関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
仮想システムの登場によりOSやサーバー機器がソフトウェアとして管理できるようになりましたが、「OpenFlow」は新たに“ネットワークの仮想化”を提供するものです。もともと仮想ネットワーク自体はシステムにはありましたが、これらはそれぞれの機器を設定しなければいけないという点で、実際の機器を操作しているのと変わりません。OpenFlowプロトコルが新しいのはこのような機器の設定変更をサーバーからリモートで実現するため、システム全体のネットワークを一元的に管理することができる点です。
本書はOpenFlowの実装である、クライアントOpen vSwitchとサーバーFloodlightを使ってソフトウェア的にネットワークを扱う本格的な手法を紹介します。本書を通じて、SDN(Software-Defined Networking)を実現するための指針を得ることができます。
書誌情報
- 著者: 馬場 達也, 大上 貴充, 関山 宜孝, 髙畑 知也
- 発行日: 2014-12-22 (紙書籍版発行日: 2013-09-12)
- 最終更新日: 2015-01-20
- バージョン: 1.0.1
- ページ数: 491ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: 翔泳社
対象読者
著者について
馬場 達也
1995年NTTデータ通信株式会社(現 株式会社NTTデータ)入社。同社技術開発本部にてネットワークセキュリティに関する研究開発に従事。2007年より、同社ビジネスソリューション事業本部にて、IPv6、OpenFlowなどの技術を活用したネットワークサービスの開発に従事。第1章、第2章、第3章、第11章を担当。
Twitter: @tatsuyababa
大上 貴充
2000年株式会社NTTデータ入社。画像・映像処理、コンテンツ管理に関する研究開発に携わる。その後、2004年より、オープンソースの統合運用管理ソフトウェアHinemosの開発に従事。OpenFlowなどの新規技術のシステム導入とその後の運用を実現するプロダクト、ソリューションの提供に取り組んでいる。第4章、第5章を担当。
関山 宜孝
2010年株式会社NTTデータ入社。同社基盤システム事業本部にてオープンソースの統合運用管理ソフトウェアHinemosの開発・保守サポートに従事。HAクラスタやクラウド、OpenFlowなどに関連する機能開発を担当。プライベートでもiOSアプリやWebアプリなどの開発に取り組む。第6章、第7章、第8章、付録A、付録Bを担当。
Twitter: @moomindani
髙畑 知也
2006年株式会社NTTデータ入社。同社基盤システム事業本部にてオープンソースを軸としたデータベースおよび運用管理のソリューション開発、商用システムへの導入支援に従事。2010年よりOpenFlowを活用した仮想ネットワークの運用管理ソリューションの開発に従事。第9章、第10章を担当。