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内容紹介
財政・金融政策の因果関係と波及効果の検証に焦点を当てた経済シミュレーション分析を解説!
本書は、伝統的な連立方程式回帰モデル(マクロ経済分野では、マクロ計量経済モデルなどと呼ばれる)の理論と構築のノウハウを解説しています。
前記モデルは、原因の変化に対する結果の応答を調べるシミュレーション分析が主になっており、そのような因果関係的シミュレーション分析(言い換えると、効果検証的なシミュレーション分析)に焦点を置き、回帰モデルの初心者にとっても、ベテランにとっても、役立つ解説となっています。
また、経済シミュレーション分析に焦点を置いていますが、その前提となるモデル構造が適切に特定化・推定できるよう、推定、仮説検定に大きなスペースを割いて解説しています。
本書で解説した理論の実践にあたり、優れたRパッケージでありながらあまり日本では広まっていない「bimets」を用いた分析方法を、初めてでもすぐに使えるよう解説しています。
書誌情報
- 著者: 村尾 博
- 発行日: 2025-09-22 (紙書籍版発行日: 2025-09-25)
- 最終更新日: 2025-09-22
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 372ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: オーム社
対象読者
ツールを用いてシミュレーションを行っている一般の実証研究者/院生の計量経済学の教科書/卒業論文を書く段階の学部生/経済学部のゼミで使う参考図書
著者について
村尾 博

1984年 カンサス大学卒業(経済学)
1987年 修士号(カンサス大学 経済学)
1993年~ 2015年 青森公立大学において統計学などを担当
2007年 Ph.D.(カンサス大学 経済学)
2015年 青森公立大学教授 定年退職
専攻 計量経済学