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内容紹介
iOSアプリを作るためのプログラミング言語Objective-Cを覚えるには、先にC言語を習得するのが慣例となっています。
しかし、それでは時間がかかって、初心者はいつまでたってもiPhoneのプログラムを作れるようになれません。
そこで本書では、初心者がしっかりした知識を学びつつ、できるだけ短時間でiPhoneのプログラムが作れるように、C言語とObjective-Cの差を明確に分けず、シームレスに解説しています。
その結果、プログラミング自体が初めての方にも読みやすく、Objective-Cによるプログラミングがしっかりと身に付く1冊になりました。
プログラミング初心者は、iPhoneアプリ制作のとっかかりとして、まず本書を読むことをおすすめします。
書誌情報
- 著者: 大川内隆朗
- 発行日: 2014-02-22 (紙書籍版発行日: 2014-01-25)
- 最終更新日: 2014-01-22
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 568ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: ラトルズ
対象読者
プログラム初心者、Objective-C初心者
著者について
大川内隆朗
1982 年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程卒業(国際情報通信学博士)。早稲田大学大学院教員を経て、現在、立教大学社会情報教育研究センターのプログラム・コーディネータとして、e-learning システムを中心とした学習環境の構築や研究開発を行っている。
目次
本書の構成
第1章 Objective-Cをはじめる
- 1-1 プログラミング言語とObjective-C
- 1-2 Objective-Cで開発をする準備
- 1-3 はじめてのプログラム
第2章 Objective-Cの基本的なルール
- 2-1 プログラム・コードの読み方
- 2-2 プログラムを自分で作る
- 2-3 読みやすいコードを書く
第3章 変数
- 3-1 変数とは
- 3-2 変数名
- 3-3 変数の型
- 3-4 変数に値を格納する
第4章 演算
- 4-1 演算子と被演算子
- 4-2 基本的な計算
- 4-3 様々な演算子
- 4-4 インクリメント/デクリメント演算子
- 4-5 優先順位と結合規則
- 4-6 演算と型
第5章 条件分岐
- 5-1 条件分岐とは
- 5-2 論理式
- 5-3 if文
- 5-4 else文とelse if文
- 5-5 switch文
第6章 繰り返し処理
- 6-1 繰り返し処理を用いたプログラミング
- 6-2 for文
- 6-3 while文
- 6-4 do-while文
- 6-5 break文とcontinue文
- 6-6 無限ループ
第7章 関数
- 7-1 関数とは
- 7-2 関数を作る
- 7-3 引数と戻り値
- 7-4 変数のスコープ
- 7-5 ライブラリ
第8章 型を作る
- 8-1 構造体
- 8-2 列挙体
第9章 クラス
- 9-1 クラスを作る
- 9-2 メソッド
- 9-3 カプセル化
第10章 クラスの応用
- 10-1 クラスの継承
- 10-2 オーバーライド
- 10-3 イニシャライザ
- 10-4 クラスを別ファイルに保存する
- 10-5 Foundationフレームワーク
第11章 配列
- 11-1 配列とは
- 11-2 配列を扱うクラス
第12章 メモリ管理
- 12-1 メモリとインスタンス
- 12-2 自動解放プール
- 12-3 ARCとガベージ・コレクション
第13章 例外処理
- 13-1 例外とは
- 13-2 例外処理
- 13-3 例外を投げる
第14章 ファイル操作
- 14-1 出力の書式
- 14-2 フォルダの指定
- 14-3 ファイルの保存
- 14-4 ファイルの読み込み
- 14-5 iPhoneアプリでファイルを扱う
第15章 iPhoneアプリを作る
- 15-1 iPhoneアプリ用のプロジェクト
- 15-2 サンプル・アプリケーションの開発
- 15-3 オブジェクトの生成
- 15-4 アプリの実装
- 15-5 絵合わせパズルゲーム
付録
- 付録A デバッガ
- 付録B リファレンスの読み方
- 付録C iOS Developer Programへの参加方法
- 付録D 実機でのテスト
- 付録E iPhoneアプリの公開