図解と実践で現場で使えるGrafana
2,750円 (2,500円+税)
関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
運用保守業務はいわゆる「コストセンター」と呼ばれ、サービスやシステムの信頼性を高める活動や付加価値を創造する活動にもあまりコストを掛けられません。本書は日夜、自動化・効率化に取り組む際、共通のオープンソースアプリケーションGrafana(グラファナ)を使用して行なった時系列データの分析、インタラクティブな可視化および監視の実現など、課題解決の事例をまとめたものです。
書誌情報
- 著者: 干場 雄介, 北崎 恵凡, 青木 敬樹, 高橋 哲平, 八神 祥司, 鶴岡 浩平, 瀧川 大樹
- 発行日: 2022-12-02 (紙書籍版発行日: 2022-12-02)
- 最終更新日: 2022-12-23
- バージョン: 1.1.0
- ページ数: 202ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
運用,保守,自動化,効率化,可視化,Grafana,同人誌,技術同人誌,技術書典に興味がある人
著者について
干場 雄介
中堅システム会社でPCやサーバのキッティング、客先の少数情シスへの常駐などを経て、2013年から通信会社に勤務。携帯事業に附随したサービスのサーバ運用に従事し、2018年頃から、GrafanaとZabbixによるサービスリクエストの可視化で運用改善を推進。継続的な普及活動に成功し、運用部門全体で活用される。OSSを組み合わせて、システム運用業務を楽にできないかと常に思案中。
北崎 恵凡
20年にわたってISPと携帯事業にてメッセージングサービス、システムの設計・開発・運用・保守に携わる。社外では迷惑メール対策委員会、迷惑メール対策推進協議会、インターネット協会 客員研究員、JPAAWGメンバーなど、安心・安全なコミュニケーションが提供されるために精力的に活動。趣味でモノづくり、コミュニティ活動や技術書の執筆や月刊誌への寄稿を行う。
青木 敬樹
学生時代は機械工学を専攻、三次元画像の特徴量抽出に関して研究。2021年に通信会社に入社。入社後はサーバ・インフラの保守運用業務を担当。社内の「プロアクティブな運用」の推進チームの一員として活動し、運用可能な自動化を実現するために日々勉強中。
高橋 哲平
学生時代は電気/情報分野を専攻。大学院では画像圧縮分野の研究を新規で立ち上げ、可逆圧縮アルゴリズムの最適化を追求。2015年より通信会社にてサーバ/アプリケーション保守運用業務を担当。通信設備の安定稼働維持に注力する傍ら、GASを始めとした自動化/RPA推進や、Django/Nuxt.jsを用いた業務改善Webアプリケーション開発等にも従事。
八神 祥司
学生時代は画像処理分野を専攻し、C言語やPythonを用いてDepth画像から人の3次元体系推定を行う技術を開発。2015年より通信会社にてサーバ/アプリケーション保守運用業務に従事。保守運用業務に注力する傍ら、IoT関連のシステム開発や社内資産運用のマーケットアナリスト業務など様々な業務を経験。
鶴岡 浩平
学生時代は電気工学を専攻。情報系ではなかったため殆ど経験ゼロの状態で2014年に通信会社に入社。入社後はサーバ及びアプリケーション保守運用業務を担当し、お客様のサービス継続性を維持するために日々保守運用業務に注力している。プログラミングについても学生時代には経験がなかったため、業務を通して現在も鋭意勉強中。
瀧川 大樹
学生時代は社会情報学を専攻、推薦アルゴリズムについて研究。強調フィルタリングとコンテンツベースフィルタリングを組み合わせた独自のアルゴリズムを考案、LAMPで実装。研究の傍ら、データセンターのアルバイトでサーバの保守運用業務を経験。2014年より通信会社にてサーバ/アプリケーション保守運用業務に従事。情報処理安全確保支援士の資格を取得し、システムのセキュリティ管理業務にも従事。