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内容紹介
公共性のあるデータを開放し、誰でも自由に加工、再利用できるようにするオープンデータ。市民と行政が一緒に社会的課題を解決したり、新サービスを開発したりするオープンガバメントのムーブメントとも重なりつつ、注目が高まってきています。本書はオープンデータの中でも特に政府や自治体などが保有する公共データのオープンデータ化を中心に、日本・海外の取り組みを解説。オープンデータとは何だろうと思い始めた初心者におすすめの一冊です。
書誌情報
- 著者: 林 雅之
- 発行日: 2014-02-28 (紙書籍版発行日: 2014-02-28)
- 最終更新日: 2014-02-28
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 122ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
著者について
林 雅之
国際大学GLOCOM客員研究員(NTTコミュニケーションズ勤務)
1995年NTT(日本電信電話株式会社)入社。地方で中小企業の営業を担当後、マレーシアにて営業および国際イベントの企画・運営に従事。NTT再編後のNTTコミュニケーションズでは、事業計画や外資系企業の営業、市場開発などを担当。政府のクラウドおよび情報通信政策案件などの担当を経て、2011年6月からクラウドサービスのマーケティングを担当。一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA) 総合アドバイザー。著書『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』
ITmedia オルタナティブ・ブログ 『ビジネス2.0』の視点 http://blogs.itmedia.co.jp/business20/
目次
はじめに
目次
第1章 オープンデータの役割
- 1.1 オープンデータとは何か
- 1.2 オープンデータからサービスを生み出す市民活動
- 1.3 世界各国で進むオープンデータプロジェクト
第2章 オープンデータ先進国・米国の取り組み
- 2.1 オバマ政権が目指すデータの民主化
- 2.2 オープンデータ推進のための「Data.gov」
- 2.3 政府のデータを可視化したサービス
- 2.4 オープンガバメント推進のための政策
- 2.5 米国の特定産業におけるオープンデータ推進
- 2.6 米国都市におけるオープンデータ推進
第3章 欧州・アジア・アフリカ各国の取り組み
- 3.1 世界のオープンデータの状況「Open Data Census」
- 3.2 欧米諸国のオープンデータ戦略
- 3.3 イギリスの取り組み
- 3.4 その他のEUにおける政府の取り組み
- 3.5 アジア・アフリカ諸国の政府におけるオープンデータの取り組み
第4章 自治体や地域、政府におけるオープンデータの取り組み
- 4.1 福井県鯖江市の取り組み
- 4.2 神奈川県横浜市の取り組み
- 4.3 福島県会津若松市の取り組み
- 4.4 オープンデータ活用のための自治体連携の動き
- 4.5 千葉県千葉市の取り組み
- 4.6 千葉県流山市の取り組み
- 4.7 岐阜県の取り組み
- 4.8 静岡県の取り組み
- 4.9 自治体のオープンデータへのニーズと今後の課題
- 4.10 日本政府のオープンデータに関する取り組み
第5章 オープンデータを活用したビジネスへの展開
- 5.1 オープンデータというビジネスチャンス
- 5.2 データドリブンのエコシステムの形成
- 5.3 オープンデータを活用したビジネスの課題