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内容紹介
本書は、Visual Basicによるプログラミングを学ぼうとするすべての人のために書かれたものです。Visual Studio 2022のインストールと基本操作からはじめて、その開発環境でさまざまなデスクトップアプリケーションを作成していきます。少しずつステップアップしていくことで、プログラミングがはじめての人にもムリなく理解でき、しっかりとした実力が付くように構成されています。Visual Basicの文法や処理のパターンにまで踏み込んで、そのしくみを詳しく解説しました。「入門」だけで終わるのではなく、その先に進むための「基礎」を身に付けることができます。また、最後の2つの章では、おみくじアプリやデータ分析アプリを作成しており、より実践的な例を確認することができます。
書誌情報
- 著者: ⽻⼭ 博
- 発行日: 2022-06-21 (紙書籍版発行日: 2022-06-21)
- 最終更新日: 2022-06-21
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 424ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
Visual Basicというプログラミング言語を使ってプログラミングを学ぼうとしている方
著者について
⽻⼭ 博
1961年大阪生まれ。京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、日本電気株式会社でコンピューターのユーザー教育や社内要員教育を担当。1991年にライターとして独立し、ソフトウェアの基本からプログラミング、統計学、認知科学まで幅広く執筆。Visual Basic とのつきあいは『ビギナーズ Visual Basic』『アドバンスド Visual Basic』(いずれも1994年、インプレス)の執筆から。当時のバージョンはまだ2.0であった。2006年には東京大学大学院学際情報学府博士課程を単位取得後退学。現在、有限会社ローグ・インターナショナル代表取締役、東京大学、一橋大学、日本大学講師。最近の趣味は献血と書道。独学で始めたピアノは一向に上達せず。リターンライダーを目指し、大型二輪免許を取得するも、資金難でペーパーライダー街道まっしぐら。熱烈なトレッキー(スタートレックのファン)でもある。
著書には『できる大事典 Windows 10 Home/Pro/Enterprise 対応』『やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書(できるビジネス)』、『できるポケット 時短の王道 Excel 関数全事典 改訂版 Office 365 & Excel 2019/2016/2013/2010 対応』(以上インプレス)、『WSH クイックリファレンス』(オライリー / オーム社)、『プログラミングの基礎』(マイナビ出版)などがある。
目次
はじめに
本書の読み方
目次
PART1 はじめてのVisual Basicプログラミング
CHAPTER1 Visual Basicプログラミングの準備
- 1.01 Visual Basicでできること
- 簡単! 楽しい! Visual Basicプログラミング
- Visual StudioとVisual Basic
- Visual Basicで作成できるプログラム
- 1.02 Visual Studio Community 2022のインストール
- 練習問題
CHAPTER2 はじめてのプログラミング
- 2.01 Visual Basicでのプログラミング
- Visual Basicのプログラムとは
- プロジェクトとは
- 2.02 プログラムを作成してみよう
- ここで作成するプログラム
- Visual Studioを起動する
- プロジェクトを新規作成する
- フォームをデザインする~コントロールの配置
- プロパティを設定する
- コードを書く~イベントハンドラーの作成
- コードを簡単に入力する
- メソッドを利用する
- プログラムを実行する
- プログラムのエラーに対処する
- 実行用プログラムのある場所
- 2.03 よく使うコントロール
- よく使うコントロールの一覧
- 練習問題
- PART2 Visual Basicの基礎を身に付ける
CHAPTER3 数値や文字列を取り扱う
- 3.01 コードの書き方
- キーワード
- 演算子
- リテラル
- コメント
- ステートメントを複数行に書く
- 確認問題
- 3.02 変数と定数
- 変数を利用する
- 何を変数として宣言するのか
- 変数のデータ型
- 変数を初期化する
- 値型の変数と参照型の変数
- 変数のスコープ
- 変数のアクセスレベル
- 定数を利用する
- 確認問題
- 3.03 代入と演算
- 代入とは
- 変数のデータ型と代入の注意点
- さまざまな演算
- 演算子の優先順位
- 演算の精度
- 確認問題
- 3.04 プログラミングにチャレンジ
- 時間を変換するプログラム
- フォームのデザイン
- タブオーダーの設定
- イベントハンドラーの記述
- プログラムを実行する
- 練習問題
CHAPTER4 条件によって処理を変える
- 4.01 条件分岐の考え方
- 確認問題
- 4.02 Ifステートメントを利用する
- 条件が満たされたときに処理を実行するIf ... Then ... ステートメント
- 条件が満たされないときの処理も書くIf ... Then ... Elseステートメント
- より複雑な条件分岐にも対応するIf ... Then ... Else ... End Ifステートメント
- 複数の条件を組み合わせる
- Or演算子
- AndAlso演算子とOrElse演算子
- 確認問題
- 4.03 Ifステートメントによる多分岐
- Ifステートメントを入れ子にする
- ElseIfを利用した多分岐
- 確認問題
- 4.04 Select Caseステートメントによる多分岐
- 多分岐を簡潔に書く
- 確認問題
- 4.05 プログラミングにチャレンジ
- 割引価格を計算するプログラム
- フォームのデザイン
- RadioButtonコントロールとコンテナー
- イベントハンドラーの記述
- プログラムを実行する
- 練習問題
CHAPTER5 処理を繰り返す
- 5.01 繰り返し処理の考え方
- 後判断型の繰り返し処理
- 前判断型の繰り返し処理
- Until型の繰り返し処理とWhile型の繰り返し処理
- 5.02 Do...Loopステートメントを利用した繰り返し処理
- 条件が満たされるまで処理を繰り返す(後判断-Until型)
- 条件が満たされている間処理を繰り返す(後判断-While型)
- 条件が満たされるまで処理を繰り返す(前判断-Until型)
- 条件が満たされている間処理を繰り返す(前判断-While型)
- 前判断型の繰り返し処理がよく使われる例
- 確認問題
- 5.03 For...Nextステートメントを利用した繰り返し処理
- 初期値、終了値、増分値を指定して処理を繰り返す
- 確認問題
- 5.04 For Each...Nextステートメントを利用した繰り返し処理
- コレクションの要素を繰り返し処理する
- 確認問題
- 5.05 繰り返し処理を途中で抜ける
- Do ... Loopステートメントを途中で抜ける~Exit Doステートメント
- For...Next
- For Each...Nextステートメントを途中で抜ける~Exit Forステートメント
- 確認問題
- 5.06 プログラミングにチャレンジ
- 最高点を求めるプログラム
- フォームのデザイン
- イベントハンドラーの記述
- フォームのLoadイベントハンドラー
- プログラムを実行する
- 練習問題
CHAPTER6 配列を利用する
- 6.01 配列の考え方
- 確認問題
- 6.02 配列の宣言と利用
- 配列を宣言する
- 配列を利用する
- 配列を初期化する
- 多次元配列を利用する
- 多次元配列を初期化する
- 配列のサイズを変更する
- 確認問題
- 6.03 配列と繰り返し処理
- 配列の要素をすべて処理する
- 多次元配列の要素をすべて処理する
- 確認問題
- 6.04 プログラミングにチャレンジ
- 売上を集計するプログラム
- フォームのデザイン
- イベントハンドラーの記述
- プログラムを実行する
- 練習問題
CHAPTER7 プロシージャを使ってコードをまとめる
- 7.01 SubプロシージャとFunctionプロシージャ
- Subプロシージャの利用例と特徴
- Functionプロシージャの利用例と特徴
- プロシージャを作成するにあたって決めておくこと
- 確認問題
- 7.02 Subプロシージャの作成と利用
- Subプロシージャを作成する
- Subプロシージャを利用する
- Subプロシージャを途中で抜ける
- 確認問題
- 7.03 Functionプロシージャの作成と利用
- Functionプロシージャを作成する
- Functionプロシージャを利用する
- 確認問題
- 7.04 引数や戻り値の定義と渡し方
- 値渡しと参照渡し
- さまざまな方法で引数や戻り値を定義する
- 確認問題
- 7.05 プログラミングにチャレンジ
- 色見本を表示するプログラム
- フォームのデザイン
- Subプロシージャを作成する
- イベントハンドラーの記述
- プログラムを実行する
- プログラムの設定値を保存する
- 練習問題
CHAPTER8 クラスを利用する
- 8.01 クラスとオブジェクト
- クラスとは
- オブジェクトとは
- 確認問題
- 8.02 クラスの利用
- クラスからオブジェクトを作成する
- プロパティやメソッドを利用する
- 共有メンバーを利用する
- 確認問題
- 8.03 クラスの作成
- クラスを定義する
- プロパティを定義する
- メソッドを定義する
- 定義したクラスを利用する
- 共有メンバーを定義する
- 確認問題
- 8.04 クラスの継承
- クラスを継承して派生クラスを定義する
- インターフェイスを利用する
- 確認問題
- 8.05 プログラミングにチャレンジ
- フェイスチャートを表示するプログラム
- フォームのデザイン
- クラスを定義する
- プロパティを定義する
- メソッドを定義する
- イベントハンドラーの記述
- プログラムを実行する
- 練習問題
PART3 本格的なプログラミングにチャレンジする
CHAPTER9 ファイルを取り扱う~ Fortune プログラム
- 9.01 ここで作成するプログラム
- おみくじを表示するプログラム
- 9.02 Fortuneプログラムを作成する
- フォームをデザインする
- メニューをデザインする
- ステータスバーをデザインする
- おみくじをファイルから読み出して表示する
- 構造化例外処理を書く
- 新しいおみくじをファイルに書き込む
- おみくじをクリップボードにコピーする
- プログラムを終了させる
- プログラムを実行する
- 練習問題
CHAPTER10 Excelのファイルを取り扱う〜データ分析プログラム
- 10.01 Excelのファイルからデータを読み込む
- フォームをデザインする
- Excelのファイルを読み込むためのパッケージをインストールする
- Excelのファイルから読み込んだデータを表示する
- ExcelのファイルからDataTableにデータを読み込む
- ファイルを選択するためのダイアログボックスを表示する
- ドラッグアンドドロップでファイルを選択できるようにする
- プログラムを実行する
- 10.02 相関係数を求め、散布図を描く
- 相関係数を求める
- 散布図を表示する
- 散布図のフォームを閉じる
- プログラムを実行する
- 練習問題