SDN/OpenFlowで進化する仮想ネットワーク入門
1,760円 (1,600円+税)
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内容紹介
企業がサービスの競争力を維持するために、物理ネットワークだけではなく仮想ネットワークも運用するようになってきました。本書は、サーバインフラエンジニアや、IT技術をもってサービスや製品を企画立案し、事業を推進していくビジネスマンのために、わかりやすい用語と表現で仮想ネットワークの必須基礎知識が網羅されています。SDN/OpenFlowを検討するエンジニアや新たなサービスや製品を企画立案し事業を推進していくビジネスマンにぜひ手に取っていただきたい一冊です。
書誌情報
- 著者: 伊勢 幸一
- ページ数: 198ページ
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
著者について
伊勢 幸一
株式会社データホテル 情報環境技術研究室 執行役員 CTA 室長。1986年室蘭工業大学工学部産業機械工学科を卒業し、日立設備エンジニアリングに入社。その後、デジタルテクノロジーを経て、1996年にスクウェアへ入社。ファイナルファンタジーシリーズや劇場向けフルCG映画の開発製作システム、オンラインゲームサーバシステム等の構築運用に携わる。2005年にライブドアへ入社し、技術部門の指導統括に従事。2012年、同社はデータホテルに社名変更し、現在に至る。2008年以降、InteropTokyoプログラム委員を担当。一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)総合アドバイザー、オープンクラウド実証実験タスクフォース(OCDET)座長、OCPJ(Open Compute Project Japan)運営委員を兼任。
著書:『P2P教科書』(インプレスR&D)、『4Gbpsを超えるWebサービス構築術』(ソフトバンククリエイティブ)
ブログ:「第九研究室だより」 http://blog.livedoor.jp/koichiise/
Twitterアカウント:@ibucho
目次
はじめに
序章 クラウド基盤と仮想ネットワーク
- 用語と定義
第1章 仮想ネットワークとは
- 1-1 仮想ネットワークの起源と変遷
- 1-2 仮想ネットワークの標準化動向
- 1-3 ネットワークの仮想化モデル
- 1-4 OpenFlowの仮想化モデル
第2章 前クラウド時代の仮想ネットワーク
- 2-1 VPN(Virtual Private Network)
- 2-2 NATとNAPT
- 2-3 IEEE802.1Q VLAN(Virtual Local Area Network)
- 2-4 広域イーサネット
- 2-5 GRE(General Routing Encapsulation)
- 2-6 MPLS(Multi Protocol Label Switching)
第3章 クラウド時代の仮想ネットワーク
- 3-1 クラウドネットワーク基盤の問題点と課題
- 3-2 仮想ネットワークによる問題解決へのアプローチ
第4章 エンドポイントモデル
- 4-1 VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network)
- 4-2 NVGRE(Network Virtualization using Generic Routing Encapsulation)
- 4-3 STT(Stateless Transport Tunneling)
- 4-4 まとめ
第5章 ファブリックモデル
- 5-1 MC-LAG(Multi-Chassis Link Aggregation Group)
- 5-2 TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)
- 5-3 SPB(Shortest Path Bridging)
- 5-4 まとめ
第6章 SDNへの展望と課題
- 6-1 従来のネットワーク構築と運用
- 6-2 SDNの背景と経緯
- 6-3 クラウド基盤におけるSDN
- 6-4 SDNへの課題
- 6-5 仮想ネットワーク、SDN、そしてフェデレーションへ