
- 8.5 サイト・ディレクトリーの設計
- 8.6 モバイルアクセス解析
- 8.6.1 モバイルアクセス解析ではビーコン型が使えない?
- 8.6.2 NTTドコモの携帯がリファラーを送出しない
- 8.6.3 契約者ID/ 端末IDの活用
- 8.6.4 独自セッションIDでアクセス解析?
- 8.6.5 携帯電話機種の判断
第9章 検索エンジンスパム
- 9.1 スパムとは
- 9.2 スパム手法
- 9.2.1 HTML系
- 9.2.2 サーバー系
- 9.2.3 DNSスパム
- 9.2.4 外部リンク系
- 9.3 検索エンジン各社のガイドライン
第10章 検索エンジンの制御
- 10.1 検索エンジンの制御方法
- 10.2 robots.txt
- 10.3 Sitemaps
- 10.4 検索エンジン各社のツール
- 10.4.1 Googleウェブマスターツール
- 10.4.2 Yahoo! サイトエクスプローラー
- 10.4.3 Bing Webmaster Center
- 10.5 縮退運転
第11章 データベースモデリング
- 11.1 データベースとSEO
- 11.2 SEO要件とデータベース設計の乖離
- 11.3 データベース設計でよくある要件
第12章 サイト移行
- 12.1 サイト移行の概要
- 12.2 移行計画(Pl an)
- 12.2.1 移行元URL のピックアップ
- 12.2.2 移行先URL の計画、設計
- 12.2.3 URLのマッピング表を作成
- 12.3 移行の実行(Do)
- 12.3.1 リダイレクトの方法
- 12.3.2 301リダイレクトを行う方法
- 12.3.3 301リダイレクトできているか確認する
- 12.4 移行観察(Check)
- 12.4.1 検索エンジンのインデックス状況
- 12.4.2 Web サーバーの生ログ
- 12.4.3 リンク元へのリンク修正依頼
第13章 モバイルSEO
- 13.1 モバイルSEOの現状
- 13.2 モバイルサイトの問題点(クローラビリティー)
- 13.2.1 携帯キャリアのゲートウェイサーバーの介在
- 13.2.2 クローラーのユーザーエージェントやIPアドレス
- 13.2.3 対応する携帯端末ごとの差異
- 13.3 モバイルサイトの問題点(URL)
- 13.4 その他のモバイルSEOでのポイントや課題
- 13.5 モバイルSEOの参考資料
- 13.5.1 モバイルSEOに必要な参考資料
- 13.5.2 モバイルSEOでの主なディレクトリーサービス
付録 Fiddler2のインストール
- A.1 Fiddler 2とは
- A.2 Fiddler 2のダウンロードとインストール
- A.3 Fiddler 2の操作
- A.4 各ブラウザーの設定方法
- A.4.1 Internet Explorerの設定
- A.4.2 Firefoxの設定