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内容紹介
プロトタイプ作成を習慣づける。
ソフトウェア開発における「プロトタイプ」とは、シミュレーションを目的とした試作品のことをいいます。本書で解説するプロトタイピングは、主に紙などを使った「低精度プロトタイピング」を中心とした手法です。リスク回避や初期段階における可能性の模索をメインに検討します。
設計フェーズの早期段階からプロトタイプを作成し、検証と改善を繰り返すことで、機能要件やUI設計、デザインを効率良く具現化していくことができます。
書誌情報
- 著者: 深津 貴之, 荻野 博章
- 発行日: 2014-08-08 (紙書籍版発行日: 2014-07-11)
- 最終更新日: 2014-08-08
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 240ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: インプレス
対象読者
スマートフォンアプリ開発関係者、デザイナー、エンジニア、ディレクター・中級レベル。基本的なスマートフォンUIの知識があり、既に何本かアプリを開発している・制作現場に近い人間、テクニカルサイド
著者について
深津 貴之
UIデザイナー。株式会社thaを経てFlashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art& Mobile、クリエイティブユニットTHE GUILDを設立する。App Storeのトップランキングに入るアプリケーションを多数作成する傍ら、執筆や講演などでも勢力的に活動中。現職・Art&Mobile CEO兼THE GUILD代表。
荻野 博章
UIデザイナー。カナダ・オンタリオ州立カレッジ卒業後、トロント市内の出版社でフリーペーパーのDTP兼Webデザイナーを務める。2009年よりフェンリル株式会社のスマートフォンUI デザイナーとして、iPhone、Android、Windowsストアアプリなど、200以上のアプリの企画提案やデザインを手掛ける。現職・フェンリル株式会社共同開発部デザインチームマネージャー兼チーフデザイナー。著書『iOS7 デザインスタンダード』(インプレスジャパン刊)。
目次
はじめに
目次
Chapter 01 プロトタイピングの概要
- 1-1 目的とメリット
- 1-2 プロトタイピングの内容
- 1-3 コンペのためのプロトタイピング
Chapter 02 プロトタイピングのプロセス
- 2-1 デザインプロセス
- 2-2 分析・仮説
- 2-3 プロトタイピング
- 2-4 検証
Chapter 03 ペーパープロトタイピング
- 3-1 ペーパープロトタイピングの道具
- 3-2 ペーパープロトタイピングのプロセス
- 3-3 fladdict式メソッド&ツール
Chapter 04 ツールプロトタイピング
- 4-1 POPを使ったプロトタイピングのプロセス
- 4-2 Briefsを使ったプロトタイピングのプロセス
- 4-3 プロトタイピングツール紹介
Chapter 05 プロトタイピングの実践
- 5-1 TiltShiftGen2
- 5-2 カーシェアリングアプリ
- 5-3 家具カタログアプリ
- 5-4 連絡帳アプリ
- 5-5 会議管理アプリ