一生使える見やすい資料のデザイン入門
1,760円 (1,600円+税)
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内容紹介
WEBで大人気の資料デザイン入門がついに書籍化!
仕事で即役立つデザインのコツ満載!
◎見やすい資料はこんな資料
■1スライド=1メッセージ
■視覚情報を活用している
■箇条書きに頼りすぎない
■無駄な要素がない
■情報が凝縮されている
人にわかりやすく伝えるには、「見やすさ」が重要です。文字、図、表などの使い方にほんの少し気を配り、見やすさを意識するだけで、資料の仕上がりはぐっと見違えてきます。
本書では、Webのスライド共有サービス「SlideShare」での累計閲覧数220万超えの人気スライド「見やすいプレゼン資料の作り方」をベースに、「これさえ覚えておけばOK!」という実務で役立つ最低限のデザインのポイントを厳選。ビフォー→アフターの大きな作例と共に簡潔に解説。作例はビジネスでの使用頻度が高い、パワーポイントのスライド資料を使用。直感的にポイントを理解できる構成なので、デザインを学んだことのない人、センスに自信のない人でも、すぐに習得することができる作りです。
ごく当たり前だけどわかりやすさを左右する「書体」「行間」「色」などの基本から、「図形」や「グラフ」などのちょっとした見せ方のコツまで、「これをやれば、人に伝わりやすくなる!」というポイントをまとめています。
巻末には印象のよいタイトルデザインやA4一枚の資料、ポスター、POPなど、さまざまな資料のよくあるシーン別資料集も掲載。
今まで誰も教えてくれなかった、見やすい資料作りの「ちょっとしたコツ」が満載です。
書誌情報
- 著者: 森重湧太
- 発行日: 2016-01-22 (紙書籍版発行日: 2016-01-22)
- 最終更新日: 2016-01-22
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 176ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
著者について
森重湧太
東京農工大学大学院情報工学専攻在学中に「研究発表プレゼンがわかりにくい」と感じたことから、教育工学で学んだ知識と独学の資料作成ノウハウをまとめ、勉強会を発足。それをまとめたものをWebのスライド共有サービス「SlideShare」に掲載したところ、1 ヶ月で累計閲覧数30万回を突破。その後も閲覧数が増え続け、累計220万回を超える人気コンテンツに(2015年12月現在)。高校の授業から大企業の研修まで幅広く利用されている。在学中からスマートキャンプ株式会社の運営する法人向け資料作成代行サービス「SKET」に携わっており、大学院修了後、同社に入社。事業責任者兼ディレクターとして100社以上の資料作成を監修している。
目次
はじめに
目次
LESSON 1 伝わる資料とはどういうものか
- 001 伝わる資料は文字を「読ませない」
- 002 「文字数」「図」「写真」がキーポイント
- 003 やってはいけない! 確実にダメ出しされるNG資料
- 004 情報が「短時間」で「取り出せる」=わかりやすい
- 005 1 スライド= 1 メッセージ
- 006 情報は凝縮する
- 007 「体言止め」でとにかく短く、強く
- 008 「それ、本当に必要? 」 無駄な要素を極力省く
- 009 STOP ! 箇条書き。箇条書き頼りは卒業しよう
- コラム 資料作成の正しいフロー
LESSON 2 資料が見やすくなるデザインの基本
- 010 伝わる資料の文字は「シンプル」が基本原則
- 011 スライドのフォントは視認性が高いメイリオが最適
- 012 欧文フォントを使うだけで美しく見える
- 013 和文はメイリオ、欧文はSegoe UIを使うと覚えよう
- 014 フォントを使い分けて効果的な資料を作ろう①
- 015 フォントを使い分けて効果的な資料を作ろう②
- 016 紙資料など読ませる資料は「明朝体」を使おう
- コラム ゴシックは「見る文字」 明朝は「読む文字」と覚えよう
- コラム 文字に関する素朴な疑問Q&A
- 017 行間は適度に広げてゆとりをもたせる
- 018 改行は「言葉のかたまり」と「長さ」がポイント
- 019 文字間は狭すぎても広すぎてもダメ!
- 020 情報は「探しやすく」「導く」ように配置する
- 021 「これ、意図通り?」 誤解を招く置き方に注意!
- 022 配置を決める4つの基本事項をマスターしよう
- 023 見えない線を意識してとにかく揃えよう
- コラム グリッド線と垂直・水平コピーのやり方
- コラム さらに見栄えを良くする整列のやり方
- 024 情報は同じグループごとにまとめよう
- 025 余白を作って「すっきりスライド」を目指そう
- 026 「縦配置」と「横配置」を使い分ける
- 027 色をきれいにまとめる3 原則
- 028 ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの3つを決める
- コラム よく使う色の設定は登録しておこう
- 029 大切なのは配色だけじゃない! 色の割合のルールで印象アップ
- 030 文字が見やすい色の組み合わせを覚えよう
- 031 スライド資料ではほんの少しくすませる
- 032 色のイメージを使えば資料を効果的に演出できる
- 033 スライドごとにキーワードを見つけて強調しよう
- 034 基本は「太字」 長文のみ「下線」で強調
- 035 数字は大きく! 単位は小さく!
- 036 箇条書きは記号を使わずスマートに表現する
- 037 小見出しはできるだけ増やさない
- 038 オブジェクトの枠線は太くしない
- コラム 意味のない文字の変形や文字間変更は避けよう
LESSON3 スライド全体のデザインを決めよう
- 039 ベースデザインを作ればラクラク
- 040 スライドサイズは「4:3」を選ぶ
- 041 全体のデザイン作りには「スライドマスター」を使う
- 042 配色とフォントは事前に設定しておこう
- 043 シンプルな帯付きの見出しデザインを作る
- 044 インデントを調整して見出しにゆとりを作ろう
- 045 スライド番号は見やすい位置に
- 046 箇条書きスペースを広げて見やすくする
- 047 シンプルなタイトルスライドを作ろう
- コラム PowerPointに元々あるテンプレートは使えるの?
LESSON4 資料の見栄えが良くなる!表現のテクニック
- 048 「おいおい大丈夫か?」というくらい極端に大きくする
- 049 まずは作図の基本パターンを知る
- 050 「四角形」に文字を入れて認識させる
- 051 囲みは写真や図の「ピンポイント説明」で使う
- 052 箇条書きの番号は「円」を自作する
- 053 矢印は複数使わず1 つで見せる
- 054 注釈には「正方形/長方形」の吹き出しを使う
- 055 「ユーザーの声」は「角丸四角形」の吹き出しで演出す
- 056 フローチャートで流れをビジュアル化する
- 057 写真は余白を作らずとにかく大きく!
- コラム スライドいっぱいに拡大して文字を載せるとスタイリッシュ!
- コラム トリミングの方法
- コラム 角丸四角形の丸みをコントロールしよう
- 058 アクセントカラーで一部分に焦点を当てる
- 059 「目次スライド」で現在位置を視覚的に示す
- 060 グラフは自分の意図を「見える化」する
- 061 円グラフは「カラフル」にしてはいけない
- 062 棒グラフの縦軸は不要! データラベルですっきり見せる
- 063 折れ線グラフは「ピンポイント吹き出し」を活用する
- 064 「色」と「余白」の使い方で表をすっきり見せる!
- コラム 円グラフはいったん全部同じ色にしてから色分けする
LESSON5 さまざまな資料に応用しよう シーン別実例集
- 065 プロジェクト提案のためのプレゼン用表紙スライド
- 066 提案するサービスの特長紹介
- 067 見やすくわかりやすい料金プラン表
- 068 自社の商品概要
- 069 売上推移グラフ
- 070 工期・スケジュール表
- 071 サービスやシステムの概念図
- 072 定型フォーマットのA4一枚文書
- 073 フリーフォーマットのA4一枚文書
- 074 イベント・セミナーの告知ポスター
- 075 ひと目でわかるPOP