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内容紹介
外国製の安価な小型工作機械が市場に出回るようになって以来、個人でもフライス盤などを購入できるようになり、個人のもの作りの幅もずいぶん広がっています。しかも、購入した工作機器を、コンピュータ制御(CNC、Computer Numerical Control)へと改造する人も出てきています。しかし、CNC化への期待は大きいものの、それは決して手軽な工作とはいえません。本書は、筆者自身のミニフライス盤の改造の体験をもとに、CNCフライス盤の基礎的な知識、改造の実例、ソフトの紹介などをまとめたものです。これから工作機械のCNC化の取り組みする方にとって、参考になる内容です。
書誌情報
- 著者: 榊 正憲
- 発行日: 2016-02-19 (紙書籍版発行日: 2016-02-19)
- 最終更新日: 2016-02-19
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 212ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
趣味のもの作り層
著者について
榊 正憲
電気通信大学卒業。プログラミング、システム管理などの仕事のあと、フリーランスで翻訳、原稿執筆などを行う。現在は、有限会社榊製作所代表取締役。著書に『復活! TK-80』『コンピュータの仕組み ハードウェア編(上・下)』、翻訳書に『Inside Visual C++ Version 5』(いずれも旧アスキー発行)、『完全マスターしたい人のためのイーサネット& TCP/IP 入門』(インプレス)『1 日で読めてわかるTCP/IP のエッセンス』(インプレスR&D)などがある。
目次
はじめに
目次
第1章 ミニフライス盤の基礎知識
- 1-1 フライス盤の構造
- 1-2 主軸と主軸ヘッド
- 1-3 テーブル
- 1-4 フライス盤で使用するツール
- 1-5 付加的な機能
- 1-6 フライス盤の自動化
第2章 テーブルの駆動
- 2-1 テーブルと主軸の移動
- 2-2 モーターの取り付け
- 2-3 ケーブルの取り回し
第3章 モーターの制御
- 3-1 サーボモーターとステッピングモーター
- 3-2 スイッチやセンサー、その他の機器
- 3-3 作例の紹介
第4章 制御ソフトのセットアップ-Machの準備
- 4-1 Machの機能と構成
- 4-2 PCと工作機械の接続
- 4-3 Machのセットアップ
- 4-4 Mach 3のセットアップ
- 4-5 Mach 4のセットアップ
- 4-6 モーター以外の要素
第5章 制御ソフトの使い方-Machの操作
- 5-1 G-codeプログラムによる加工
- 5-2 Mach 3の使い方
- 5-3 Mach 4の操作
第6章 G-code
- 6-1 G-codeとは
- 6-2 座標系
- 6-3 行の形式
- 6-4 G-codeの機能
第7章 CADソフトとCAMソフト
- 7-1 CAD
- 7-2 CAMソフト
- 7-3 4軸以上の加工
- 7-4 2D CAMソフトの例--Cut2D Desktop