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内容紹介
本書は、AWS(Amazon Web Services)、Azure、Google Cloudという、現在よく使われているクラウドサービスについて、横断的に学習できる書籍です。
「クラウドサービスの全体像を理解したい」
「3つの違いをしっかり把握してから、どれを使うか選びたい」
「Amazon Web Servicesのこのサービスについては知っているけれど、他のサービスではどうなっているのかな?」
そんな風に思っている方に、ぴったりの1冊です。
AWS(Amazon Web Services)、Azure、Google Cloudという3つのクラウドサービスは、その手軽さや利便性、汎用性から、今や非常に有名です。エンジニアであれば名前はもちろん知っているでしょうし、エンジニアでなくても仕事上システムに関係する立場の方であれば、何かしら関わりがある方も多いでしょう。
しかし、この3つのクラウドサービスは、それぞれがたくさんのサービスを提供しており、ほぼ同じようなサービスもあれば、異なるサービスもあり、全部を把握するのは大変です。
そこで本書では、この3つのクラウドサービスについて、分かりやすく体系立ててサービスを解説した上で、それがどのようなサービスであるのかという概要や特徴も細かく説明しています。そして、3つのクラウドサービスでは何という名前で提供されているのか、どのような違いがあるかについてもまとめています。
クラウドを学ぶ際につまづきやすいのが概念や用語ですが、初めて学ぶ方でも理解しやすいように、平易な言葉を使い、豊富な図解を用意しました。
今後は、用途に応じて複数のクラウドサービスを組み合わせて使うことや、途中で乗り換えることも増えていくでしょう。
そのようなマルチクラウド時代に備えるために、ぜひ本書をお役立てください。
書誌情報
- 著者: 高橋 秀一郎, 大澤 文孝
- 発行日: 2022-01-26 (紙書籍版発行日: 2022-01-26)
- 最終更新日: 2022-01-26
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 208ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
高橋 秀一郎
1981年長崎生まれ、神奈川育ち。大学卒業後SIerに所属、約16年間IT 系の業務に従事する。メガバンクのシステム更改やDWH更改に携わり、現在は地域自治体の課題の発見・ITを活用した課題解決を行う。エッヂデバイスからクラウドを使用したサービスまで、一通りの実装が可能な技術をもとに、現実世界の情報を電子データ化する技術を磨く。Google Cloud Platform 認定 Professional Cloud Architect。
大澤 文孝
技術ライター。プログラマー。情報処理技術者(「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」)。
雑誌や書籍などで開発者向けの記事を中心に執筆。主にサーバやネットワーク、Webプログラミング、セキュリティの記事を担当する。近年は、Webシステムの設計・開発に従事。
主な著書に、『ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん』(マイナビ出版)、『いちばんやさしい Python入門教室』(ソーテック社)、『AWS Lambda実践ガイド』(インプレス)、『さわって学ぶクラウドインフラ docker 基礎からのコンテナ構築』(日経BP)、『ゼロからわかる Amazon Web Services超入門 はじめてのクラウド』(技術評論社)、『UIまで手の回らないプログラマのためのBootstrap 3実用ガイド』(翔泳社)、『Jupyter NoteBookレシピ』(工学社)などがある。
目次
Chapter 1 AWS・Azure・Google Cloudの概要と特徴
- Section 1 3 大クラウド AWS・Azure・Google Cloud
- Section 2 古き時代のインフラ
- Section 3 クラウドを使ったインフラの運用
- Section 4 3 大クラウドサービスの特徴
- Section 5 クラウドサービスの学び方
Chapter 2 クラウドの仕組みと使い方
- Section 1 アカウントの取得
- Section 2 管理コンソールをはじめとしたクラウドの操作
- Section 3 リージョン
- Section 4 ゾーン
- Section 5 リソースとインスタンス、アイコン
- Section 6 アンマネージドサービスとマネージドサービス
- Section 7 クラウドサービスの料金
- Section 8 リソースのグループ化と複数アカウントでの運用
- Section 9 クラウドサービスを活かす考え方
- Section 10 クラウドサービスの利用ケース
Chapter 3 インフラを構成する基本サービス
- Section 1 ネットワーク
- Section 2 サーバーとディスク
- Section 3 負荷分散
- Section 4 他のネットワークとの接続
- Section 5 ドメイン名とDNS
Chapter 4 クラウドのデータにかかわるサービス
- Section 1 ストレージ
- Section 2 コンテンツデリバリーネットワーク
- Section 3 リレーショナルデータベース
- Section 4 NoSQL
- Section 5 データ分析
Chapter 5 コンテナとサーバーレスなサービス
- Section 1 コンテナ
- Section 2 サーバーレスアプリケーションサービス
- Section 3 サービス間の連携
- Section 4 機械学習・深層学習を活用した便利なサービス
Chapter 6 チームでの開発と運用を助けるサービス
- Section 1 開発の支援サービス
- Section 2 ユーザーとグループ、権限
- Section 3 運用と監視