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簡単!多言語対応アプリをつくろう─はじめてのQt
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Qtの強みであるさまざまな言語を使用できるunicodeのサポートや、ユーザーインターフェース画面の翻訳が簡単にできるTool群、コード内の文字列を多言語化できる簡単な仕組み、C++でもPythonでも共通で使用できるユーザーライクな翻訳対応ソフトなどを中心に解説しています。
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内容紹介
本書はクロスプラットフォームのC++開発フレームワーク「Qt」を使用して多言語アプリを作るためのガイドブックです。Qtの強みであるさまざまな言語を使用できるunicodeのサポートや、ユーザーインターフェース画面の翻訳が簡単にできるTool群、コード内の文字列を多言語化できる簡単な仕組み、C++でもPythonでも共通で使用できるユーザーライクな翻訳対応ソフトなどを中心に解説しています。
書誌情報
- 著者: 浅野 一雄
- 発行日: 2019-12-20 (紙書籍版発行日: 2019-12-20)
- 最終更新日: 2019-12-20
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 88ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
マルチプラットフォーム,C++,多言語,アプリ開発に興味がある人
著者について
浅野 一雄
普段は、組み込み機器の開発をしながら組み込まれまくってる名古屋近辺で働くサラリーマンエンジニア。Qt Champions 2018の一人。個人的な活動の中で日本Qtユーザー会名古屋勉強会の主催をしており、月一ペースでもくもく会を企画している。著書に、「PythonでGUIをつくろう─はじめてのQt for Python」(インプレスR&D刊)がある。
目次
第1章 Qtとは
- 1.1 Qtについて
- 1.2 Qtで作成できる GUI フレームワークについて
第2章 Qtでの多言語化の概要
- 2.1 多言語化の仕組みについて
- 2.2 lupdateの使い方
- 2.3 lreleaseの使い方
- 2.4 lconvertの使い方
- 2.5 翻訳ツールQt Linguistの使い方
第3章 翻訳ファイルのプロジェクトファイルへの追加と使用方法
- 3.1 Qtプロジェクトファイルへ出力する翻訳ファイルの指定を追加
- 3.2 Qt Creatorからの翻訳ファイル(拡張子.ts)の作成・更新
- 3.3 Qt翻訳バイナリファイル(.qm)をリソースファイルへ追加
- 3.4 起動時に各環境に応じた多言語化を行う。
第4章 Qt Linguistの使い方
- 4.1 翻訳ファイルの読み込み
- 4.2 Qt Linguistでの翻訳状況の表示
- 4.3 フレーズブックについて
- 4.4 文字の翻訳
- 4.5 翻訳時の画面と該当箇所のコード表示
- 4.6 翻訳の検証
- 4.7 翻訳ファイルの保存
第5章 コード内の文字列の多言語化
- 5.1 C++ Code内の文字列を多言語化
- 5.2 QML Code内の文字列を多言語化
- 5.3 Python Code内の文字列を多言語化
第6章 動的な言語表示の切り替え
- 6.1 Qt Widgetsでの動的な言語表示切り替え
- 6.2 Qt Quickでの動的な言語表示切り替え
第7章 翻訳ファイルの自動生成と翻訳対象文字列リテラルの自動補完機能
- 7.1 lrelease自動実行
- 7.2 lupdateの自動実行
- 7.3 Qt翻訳対象文字列の修飾