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内容紹介
iPhoneアプリ開発のやさしい入門書、Swift4&Xcode 9&iOS 11対応版です。
簡単なアプリから人工知能アプリまで、作って試してみることで、アプリ作りの基本がわかる構成になっています。プログラミングが初めての人、苦手意識がある人でも楽しく学んでいけるよう、簡単な、すぐに作れるサンプルをいろいろと用意しました。「iPhoneアプリを作る流れを理解する」「Xcodeを使えるようになる」「プログラミング言語(Swift)を使えるようになる」、この3つが本書の目標です。なるべくやさしく、わかりやすく、楽しみながらゴールまでたどり着けるよう、イラストや図をたくさん使って丁寧に解説しています。
最後の章で、iOS 11の新機能[Core ML]を使って、簡単な人工知能アプリを作ります。「写真を選ぶと、それが何かを当てる人工知能アプリ」です。話題になっている人工知能を、ぜひプログラミングで体験してみてください。新しいアプリの可能性が見えてくるかもしれません。
書籍内で作成するサンプルファイルは、サポートサイトからダウンロードできます。本書から、プログラミングをはじめましょう!
※本書はXcode 9、Swift 4、iOS 11の環境で解説しています。iOS、Xcode、Swiftのバージョンの変更で、操作や機能が変更になることがあります。
書誌情報
- 著者: 森 巧尚, まつむら まきお(イラスト)
- 発行日: 2017-12-24 (紙書籍版発行日: 2017-12-24)
- 最終更新日: 2017-12-24
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 320ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
森 巧尚
Webゲームクリエイター。FlashやiPhoneアプリなどのオリジナルゲームのコンテンツ制作、執筆活動、関西学院大学非常勤講師など。
著書:『やさしくはじめるiPhoneアプリ作りの教科書 【Swift 3&Xcode 8.2対応】』(マイナビ出版)、『楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑』(マイナビ出版)、『Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』(翔泳社)、『なるほど! プログラミング 動かしながら学ぶ、コンピュータの仕組みとプログラミングの基本』(SBクリエイティブ)、『小学生でもわかる iPhoneアプリのつくり方 Xcode8/Swift3対応』(秀和システム)、『SwiftではじめるiPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】』(マイナビ出版)、『現場で通用する力を身につける iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 7&Xcode 5対応】』(マイナビ出版)、『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 6 & Xcode4.6対応版]』(マイナビ出版)、『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 5 & Xcode4.2対応版]』(マイナビ出版)、『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[Xcode4対応版]』(マイナビ出版)、『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』(マイナビ出版)、『やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校 【iOS 7.1対応版】』(マイナビ出版)、『やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校』(マイナビ出版)、『基本からしっかりわかる ActionScript 3.0』(マイナビ出版)、『おしえて!! FLASH 8 ActionScript』(マイナビ出版)、『これからはじめる Apple Watchアプリ開発入門』(電子書籍、マイナビ出版)、『iOSアプリ開発 AutoLayout徹底攻略』(電子書籍、マイナビ出版)、『Flash プロフェッショナル・スタイル[CS3対応]』(共著、マイナビ出版)、『ActionScript + CGIプログラミング』(SBクリエイティブ)、『プロとして恥ずかしくないFlashの大原則』(共著、エムディエヌコーポレーション)など
まつむら まきお
まんが家、イラストレーター。1984年からイラストレーター・まんが家として様々な媒体で活動をはじめる。95年、Flashの前身「スマートスケッチ」と出会い、制作はもちろん、Flashの布教活動にも力を入れることに。Flash2~8まで改訂を重ねた「おしえて!!Flash」(たなかまり氏と共著)は入門書として長年支持され、数多くの「おしえてチルドレン」を輩出した。成安造形大学准教授。
目次
Chapter1 アプリ作りに必要なもの:インストール
- Chapter 1-1 開発に必要なものはなに?
- Macがあれば作れる!
- Chapter 1-2 Xcodeをインストール
- インストールは[入手]ボタンを押すだけ
- Chapter 1-3 アプリ開発の基本的な流れは?
- アプリは5つの手順で作る
- Chapter 1-4 Xcodeの試運転をしよう
- 簡単アプリを作って試運転
- Helloアプリを作ってみよう
Chapter2 はじめてのアプリ作り:Xcodeの使い方
- Chapter 2-1 アプリを作りながらXcodeを理解しよう
- AppleのWebページを表示するアプリを作る
- Chapter 2-2 プロジェクトを作ろう:New Project
- プロジェクトを作る
- テンプレートを選ぶ
- プロジェクトの基本情報を入力する
- Xcodeの画面について
- Chapter 2-3 画面を作ろう:Interface Builder
- インターフェイスビルダーで画面をデザインする
- AutoLayoutの設定
- Chapter 2-4 部品とプログラムをつなごう:Assistant Editor
- 並べた部品とプログラムを線でつなぐ
- Chapter 2-5 プログラムを書こう:Source Editor
- Swiftプログラムを書く
- プログラム入力時は、アシスト機能が働く
- Chapter 2-6 テストしよう:Simulator
- Simulatorでテスト
- iPhoneの種類を切り換えて実行する方法
- Simulatorの基本操作
Chapter3 アプリの画面を作る:Storyboard、AutoLayout
- Chapter 3-1 画面の作り方
- 画面作りは、部品を並べて、整えて、AutoLayout
- Chapter 3-2 AutoLayoutってなに?
- 変えたくないところはどこか?
- AutoLayoutを試してみよう
- Chapter 3-3 AutoLayout:Add New Constraintsで固定
- AutoLayoutボタン
- 固定したいときは、[Add New Constraints]
- コツは「4ヶ所を固定すること」
- いろいろな問題の対処は、Resolve Auto Layout Issues
- 部品を右下に固定してみる
- 部品を画面いっぱいに固定してみる
- Chapter 3-4 AutoLayout:Alignで揃える
- 揃えたいときは、[Align]
- 画面中央に揃えて表示したいとき
- 部品を画面中央に揃える
- Chapter 3-5 AutoLayout:Stack Viewで並べる
- 部品を並べたいときは、Stack View
- ボタンを3つ、画面の下に等幅で並べる
Chapter4 Swiftを体験する:Playground
- Chapter 4-1 Swiftってなに?
- 安全なアプリを作れるプログラミング言語
- Playgroundは、Swift練習帳
- Chapter 4-2 データを扱う:変数、定数、データ型
- 算術演算子 : +、-、*、/、%
- 変数:「 データを入れる箱」に名前をつけたもの
- 定数 :「値」に名前をつけたもの
- データ型 : 何のデータかハッキリさせる
- データ型の種類
- 型変換
- Chapter 4-3 プログラムの構造について
- ブロックは、仕事のまとまり
- プログラムの3つの基本構造
- 順次構造 : 上から順番に、実行する
- 選択構造(条件分岐): もしも~なら、実行する
- 反復構造(ループ):くり返し、実行する
- コメント文
- Chapter 4-4 たくさんのデータを扱う
- 複数データを扱う
- 配列(Array): 並んだたくさんのデータをまとめて扱う
- 配列(Array)を作る
- 配列(Array)を調べる
- 配列(Array)を操作する
- 辞書データ(Dictionary):たくさんのデータを名前で管理する
- 辞書データ(Dictionary)を作る
- 辞書データ(Dictionary)を調べる
- 辞書データ(Dictionary)を操作する
- タプル(Tuple)
- タプル(Tuple)の使い方
- Chapter 4-5 仕事をまとめる:関数(メソッド)
- 関数とは?
- 関数の作り方と呼び出し方
- Chapter 4-6 安全機能:オプショナル型
- 変数にnilが入ると危険! : Xcodeのチェック機能
- Chapter 4-7 オブジェクト指向で動かす:クラス
- オブジェクト指向は、アプリを作る考え方
- オブジェクトは、クラスという設計図で作る
- クラスの作り方
- オブジェクトの作り方
- クラスの[継承]と[オーバーライド]
- すべてのオブジェクトは「何かのきっかけ」で動く :イベントメソッド
Chapter5 アプリを作ってみよう:UIKit
- Chapter 5-1 UIKitってなに?
- UIKitは、画面に並べる部品
- Chapter 5-2 UIKit アプリを作ろう【画面デザイン編】
- UIKitでアプリを作ろう!
- アプリの画面を作る
- Chapter 5-3 UIKit でアプリを作ろう【プログラム編】
- 画面とプログラムを接続する
- プログラムを作る
- Chapter 5-4 UILabel
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- Chapter 5-5 UIButton
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- イベントメソッド
- Chapter 5-6 UISwitch
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- イベントメソッド
- Chapter 5-7 UISlider
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- イベントメソッド
- Chapter 5-8 UITextField
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- イベントメソッド
- Chapter 5-9 UITextView
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
- イベントメソッド
- Chapter 5-10 UIImageView
- アトリビュート・インスペクタで設定
- プロパティで設定
Chapter6 複数画面のアプリ:ViewController
- Chapter 6-1 アラート、アクションシートってなに?
- 一時的に重ねるダイアログ
- Chapter 6-2 アラートでアプリを作ろう【画面デザイン編】
- アラートでアプリを作ろう!
- アプリの画面を作る
- Chapter 6-3 アラートでアプリを作ろう【プログラム編】
- 画面とプログラムを接続する
- プログラムを作る
- Chapter 6-4 複数画面アプリのしくみって?:ViewController
- 複数画面のアプリ
- 画面それぞれにViewControllerを作る
- 画面の切り替え方を考える
- 画面から画面へデータを受け渡す
- Chapter 6-5 複数画面のアプリを作ろう【画面デザイン編】
- 新しい画面を追加する方法
- 複数画面のアプリを作ろう!
- プロジェクトを作る
- 1つ目の画面を作る
- 2つ目の画面を作る
- 2つの画面をつなぐ
- Chapter 6-6 複数画面のアプリを作ろう【プログラム編】
- 部品をつないで、プログラムを作る
- 1つ目の画面を表示したとき、RGBの数値を表示する
- 2つ目の画面を表示したとき、背景色を塗る
- 1つ目の画面から切り替わるとき、RGBの値を受け渡す
Chapter7 一覧表示するアプリ:Table
- Chapter 7-1 リスト表示させたいときは?:TableView
- テーブルビュー:たくさんのデータを表示する
- テーブルビューの構造
- テーブルビューの設定方法
- テーブルビューにデータを表示する方法
- Chapter 7-2 セルの表示を変更したいときは?
- UITableViewCell:セルの表示を変更する
- セルの種類を選択して変更する方法
- Chapter 7-3 テーブルビューでアプリを作ろう!
- テーブルビューでアプリを作ろう
- アプリの画面を作る
- プロトコルを設定する
- 部品をつないで、プログラムを作る
- Chapter 7-4 セルを自由にレイアウトしたいときは?
- UITableViewCell:セルを自由にレイアウトして作る方法
- 部品にタグをつけて、タグでアクセスする方法
- セルのカスタムクラスを作って、アクセスする方法
- Chapter 7-5 Master-Detail でアプリを作ろう【画面デザイン編】
- Master-Detail Appは、階層的に切り替わるアプリ
- 写真一覧アプリを作ろう!
- アプリの画面を作る
- リストの編集機能を削除
- テストデータを表示させる
- Chapter 7-6 Master-Detail でアプリを作ろう【プログラム編】
- 写真一覧アプリを修正する
- プロジェクトに画像を追加して、配列をファイル名に修正する
- ディテール画面のラベルを削除して、イメージビューを追加する
- 画像を表示する
Chapter8 アプリを仕上げる:アイコン、テスト
- Chapter 8-1 アイコン
- アイコンとは
- アイコンを設定する方法
- Chapter 8-2 起動画面
- 起動画面とは
- [ LaunchScreen.storyboard]ファイルで作る
- Chapter 8-3 外国語対応(ローカライズ)
- 外国語に対応
- 何語に対応するかを決める
- アプリ名をローカライズする方法
- インターフェイスビルダーで設定する文字列をローカライズする方法
- プログラム内で使う文字列をローカライズする方法
- Chapter 8-4 実機でテスト
- 実機でテストする方法
Chapter9 人工知能アプリに挑戦!:Core ML
- Chapter 9-1 機械学習を利用したいときは?:Core ML
- ARKitとCore ML
- 機械学習とは?
- Core MLとは?
- Chapter 9-2 人工知能アプリを作ろう[写真を表示するアプリ]
- 写真を表示するアプリを作ろう!
- アプリの画面を作る
- Chapter 9-3 人工知能アプリを作ろう[人工知能を追加する]
- Core MLで使える「学習モデル」を入手する
- 画像予測処理を、バックグラウンドで処理させる