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アプリ翻訳実践入門

グローバリゼーションデザイン研究所

2,000円+税

スマホゲームなどのアプリは、翻訳することで世界中のユーザーに使ってもらえる。しかしアプリを翻訳するには、独特の専門知識も求められる。本書では、英日・日英の翻訳テクニックに加え、必要な専門知識を解説している。

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内容紹介

生活のあらゆる場面で「アプリ」を目にします。スマホのゲーム・アプリ、デスクトップPCの表計算アプリ、ウェブの電子メール・アプリなどです。

こういったアプリは、UI(ユーザー・インターフェイス)のテキストを翻訳することで、別の言葉を話すユーザーにも使ってもらえます。現在ではインターネットの普及やスマホ・アプリ・マーケットの登場により、かつて考えられなかったほどのユーザーを世界中で獲得できます。

テキストを翻訳するだけなら簡単そうに思えます。しかし実際に翻訳しようとすると、ファイルのどこを翻訳したらよいのか、どういった言葉づかいで翻訳すればよいのか、どのようなツールを使ったらよいのかなど、悩む点がいくつも出てくるはずです。アプリの翻訳には専門的なスキルや知識が必要なのです。

本書では、まずアプリの翻訳テクニックを学べます。言語としては、英語から日本語(英日)を主としていますが、日本語から英語(日英)についても解説しています。また、実際に使われているアプリをサンプルにして実践形式でアプリ翻訳を学べます。

本書ではこういったアプリの翻訳テクニックに加えて、翻訳をするのに必要な関連スキルや知識も説明しています。具体的には翻訳の「プロセス」や「テクノロジー」に関する知識、翻訳者に必要な「調査」のスキルです。

著者は大学卒業後、2002年にIT分野を専門とするフリーランスの英語翻訳者になりました。それ以来、執筆時点で15年以上も翻訳業に従事しています。

さらに本書のテーマに関連した書籍も数冊執筆しています。本書には、そのような経験と知見をできるだけ整理して盛り込んでいます。読者の皆さまにアプリ翻訳の初歩を習得していただけたら幸いです。

書誌情報

  • 著者: 西野 竜太郎
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2018-10-05)
  • 最終更新日: 2018-11-09
  • バージョン: 2.0.0
  • ページ数: 208ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: グローバリゼーションデザイン研究所

対象読者

アプリ翻訳に興味があるエンジニア、翻訳学習者、翻訳者。その他、アプリ翻訳に挑戦してみたい人。 ある程度の英語の読み書きができる(目安は英検2級またはTOEIC 600点以上)ことが望ましい。

著者について

西野 竜太郎

IT分野の英語翻訳者、語学書著者。米国留学を経て国内の大学を卒業後、フリーランスの翻訳者とソフトウェア開発者に。2017年から日本翻訳連盟(JTF)の理事を務める。産業技術大学院大学修了、東京工業大学博士課程単位取得退学。
著書に『アプリケーションをつくる英語』(達人出版会/インプレス)、『ITエンジニアのための英語リーディング』(翔泳社)、『ソフトウェア・グローバリゼーション入門』(達人出版会/インプレス)などがある。『アプリケーションをつくる英語』で第4回ブクログ大賞(電子書籍部門)を受賞。

目次

<第1部 アプリ翻訳の基礎>

第1章:アプリ翻訳とは

  • 1-1. グローバリゼーションにおける翻訳
  • 1-2. ローカリゼーションとは
  • 1-3. インターナショナリゼーションとは
  • 1-4. ローカリゼーションとインターナショナリゼーションの関係
  • 1-5. 翻訳者に必要な知識とスキル

第2章:プロセスに関する知識

  • 2-1. ローカリゼーションの3 ステップ
  • 2-2. 翻訳ステップの流れ
  • 2-3. 代表的なビジネス・モデル
  • 2-4. フリーランス翻訳者が仕事を探すには
  • 2-5. 料金計算方法
  • 2-6. 翻訳の品質評価

第3章:調査に関するスキル

  • 3-1. 辞書
  • 3-2. コーパス
  • 3-3. 参考資料
  • 3-4. 検索エンジンの使い方
  • 3-5. 正規表現の使い方

第4章:テクノロジーに関する知識

  • 4-1. 翻訳支援ツールの知識
  • 4-2. QA ツール/校正ツール
  • 4-3. TMS
  • 4-4. ファイル形式の知識
  • 4-5. 文字コードの知識
  • 4-6. その他の知識

第5章:翻訳の基本テクニック

  • 5-1. 対応関係調整
  • 5-2. 訳し下げ
  • 5-3. 品詞転換
  • 5-4. 無生物主語

第6章:アプリ翻訳のポイント

  • 6-1. アプリ翻訳のドキュメント・タイプ
  • 6-2. アプリ翻訳の難しさの原因
  • 6-3. 特殊なテキスト
  • 6-4. アプリ独特の言語表現
  • 6-5. 用語の統一
  • 6-6. スタイルの統一

<第2部 アプリ翻訳の実践>

第7章:英日翻訳の実践

  • 7-1. UI(ラベルとメッセージ)
  • 7-2. ヘルプ/マニュアル
  • 7-3. その他

第8章:日英翻訳の実践

  • 8-1. UI(ラベルとメッセージ)
  • 8-2. ヘルプ/マニュアル

第9章:ローカリゼーション訓練アプリによる翻訳実習

  • 9-1. 訓練アプリの入手
  • 9-2. 訓練アプリの動作確認
  • 9-3. 英日/日英翻訳の実習

付録

ライセンス情報

参考文献

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