【改訂版】熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか?
495円 (450円+税)
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内容紹介
本書は2016年11月に発行した『熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか? 』にその後の復興状況を追加した改訂版です。
2016年4月14日に発生した熊本地震。震源地の益城町に実家のある著者は地震の報を受け急遽熊本へ。そこで遭遇した深度7の本震。著者自身も被災者となり避難所生活が始まりました。本書は熊本地震を身を持って体験した著者が、自らの体験をありのままに綴った震度7の大地震のレポートです。地震の現場で何を見て、どういう気持ちに襲われたか、そこで何を考え、どうしたか。避難所で、被災地で、復旧の現場で、著者が自身の目で見て感じたことをありのままに報告します。
地震と火山の国日本では、いつでもどこでも、そしてだれにでも起こりうる災害です。著者の体験は決して人ごとではありません。全ての人に本書をぜひ役立ててほしいと思います。
書誌情報
- 著者: 井芹 昌信
- 発行日: 2021-04-14 (紙書籍版発行日: 2021-04-14)
- 最終更新日: 2021-04-14
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 146ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
本震,余震,前震,避難所,救援物資,り災証明,ボランティア,コミュニティ,テント,赤十字,二次災難,震災,仮設住宅,災害,益城町,耐震,自衛隊,全壊判定,復興,トイレに興味がある人
著者について
井芹 昌信
1958年、熊本県上益城郡益城町生まれ。益城中央小学校、木山中学校を経て、県立第二高校卒。東海大学光工学科卒業後、1981年に株式会社アスキー出版(現、株式会社KADOKAWA)に入社。書籍編集部編集長、出版技術部部長、電子編集推進室室長を務める。1992年、株式会社インプレスの設立に取締役として参画。現在、株式会社インプレスR&D代表取締役社長、株式会社インプレスホールディングス主幹。編集長として手がけた主な製品・事業として、パソコン解説書「できるシリーズ」、インターネットマガジン、インターネット白書、INTERNET WatchなどのImpress Watchシリーズ、OnDeckなどがある。現在は、新時代の出版モデル「NextPublishing」を推進している。
目次
地震発生(前震)
- 故郷で大地震発生
- 熊本空港到着
- 両親の無事を確認
- 実家の状況を確認
- 就寝
本震発生
- 「本震」に遭遇!
- 外は真っ赤
- 翌朝の惨状
- もし前震がなく、いきなり本震だったら
避難所生活
- 避難所
- 避難所で足りなかったもの
- 水
- 食事
- トイレ
- 電気・ケータイ充電
- 救援物資
- 職員の方々
- 自衛隊
- 赤十字
- コミュニティができてきた
- メディアの使われ方
- マスメディアの取材状況
- 私のIT利用
- 余震
周辺の状況
- 電気、ガス、水道
- 道路、交通
- お店
- 車中泊の方々
- 悲しかったこと
避難所からの救出
- 避難所から出なければ
- 貴重品の取り出し
- 本当に大事なものは
- ブルーシート
- 励ましの言葉
- 空港再開、東京へ
GWに再び熊本へ
- 家の片づけ
- ボランティアが来てくれた
- 水が大事
- 片付けはサバイバル
- 家の構造と耐震
- ボランティアの力について
- り災証明の申請
被災手続きと公的支援
- 公的支援
- 益城町のホームページ
- り災証明書の発行待ち
- 仮設住宅の受付始まる
住み慣れた故郷からの移転
- 避難所からの移転
- 仮設住宅当選
全壊判定、父との別れ、帰郷
- 実家のその後
- 父死去、そして帰郷
- 仮設住宅での生活
- 母の転院
復興に向けて
- 益城町のその後
- 仮設生活の充実
- さあ復興だ
- 復興同窓会(2017年8月)
- 実家の再建開始
- 所感
教訓・提案
- 私が確信した教訓
- こうなっていればいいのに、と思ったこと